- 出演者
- 合原明子
オープニング映像が流れた。
沖縄県内は概ね雨となっていて、午前10時28分までの1時間には、南大東空港で48.5ミリの激しい雨を観測。沖縄地方はこの先1週間も曇りや雨が続く見込みで、沖縄気象台は午前11時に梅雨入りしたと見られると発表。沖縄地方の梅雨入りは去年より1日遅く、平年と比べ12日遅くなっている。沖縄本島地方は今日、警報級の大雨のおそれがあり、土砂災害などに十分注意するよう呼びかけている。
カナダで開催中のG7の会議に出席している加藤財務大臣は、アメリカのベッセント財務長官と個別に会談。会談は約30分間行われ、加藤大臣はアメリカの関税措置について、極めて遺憾で一連の措置を見直すよう改めて伝えたという。そのうえで、為替相場は市場で決定されるべきとする原則を双方で再確認したという。一方、為替の水準に関しては議論は行われなかったとしている。G7財務相・中央銀行総裁会議の初日の議論で、加藤大臣はアメリカの関税措置に関連して、貿易収支の不均衡は関税措置ではなく各国が内需拡大・財政赤字の削減などで対処する必要があると述べ、各国からはアメリカの政策の不確実性が世界経済や金融市場に与える影響を懸念する意見が相次いだという。会議は明日、共同声明で自由貿易の推進についてどの程度一致したメッセージを示せるかが焦点となる。
10月に発足する見通しの専従の捜査体制の名称は「匿名・流動型犯罪グループ取締まりターゲット捜査チーム」、略称T3とする方向で検討。トクリュウは、履歴が残らないアプリで連絡を取り合い、犯罪ごとにメンバーが入れ替わることなどから、突き上げ捜査では首謀者検挙に繋がりにくくなっていた。新たな体制では、警察庁に設置される情報分析室が中心となり、トクリュウの中核と見られる人物をターゲットとして選定。ターゲットに対し全国の警察から集められた約200人の専従捜査員が集中的に取り締まりを行い、犯罪組織そのものやビジネスモデルの解体につなげるとしている。一方、警視庁も10月にトクリュウ対策本部を新設するなど、トクリュウへの体制を大幅に拡充する方針。
年金制度改革の関連法案を巡り、自民・公明両党と立憲民主党の修正協議が始まった。立憲民主党は、政府の法案で見送られた基礎年金の底上げ措置について、就職氷河期世代を含め多くの世代の将来の年金水準を確保するために必要などとして修正案の骨子を示した。具体的には、4年後の公的年金の財務検証で、基礎年金の給付水準低下が見込まれる場合などに、底上げ措置を講じるとし、その際厚生年金の給付水準が一時的に下がることへの影響を緩和する対応もとるとしている。与党側は持ち帰って検討する考えを伝え、26日に改めて協議することになった。
選択的夫婦別姓を巡り自民党の会合が開かれた。会合では、これまでの党内議論を踏まえた考え方の案が示された。論点整理として、「戸籍制度を堅持する立場」に加え、「旧姓の通称しようが広く認められているもののなお不便を感じている人がいるとした見解」「親子で別姓となることへの子どもへの影響を十分に配慮して身長に検討する必要性」など5つの点が記されている。そのうえで、旧姓の通称使用の拡大を一層推し進めるとしつつ、氏制度について、与野党の意見が収れんしておらず引き続き熟議を重ねるなどとしている。旧姓の通称使用を巡り、運転免許証などで今の性と旧姓が併用されている運用を見直し、旧姓単独で使えるようにするため、出席者からは、従来の自民党のスタンスに沿い妥当だとする意見の一方、制度導入求める議員からは反発の声が出て、議論を継続することになった。
広島と長崎に原爆が投下されて今年で80年。広島市の平和公園では原爆慰霊碑に納められた犠牲者の名簿が湿気で傷まないよう、外に出して風を通す作業が行われた。この作業は広島市が毎年この時期に行っていて、原爆が投下された午前8時15分に黙祷を捧げた。名簿は129冊あり、広島で被爆して去年8月5日までに亡くなった34万4306人の名前や亡くなった日などが記載されていて、職員たちは名簿を1枚ずつめくって保存状態を確認。来月上旬からは、去年8月から今年にかけて新たに亡くなった人の名前を書き加える記帳の作業が行われ、8月6日に慰霊碑に納められる。
エンディングの挨拶をした。