- 出演者
- 忽滑谷こころ
オープニング。
4日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は前日の終値から2231ドル7セント値を下げ、3万8314ドル86セントで取引を終えた。終値の下げ幅が2200ドルを超えるのはコロナ禍の2020年3月以来約5年ぶり。トランプ政権が2日に相互関税を発表したことを受け、ダウ平均株価はわずか2日で3900ドル以上値を下げた。一方、アメリカ労働省が4日に発表した3月の雇用統計で、景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数は前月から22万8000人増え、市場予想を大きく上回った。アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は先月の会合で政策金利を据え置いていて、今後は関税の影響を見極めて利下げの時期を慎重に判断するとみられる。
経済同友会は生成AIの登場で世界が劇的に変わりつつある中、日本は出遅れていると指摘し、日本の強みを生かして生成AIに取り組んでいくべきと提案した。特に「おもてなし」や「和み」の精神、「職人気質」など、今インバウンドを魅了している日本人ならではの強みを生成AIのアプリケーションに組み込んで活用すべきなどとしている。また日本は深刻な「人手不足」に直面しているため、他の国よりも生成AIを「労働のパートナー」として活用することに反発が少ないとの見方も提示した。日本人ならではの生成AIとの向き合い方を創り出し、海外との差別化や世界で独自のポジションを築いていくべきとしている。
東京大学は創立150周年を迎える2027年9月に、薬学部が作られて以来約70年ぶりとなる「UTokyo College of Design」を新設する。この新課程は学士課程4年と修士課程2年を5年間で学ぶ文理融合型の新たな教育課程で、授業は全て英語で実施される予定。昨日の会見では、学部長に東大大学院のマイルス・ペニントン教授が就任予定であることが発表された。東大で外国人が学部長を務めるのは創立以来初めてという。また会見では異文化を理解することなどを理由に、1年次は留学生を含めて全寮制になることや、1年次に学んだ様々な分野の知識をもとに自分で研究テーマを立てて学んでいくといった特徴などが発表された。
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