- 出演者
- 糸井羊司
オープニング映像。
気象庁によると日本列島は高気圧に覆われて晴れ、南から暖かい空気が流れ込んでいるため気温が上昇し、3月下旬~4月上旬並みの暖かさになった。北海道では札幌市で10.2℃と、2月中旬では55年ぶりに10℃を超えた。明日以降も全国的に気温が高い見込みで、さらに明後日は日中の最高気温が東京都心19℃と4月下旬並みと予想される一方、朝との寒暖差が大きくなる見通し。明後日は全国的に雨が降り、積雪の多い地域では雪解けが進む見込み。落雪・雪崩・融雪による土砂災害に注意が必要。また、能登半島地震の被災地は地震で地盤が緩んでいるため、気象庁は少ない雨でも土砂災害の恐れがあるとして注意を呼びかけている。
農林水産省はきょう開かれた自民党の農業政策に関する会合で、食料安全保障の強化に向けて「食料・農業・農村基本法」の改正案の他、食料不足への対応など盛り込んだ関連法案の概要を示した。基本法の改正案では食料安全保障の確保に向けて、農産物・農業資材の安定的輸入を図っていく他、農業の持続的な発展に向けて農業法人の経営基盤強化やスマート技術を活用した生産性向上に取り組んでいくとしている。また、食料不足への対応を盛り込んだ新法案では“食料ひっ迫する事態を未然に防ぐ必要”判断の場合、内閣総理大臣をトップとする対策本部を設置し、コメ・小麦・大豆など重要品目や関連する資材の確保すべき数量を設定したり、生産者に生産拡大を要請したりできるとしている。さらに、事態解消が困難な場合は事業者に生産・出荷に関する計画の提出・変更を指示できるとし、計画を提出しない事業者に20万円以下の罰金を科すなどとしている。農林水産省は法案を今月下旬にも閣議決定し、今の通常国会での成立を目指す方針だ。
岸田首相は13日、公明党の山口代表と約1時間会談した。英・伊と開発を進めている次期戦闘機を念頭に、他国と共同開発した防衛装備品の第三国への輸出を認めるかどうか両党の協議が停滞していることを踏まえ、実務者の枠組みから政務会長どうしに格上げして検討を進めることになった。
認知症などの人に代わって財産の管理などを行う「成年後見制度」。小泉法相は高齢化の進展に伴い必要性が高まるとして、より利用しやすい制度への見直しを検討するよう、15日、法制審議会に諮問することを明らかにした。