- 出演者
- 今井翔馬
オープニング映像。
アメリカのトランプ大統領は4日、イスラエルのネタニヤフ首相との共同記者会見で「アメリカはガザ地区を引き継ぎわれわれが仕事をする。ガザ地区を所有し、責任を持ってそこにある危険な不発弾や兵器を取り除く」と述べた。そのうえで「長期的に所有することを見込んでいる。それが中東の一部、そして中東全体の安定にもつながると見ている。私が話した誰もが、アメリカが土地を所有し何千もの仕事を作り出すというアイデアを気に入っている」と説明した。
WHOを巡っては、最大の資金拠出国であるアメリカのトランプ大統領が脱退すると表明し大統領令に署名した。こうした中、WHOは予算案などを協議する執行理事会を3日からスイスジュネーブで開いていて、WHOが公開した資料では来年から2年間の基本的な活動に関わる予算案について、当初案よりもおよそ4億ドル、日本円でおよそ620億円削減し49億ドルとする方針を示している。これについてWHOは“最大の資金拠出国が脱退することにより従来どおりの予算はありえない”と説明していて、今月11日までの執行理事会で加盟国と協議する見通し。WHOのテドロス事務局長は執行理事会でアメリカに対し脱退を再検討するよう訴えたが、アメリカが脱退した場合、途上国の感染症対策など広範囲に影響が及ぶことが懸念されている。
ウクライナのゼレンスキー大統領は4日に公開されたイギリスのジャーナリストのインタビューに対して“NATO(北大西洋条約機構)の加盟まで時間がかかる”として“何が私たちをこの悪から守ってくれるのか”と述べ、“加盟が認められるまでの間、ロシアの脅威から安全を確保するための手段が必要だ”と訴えた。そのうえで旧ソビエト時代に核兵器がウクライナに配備されていたことを念頭に“核兵器を返してほしい”と述べたほか、“ミサイルシステムを提供してほしい。100万人の軍隊のための資金援助をしてほしい”などと呼びかけた。ゼレンスキー大統領としては、核兵器の保有にも言及することでこれまで求めてきたNATOに加盟する必要性を強く訴えるねらいがあると見られる。アメリカのトランプ大統領が戦争の終結に意欲を示し停戦をにらんだ動きが今後、活発になると見られる中、ウクライナはNATO加盟をはじめ“ロシアが再び侵攻する事態が起きないような安全保障体制が重要だ”と訴えている。
気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶。