- 出演者
- 糸井羊司
オープニング映像。
与野党は5人からの申し出を受け、あすあさって衆院政倫審を開く方向で調整しているが、野党側が公開での開催を求めるのに対し、自民党は議員に限り傍聴を認める案を提案し、折り合っていない。このため、今日午前から丹羽衆院議員、寺田衆院議員が対応協議をしたが、現在も折り合っていない状況。なお幹事会は午前中開催されなかった。丹羽衆院議員は「議員の思いを尊重することがたてつけ。それぞれの議員の考えを聞きながら協議を調整したい野党の言い分が通らないから審査会が開かれないことが無いよう協議したい。」とはなした。一方野党側は協議を行い、公開での開催を求めていくことを改めて確認した。寺田衆院議員は「与党側は議員傍聴というのみという非公開な形での開催を望むという返答しかない。完全公開で国民に直接説明責任を果たす形で政倫審が開かれることを野党側として強く望んでいきたい」と話した。
新年度予算をめぐり、与党側は予算委員本会議で来月1日に採決を求めているのに対し、野党側は審議時間が不十分で応じられないとし、折り合いがつかず、引き続き調査するとした。野党側は加えて萩生田前政調会長、二階元幹事長、下村元政調会長を参考人として予算委員に招致するよう求めた。
新たに閣議決定されたのは「セキュリティークリアランス」制度創設法案で、サイバー攻撃・物資供給の網脆弱性に関する情報など、漏洩すると日本の安全保障に支障を与える恐れがあるものを「重要経済安保情報」に指定し、これらにアクセスできる人を民間企業の従業員を含め、国が信頼性を確認した人にアクセスを限定する。確認にあたっては本人の同意を前提に家族や同居人の指名や国籍、犯罪歴、薬物や飲酒に関する情報、経済的な状況などを調査する。重要情報を漏洩した場合は5年以下の拘禁刑や500万円以下の罰金が課せられる。この法案については今の通常国会での法案成立を目指すとしている。「セキュリティークリアランス」制度については企業の情報管理に対する信頼性の向上につながるとする一方、プライバシーへの十分な配慮が必要との指摘もある。
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総務省によると先月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月より2.0%上昇し、5か月連続で2%台となったた。賃上げの動きなどを背景に、「サービス」の上昇率が食料などを含む「財」を2年10か月ぶりに上回った。総務省は「サービスでは輸送力不足が懸念される「物流の2024年問題」の影響を受ける運送料などで人件費の価格転嫁が広がってきている」としている。
日本郵便は地震の影響で、石川県珠洲市・輪島市・穴水町・能登町で郵便物や荷物の配達を休止していたが、きょうから珠洲市の一部と能登町全域で各家庭や事業所への配達が再開された。日本郵便 北陸支社では、「配達が再開した地域でも建物の倒壊のおそれがある場合など、状況に応じて配達できないことがある」としている。今後は道路の復旧状況を見ながら配達を再開する地域を広げていくとしている。配達が再開していない地域については引き続き、郵便局の窓口で郵便物などの受け取りができる。
石川県七尾市の11の避難所には、大阪・泉大津市の人たちから特産の「泉州タオル」3,000枚が届けられた。タオルは泉大津市の町内会の連合会が避難所で暮らす人達の生活を少しでも支えようと地域で集めたという。泉大津若頭連合連絡協議会・武内さんは「できることからしようと集めて持ってきた。これをきっかけに絆ができたら」と語る。
金沢市・四十万小学校には炊飯器・冷蔵庫・コーヒーメーカーなどの支援物資が全国から届いている。これは金沢市のNPO法人が2週間前から始めたもので、学校の協力も得て行っている。すぐ近くには輪島市などで被災した方の避難場所がある。避難所から出て自身でアパートなどを借り生活を再建しようとする人たちのため、SNSで家財道具が必要であることを呼びかけたところ多くの品々が届いた。この中から必要なものが見つからなかった場合はふせんに名前・連絡先を書いておき、用意できる人が持ってくるというシステムになっている。
ロシアによるウクライナ侵攻や気候変動などを背景に食料安全保障を強化するため、政府は農政の憲法とされる「食料・農業・農村基本法」の改正案と関連する2つの法案を閣議決定した。このうち基本法の改正案では、法律の理念に「食料安全保障の確保」を新たに加えた上で、農産物や農業資材の安定的輸入を図る他、農業法人の経営基盤の強化やスマート技術を活用した生産性の向上に取り組んでいくとしている。また、食料不足への対応を盛り込んだ新たな法案では、政府が食料が逼迫する事態を未然に防ぐ必要があると判断した場合、内閣総理大臣をトップとする対策本部を設置し、米・小麦・大豆など重要品目や関連資材の確保数量を設定したり、生産者に生産の拡大を要請したりできるとしている。さらに事態の解消が困難な場合は、事業者に清算・出荷に関する計画の提出や変更を指示できるとし、計画を提出しない事業者には20万円以下の罰金を科すなどとしている。これらの法案について政府はいまの通常国会での成立を目指す方針。
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パイレーツとのオープン戦に先発したブルージェイズ・菊池投手は1回を無失点で切り抜けると2回、1アウトからチェンジアップで空振り三振。続くバッターにはストレートなど、菊池投手は2回を投げて無失点と上場の初実戦となった。
移籍後初実戦を控える大谷翔平選手についてドジャースのロバーツ監督は「2打席か3打席に立たせる予定」としている。NHKでは大谷選手が出場するオープン戦をあす午前5時~BSで中継する。
エンディングの挨拶。