- 出演者
- 水原恵理 加藤浩次
オープニング映像。
今回のラインナップを紹介した。
虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーを訪れた。地下1階にある「Btaps」。Best Beer Japanじゃ2018年設立のスタートアップで日本のクラフトビール業界のDX化を行っている。KURONEKO Innovation Fundは物流・サプライチェーンで変革を起こす技術をもつスタートアップへの投資を行っている。クラフトビールとは独立した醸造所で小規模に生産しているビール。日本のクラフトビール史上はまだまま小さい。Best Beer Japanは醸造所を管理するアプリやBtoB販売プラットフォーム、ヤマトとともにクラフトビール専用物流で醸造所の支援を行い、クラフトビールの価格低下につなげる。多くの醸造所では従業員10人以下で作り手がすべての業務を行っているので事務作業を管理するアプリで受注業務と酒税深刻の効率化でバックオフィス業務時間を9割削減できる。 店舗向けBtoB販売プラットフォームでは各醸造所のECサイトをデータ連携し1つに統合することで検索・発注。取引の利便性がアップ。加藤は「DX化されることによって量が作れるようになるのか」質問した。DX化して物流面も良くしてクラフトビールの総量を多くしていくという。そこで店舗の仕入額2割を占める運送費はKURONEKO Innovation Fundで運送費削減のための共創するサービスがある。それがビア樽レンタル。小さい醸造所でも500樽が必要。それをレンタルにすることで設備投資を削減。現状、樽の輸送に宅配業者を使用しており往復送料がかかってしまう。樽をシェアリングすることで配送距離を短縮し運送費を半分に削減した。KURONEKO Innovation Fundは小売の物流化に共に取り組めるスタートアップに投資したのだ。加藤は「クラフトビールの価格にどれくらい反映できる?」と質問。物流面の業務の効率化+2026年に酒税が緩和されるので2~3割くらい安くなると期待している。
続いて2025年新春特別対談「異彩を放つアートで新たな文化の創造を目指す注目のスタートアップを直撃!」後半。ヘラルボニーは2018年創業、主に知的障害がある作家たちのアートを世の中に届けることで新しい文化をつくり出そうとしている。岩手県を拠点とするスタートアップで243名のアーティストが描いた2000点以上のアートデータを保有している。企業自治体とのコラボのほかライフスタイル商品の販売もしている。2024年、LVMHが開催した「LVMHイノベーションアワード2024」でカテゴリ賞を受賞した。これをきっかけに世界最大級のスタートアップ施設Station F内のLVMHの区画を借りる形で海外拠点を構えている。2024年9月、パリで海外発の作品展示会を開催、障害のある作家を対象とした国際アートアワードを主催し国内外から新たな才能を発掘している。もう1つこだわっている部分が地元・岩手への想い。2025年春、盛岡市のカワトク百貨店に大型店舗をオープン予定。
次回の「ニッポン!こんな未来があるなんて」の番組宣伝。