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医療的なケアが必要な子どもや家族のことを知ってもらい、支援団体などとのつながりを強めてもらおうというイベントが東京・世田谷区で開かれた。この催しは区の医療的ケア相談支援センターが去年に続き開いた。人工呼吸器の使用やたんの吸引など、医療的なケアが必要な子どもの一時預かりを行う施設や訪問看護を行う団体など18のブースが設けられた。会場には遊ぶことができるコーナーが設けられ、子どもたちがおもちゃを楽しんだり、保護者が支援団体のスタッフに話を聞いたりしていた。世田谷区によると医療的ケア児は2019年度で全国に約2万人と10年間で倍に増えていて、保護者は子どもの介護などに多くの時間を取られるため、地域や社会全体でどう支えていくかが課題となっている。世田谷区障害保健福祉課・石川誠課長は「新しいサービスを知ってもらったり、遊びや人との刺激を受けることで、よりよい医療的ケア児の方の生活が充実すればいい」と語った。
JR渋谷駅のハチ公前広場に飾られ長年、待ち合わせ場所として親しまれてきたハチ公をモチーフにしたレリーフが、再開発に伴って撤去されることが分かった。今月中にも工事が始まる見通し。撤去されることになったのは「ハチ公ファミリー」と名付けられたレリーフ。ハチ公を中心に大小20匹の秋田犬がじゃれ合う様子が表現されている。1990年にJR渋谷駅前の広場が現在のハチ公前広場に名称を変更したことを記念して制作され、長年待ち合わせスポットとして親しまれてきた。渋谷駅とその周辺では再開発が進んでいて、レリーフの移設も検討されたが、管理するJR東日本によると陶板でできているため解体や修復が難しく、撤去されることが決まった。