- 出演者
- 小野文明
オープニング映像。
産科医療補償制度は、出産時になんらかの事故で重い脳性まひになった場合、3000万円の補償金が支払われる制度。過去には、脳性まひが出産時の事故によるものかどうか、個別の審査が行われていたが、2年前に基準が見直され、妊娠28週以降に生まれた子どもは原則、補償の対象となった。これを受けて、過去の個別審査で補償の対象外とされた子どもの親などが、救済措置を求めていた。そうした中、厚生労働省は、補償の対象外となったり、申請を見送ったりした場合でも、一定の要件を満たせば、1200万円の給付金を支給する方針を固め、きょう開かれた専門家部会で了承された。具体的には、一定の期間中に生まれて脳性まひになった子どもで、先天性によるものではないことや、身体障害者手帳の等級で1級から2級に相当する障害があることなどが要件となる。対象はおよそ1600人に上ると見られ、申請期間は来年1月から2029年末までとなる見通しで、厚生労働省は、年内にも省令を改正することにしている。
観光庁によると、9月、国内のホテルや旅館などに宿泊した人は、速報値で延べ5407万人となり、去年の同じ月を3.6%上回って、9月としては過去最多となった。このうち、外国人の宿泊者は延べ1193万人で、去年より18.3%多く、日本人の宿泊者は延べ4214万人で、去年を0.1%上回った。
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企業の生産活動を示す9月の鉱工業生産指数。2020年を100とした指数で101.1となり、2か月ぶりに上昇した。業種別では、自動車工業は台風10号の影響を受けた前の月を7.1%上回った。 また、9月に入っても猛暑が続き、家庭向けエアコンの生産が増えた電気情報通信機械工業は2.2%上回った。