- 出演者
- 利根川真也 中山果奈
医療保険制度について女性が質問。オバマケアが廃止すると言ってから9年が経過したが、プランがあるか。トランプが回答。民主党が変えなかった為、オバマケアを引き継いだ。プランの概念は幾つもあるが、良い代替案があれば変える。女性が質問。2年後に民間の保険の選択肢が必要と言っているが今はどうか。ハリスが回答。保険会社が保険を出さない状況だったが、私は4年間の間にこれを詰め、メディケアで薬価を交渉した。私が大統領になったら全ての人に適用させる。トランプが回答。我々はオバマケアよりも費用がよりかからない案を提案することができる。
気候変動について女性が質問。大統領になったらどのような対策を打ち出すか。これまで4年間、何兆ドルもクリーンエネルギーと経済の為に投じてきた。また、製造業の雇用も増やしてきた。トランプ氏の時代は雇用は減っていた。トランプが回答。それはトランプ政権の時ではなかった。バイデン政権下では1万人もの製造業の仕事が失われた。大きな自動車工場はメキシコで作っており、多くは中国が所有しており、その車をアメリカに売りつけようと考えている。バイデン大統領は中国から何百万ものお金をを受け取っている為、何も言えない。
群馬・草津白根山にある火口湖の「湯釜」に続く登山道について、草津町は9月下旬から予定していた立ち入り禁止措置の緩和を中止すると発表した。気象庁が「火山活動が高まる可能性がある」と指摘したことを受けた対応だとしている。草津町は「安全を優先するなかで、規制緩和をするべきでないと判断した。火山活動が収まれば来年度以降、改めて安全対策を確認し緩和に向けて取り組んでいきたい」と話している。
米大統領選に向けたテレビ討論会が行われている。ハリス氏は将来へのフォーカスと過去へのフォーカスの2つがあるが我々は過去には戻ることは出来ないと呼びかけ、中小企業に投資し高齢者を守ること、アメリカの立場を守ること、殺傷力の高い軍を作ること、基本的な自由を守ることを訴えた。トランプ氏はハリス氏は素晴らしい取り組みを掲げているが国境の管理を3年半にわたり行わず雇用の創出も着手しなかった、副大統領は多くの犯罪者が流入する結果を招いたと批判を続けた。
石井勇作デスクは討論会について、ハリス氏はトランプ氏の批判に対応するために綿密な準備をしてきたのではないか、対するトランプ氏は即興での回答を見せるなど通常運転だったとまとめている。ハリス氏は正式会見でどこまで答えられるかというところが焦点だったが、答えをずらす場面はあったものの失点は無かったのではないかと評価。トランプ氏はハリス氏ではなく司会者の方に目を向けていてハリス氏を眼中に入れない演出だと見られるが、どのような質問にもハリス氏への移民政策の批判にずらす様子を見せた一方で個人への中傷は想定よりも少なかったとしている。大統領らしさを見せることもポイントとなる中で、4年前の大統領選ではペンス副大統領が話をずらす様子を見せる中でハリス氏が穏やかに対応する姿を見せていたが、振る舞いも肝心だという。また、ハリス氏は環境負荷が大きいとされる天然ガスの採掘について禁止まではしないと言及し、トランプ氏も全米での中絶禁止は行わないと言及するなど、いずれも無党派層を取り込むために譲歩する様子が見られたという。10月1日にはウォルズ氏とバンス氏による副大統領候補討論会が行われ、これも大きな影響を与えることが予想される。状況は見通せないものの10月に流れが変わるオクトーバーサプライズの可能性もあるという。