- 出演者
- 八田知大
オープニング映像。
長崎に原爆が投下されてきょうで80年。平和祈念式典ではこの1年間に亡くなった被爆者などの名前が加えられた20万1942人の原爆死没者名簿が奉安箱に納められた。被爆者や遺族代表など約2600人が犠牲者を追悼した。長崎市の鈴木市長は平和宣言で「永遠に『長崎を最後の被爆地に』するために地球市民の皆さんと手を携え、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に力を尽くしていくことをここに宣言します」などと述べた。石破首相は「唯一の戦争被爆国として非核三原則を堅持しつつ、『核戦争のない世界』『核兵器のない世界』の実現に向け、国際社会の取り組み主導がわが国の使命であり、一歩一歩着実に努力を積み重ねる」などと述べた。
アメリカのトランプ大統領は8日、ロシアのプーチン大統領との首脳会談についてSNSに投稿し、8月15日にアラスカで行われるとした。これに先立ち、トランプ大統領は記者団に対し「双方の利益になるよう土地の交換を行うことになるだろう」と述べていた。また、ウクライナに関連して「ゼレンスキー大統領は署名の準備をしなければならず、そこに向けて懸命に努力している」と述べたが詳細については言及していない。一方ロシア大統領府のウシャコフ補佐官も9日、「アラスカ州で重要な首脳会談を行うことは非常に論理的だ」と述べた。その上で、ウクライナ情勢に加えて北極圏開発など議題になる可能性があるとの見方地を示した。
ワシントンから中継。ウクライナ侵攻開始から3年半、トランプ大統領は米ロ首脳会談によって現状を打破したい考え。ルビオ国務長官は「まずは停戦を実現し、その期間中に最終的な戦争の終結をはかる必要がある」としている。終結に向けたカギは領土問題だとしていて、「双方が譲歩する必要がある難しい問題が残っている」と指摘している。トランプ大統領が具体的な進展を得られるのかが焦点となる。
エンディングのあいさつ。
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