- 出演者
- 利根川真也
厳しい経営状況が続いている千葉県銚子市の千葉科学大学について、運営する学校法人加計学園は市に要望していた公立大学への移行を見送り、沖縄県の学校法人との間で事業の譲渡に合意したことを明らかにした。千葉科学大学は、銚子市が90億円近くをかけて約20年前に誘致し、岡山県に本部がある学校法人加計学園が設置しているが、長く定員割れが続いて厳しい経営状況となり、一昨年公立大学への移行を市に要望した。これに対し、市は有識者などによる委員会で検討を行った結果、去年、学園側に公立大学への移行には学部学科の削減が必要で、運営の継続が難しい場合は別の学校法人への譲渡などに期待するとした考え方を伝えていた。こうした中、学園側は公立大学への移行を見送り、昨日沖縄県名護市の学校法人大城学園との間で、大学の事業の譲渡に合意したことを発表した。譲渡後も大学の名前や現在の学部学科、学生の定員などを維持するということで来月、国に対して大学の設置者を変更する認可申請を行うとしている。加計学園は、「認可されれば今までどおりの教育や研究を継続できることになり地域貢献に尽くしていけると確信している」としている。
日本SFアニメの金字塔・宇宙戦艦ヤマトの貴重な制作資料を集めた展示会が都内で始まった。宇宙戦艦ヤマトは西暦2199年、人類滅亡の危機の中、ヤマトでイスカンダル星を目指すという物語で、今も新作が生み出されるなど人気の作品。今年が第1作の放送開始から50年となるのに合わせて展示会が都内で始まり、昨日は内覧会が行われた。展示会を企画したアニメ監督の庵野秀明さんがあいさつした。会場には松本零士さんなどが手がけたヤマトの艦内や、艦長の沖田十三、古代進などのキャラクターの設定用イラストのほか、絵コンテや台本など初公開のものを含む1000点以上の貴重な資料が展示されている。またヤマトの波動砲などの効果音を聞けるコーナーも設けられている。展示会は今月31日まで開かれている。
東京湾に面した千葉県富津市で今日潮干狩り場がオープンし、早速、家族連れなどでにぎわった。富津市の富津海岸潮干狩り場では今朝、オープンに先立って漁業関係者や市の職員が集まり安全を祈った。午前9時ごろから潮が引き始めると、待ちわびた家族連れなどが熊手やバケツなどを手に一斉に干潟に入り、4cmほどに育ったアサリを次々と掘り出していた。富津海岸の潮干狩り場は7月31日まで開かれる予定。