- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
政治とカネの問題を巡り、国民民主党・玉木代表は、政策活動費の廃止などを実現するため、次の臨時国会で政治資金規正法の再改正を目指す考えを示した。玉木代表は「政策活動費の廃止と旧文通費(現調査研究広報滞在費)の全面公開、残金の国庫返納については、臨時国会で改正政治資金規正法を再改正し、年内に速やかに実現すべき」と述べ、政治資金をチェックする第三者機関について「今年度中の発足を目指して次の臨時国会で制度設計などの議論を行うべきだ」と指摘し、企業団体献金についてはすべての政党が禁止で一致する場合は反対しない考えを示した。一方、玉木代表はフジテレビの「日曜報道 THE PRIME」でいわゆる「103万円の壁の見直し」について、「恒久的な措置としてやっていきたいので、年末の税制改正の中に入れてもらいたい」と述べた。
米国大統領選挙は投票日を前に最後の週末を迎えた。民主党・ハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領はそれぞれ集会を開き、有権者に支持を訴えた。ハリス副大統領の集会に参加したロックバンドのボーカル・ジョンボンジョヴィさんは「互いの違いを受け入れながら前進できる」、ハリス副大統領は「専門家や意見が異なる人たちの声にも耳を傾けることを約束する。それが真のリーダー、強いリーダーのあり方だ」と述べた。一方ハリス副大統領の優勢が伝えられている米国南部バージニア州では、トランプ前大統領が姿を見せた。トランプ前大統領は「4年前と比べて暮らしはよくなったか」と述べ、バイデンハリス政権の経済政策を批判した。トランプ前大統領は8年前、ヒラリークリントン氏の優勢が伝えられていたミシガン州などで選挙戦の終盤に集会を開くなどして支持を広げたことが勝利につながった要因の1つと指摘されている。今回も8年前の再現をねらう思惑もあると見られる。
文化の日のきょう、皇居で文化勲章の親授式が行われ漫画家・ちばてつやらに天皇陛下から文化勲章が贈られた。今年度の文化勲章の受章者は漫画家のちばてつやさん、東京大学名誉教授で商法学が専門の江頭憲治郎さん、詩人・高橋睦郎さん、日本画家・田渕俊夫さん、チェロ奏者・堤剛さん、横浜国立大学名誉教授で環境リスク管理学が専門・中西準子さん、東京大学名誉教授で細胞分子生物学が専門・廣川信隆さんの7人。親授式は皇居宮殿「松の間」で行われ、天皇陛下から出席した7人の受章者にた橘の花に勾玉をあしらった文化勲章が贈られた。受章者を代表して高橋さんが「私ども一同、それぞれ分野こそ違え、若いときに運命的に現在の仕事に出会い今日まで続けてきた。今後、少しでも今日の栄誉にふさわしくなるべく努力していかなければと決意している」などとあいさつした。これに対し天皇陛下は「長年努力を重ね大きな業績をおさめられ、文化の向上に尽くされてきたことをまことに喜ばしく思う」とお祝いの言葉を述べられた。
エンディング映像。