- 出演者
- 加藤浩次 工藤里紗
日本のイノベーション現場を直撃。今回はアメリカ・シリコンバレーを調査。
- キーワード
- シリコンバレー(アメリカ)
「ついに日本上陸!?最先端の完全自動う運転タクシー Waymoのリアルを現地で先取り体感!」、「スタンフォード大学で日本教授を直撃!ニッポンの飛躍に不可欠な『失敗の哲学』とは?」など、今日のラインナップを伝えた。
「Waymo」はGoogleの自動運転車プロジェクトからスタートしたテック企業で、完全自動運転タクシーをアメリカ・カリフォルニア州などで展開している。走行して得られるデータをAIが分析・学習しているため、自動運転の効率と安全性は向上しているという。AIを使った自動運転は、事故の防止のほか、渋滞リスクの回避にもつながり、移動に困難を抱える人への助けになるという。Waymoは、専用アプリでアカウントとクレジットカード情報を登録することで乗車が可能になる。加藤浩次さん・工藤里紗さんが、実際にWaymoの自動運転タクシーに乗車した。人が運転するよりもストレスがなく安定して運転ができるという。Waymoは、エリア拡大のために法整備や各地の運転環境などの課題がある他、車内環境の向上なども目指したいとしている。
スタンフォード大学を直撃。6月15日に卒業式が行われ、過去最多となる5805人が卒業した。スタンフォード大学のビジネススクールには、世界各国から社会人経験のある人材が、スタンフォード式の起業家マインドを学びに来るという。スタンフォード大学ビジネススクールの菅谷拓生教授は、東京大学で経済学の博士号を取得し、東海岸の名門校で経済を研究し、スタンフォード大学に着任した。菅谷教授の専門は「ゲーム理論」で、他人の行動を予測し、自分の目的を達成するためにどうすればいいのかを考える学問だという。ビジネススクールの卒業生の進路は起業を選ぶ人が多いが、数年後大企業に入るパターンもよく見られるという。菅谷教授の教え子・卒業生の石川峻平さんは、スタンフォード大学大学など中高生や大学の留学を支援するスタートアップ企業「D-COMPASS」を立ち上げた。石川さんは、日本の減点方式的な教育などに課題を感じており、学生がチャレンジできる環境を作りたいと感じているという。
次回の「ニッポン!こんな未来があるなんて」の番組宣伝。「KURONEKO Innovation Fund」がアメリカ・シリコンバレーで挑む課題とは。