- 出演者
- -
群馬県高崎市の健大高崎野球部。春の甲子園で優勝をし春夏連覇へ、甲子園の切符をかけた群馬県大会に挑んだが試練が訪れた。
オープニング映像。
- キーワード
- 中央学院高等学校
群馬県高崎市の健大高崎野球部は史上8校目の春夏連覇に挑む。命運を握るのはキャプテンの箱山遥人。箱山は守備の要でキャッチャーをつとめ、打撃も高校通算35本塁打を誇る不動の4番。世代No.1保守としてプロも注目する存在。チームを指揮する青柳監督も注目している。春の甲子園では打率は444打点6。優勝の立役者となった箱山だが、今年4月にその表情は不安がにじんでいた。夏の大会前に最後の公式戦でノーヒット。チャンスで2度凡退し春の甲子園以来初めての敗戦となった。敗戦から2時間で一人責任を背負い込む姿が。その後の練習試合でも、結果を残せない日々が続いたが野球人生最大の不振に陥っていた。
不振にあえぐ箱山はノーヒットに終わった日に母を頼った。プレッシャーに打ち勝ってほしいと母はあえて厳しい言葉をかけてくれたが部長も苦しむキャプテンを気遣って箱山以外の部員招集をかけた。話し合いの結果3年生で箱山を支えることに。その日の夜に中学からの同級生に声をかけられた箱山だったが、健大高崎の練習は週6日の3時間以上。その後も箱山は一人練習を行っていた。
群馬県大会まで4日となりベンチ入りメンバーが発表された。13人の3年生はベンチ入りができず。箱山はそんな3年生から激励を受け戦う覚悟を決めた。そして群馬県大会が開幕し準決勝まで順当に戦った健大高崎。夏の甲子園出場は2015年が最後。
前橋育英との群馬県大会準決勝に望んだ健大高崎。健大高崎が4点リードした9回表には1アウト1塁で箱山が場外ホームランに。6点差で試合を決定づける1打に。しかしミスが続き9回裏で引き分けになった。そして10回表に勝ち越した健大高崎は決勝に進出。その後健大高崎決勝に勝利し決勝進出へ。甲子園では2回戦で智辯学園に敗れて春夏連覇にはならなかった。
番組はTVerで配信。
- キーワード
- TVer