- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
福島第一原発2号機では、事故で溶け落ちた核燃料と、周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリの試験的な取り出しが、事故のあと、初めて行われ、先月、重さ0.7グラムの核燃料デブリが、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設に搬入され、分析が行われてきた。関係者によると、デブリの表面を詳しく調べたところ、核燃料に含まれるウランが出す特有の電磁波が検出された。採取されたデブリからウランが確認されたのは初めて。実際にウランが確認されたことで、デブリの分布状況の把握や取り出し工法や保管方法の検討などに役立つことが期待されるという。ほかにもX線を使った分析により、デブリに多数の空洞があることも確認できたということで、原子力機構は、早ければ年内にもデブリを細かくして、内部の性状や構造などの分析を始めることにしている。
国会内で半世紀以上にわたって営業し、歴代の総理大臣の散髪も手がけた理髪店が閉店することになり、別れを惜しむ国会議員や秘書などの常連客が訪れている。国会内で56年間にわたって営業してきた理髪店、職員理髪。理容師の小鹿里代さんが年齢を理由に年内で閉店することにした。30年近く通っているという、村上総務大臣が散髪に訪れていた。小鹿さんは、18歳で福島県から上京して、国会内の理髪店に勤め始め、子育てで一時仕事を離れたが、勤めていた店が閉店したことから、1968年にみずから開業し、営業を続けてきた。田中角栄氏や福田赳夫氏ら歴代の総理大臣の散髪も手がけたという。
米国のトランプ次期大統領は、22日、国防総省の国防次官に、対中強硬派として知られる元国防次官補代理のコルビー氏を起用すると明らかにした。コルビー氏は、NHKが5月にインタビューした際、日本の防衛費をGDP国内総生産の3%程度に増額する必要があるという考えを示していて、安全保障政策の立案の議論に影響を与える可能性がある。
小中学生を対象に毎年行われる全国学力テストについて、都道府県や政令市ごとの結果を公表することに対し、一部の自治体から否定的な意見が上がっていることなどから、文部科学省は23日開かれた専門家会議で、ワーキンググループを立ち上げ、見直しに向けた具体的な検討を始めることになった。専門家会議では、早ければ来年度のテストから結果の公表のしかたを見直すことも見据えて検討を進めることにしている。
福岡市と韓国・プサンを結ぶ高速船・クイーンビートル。JR九州の子会社が運航していたが、船首の浸水を隠蔽していた問題が明らかになった。JR九州は運航再開を目指していたが、船体の亀裂発生のリスクを完全に払拭できず、確実な安全が担保できないとして、運航再開を断念することを明らかにした。JR九州がひらいた日韓航路は30年余りの歴史に幕を閉じることになった。
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県穴水町の高校で、2学期の終業式が行われた。穴水高校は、校舎や体育館の壁が壊れるなどの被害があり、4月から校舎が使えるようになったものの、現在もトイレや一部の教室が使えない状態が続いている。
米国のトランプ次期大統領は、かつて米国が建設し、現在はパナマ政府が管理運営する海上輸送の要衝のパナマ運河について運河の通行料が高すぎると不満を示した。
株と為替の値動きを伝えた。