- 出演者
- 赤木野々花
皇居宮殿の春秋の間の様子が流れる。「加冠の儀」がはじまる。男性皇族が成年になったことを示す中心的な儀式だ。悠仁さまは天皇陛下からおくられる冠をかぶる。加冠の座に移動する悠仁さま。加冠の儀あh成年式の一連の儀式・行事で中心的な儀式だ。空頂黒さくという額当てをお召になられている。平安時代から加冠の儀に使われているという。愛子さま、佳子さま、皇族方も参列されている。石破総理や衆参両院の議長、三権の長なども参列。箱が開けられ、冠が出てくる。侍従が悠仁さまに被せる。冠は菊の紋章があしらわれている。燕尾纓は冠の後ろに差し込まれる絹織物でツバメの尾のように開いているという。皇位継承順位の1位となられたときには、側近が力を尽くしてきた。幼少のころから支えてきた職員だ。裾の長さにも意味がある。闕腋袍は、後ろに長く伸び、暗いに応じて長く、悠仁さまは肩からの長さ6mのものを身に着けている。天皇皇后の前で言葉をお礼の述べる悠仁さま。続いて秋篠宮ご夫妻にお礼の言葉を述べる。未成年の装束である闕腋袍はわきが縫われていない動きやすい構造で、あさぎ色は男性皇族の晴れの舞台の装束だ。天皇皇后両陛下が退出される。
悠仁さまのこれまでの歩みを伝える。平成18年9月6日に秋篠宮ご夫妻の長男として誕生。昆虫やその生育環境に強い関心をもってきた。赤坂御用地でトンボ類の生態を観察してきた。高校生になってからは秋篠宮ご夫妻の公的活動にも同行。この春から大学生になった。生物学の幅広い分野を学びながら、友人とともに充実した生活を送られているという。
悠仁さまの成年式「加冠の儀」について。島崎眞碩記者によると、悠仁さまは去年成年皇族となったことで、皇室に関する重要事項を審議する皇室会議の皇族代表を選ぶ手続きに参加することなどができるようになっている。また、皇族費についても増額されている。宮内庁によると、新年一般参賀や宮中祭祀については成年式を終えたあとに学業を優先しながら可能な範囲で臨むということ。大学が今夏休みのため、国内の行事への出席が検討される。猪熊兼樹氏は「1300年にものぼるという儀式が今現在も行われているのは大変な努力があったと思う。この儀式が日本の文化にとって大切なものであるという認識がこういう儀式を続けてきたのだと思う。」などとコメントした。
全国の気象情報を伝えた。
エンディングのあいさつ。