2023年10月29日放送 12:00 - 12:55 テレビ朝日

ビートたけしのTVタックル

出演者
大竹まこと 阿川佐和子 ビートたけし 眞鍋かをり 須田慎一郎 若新雄純 東国原英夫 前田忠信 
(ビートたけしのTVタックル)
国民に還元 減税&給付金への反応は?

岸田総理は少子化対策、防衛費の増額を打ち出している。増税のイメージがもたれている。都内のスーパーマーケットを視察した。岸田政権の内閣支持率は下落傾向が止まらない。不支持率は48.3パーセントになった。所得税を3万円、住民税を1万円定額減税する案を打ち出している。住民税非課税の低所得者に給付金7万円。住民税課税で所得税非課税の世帯には給付金10万円となる。減税は来年6月、給付金は減税よりはやまる。消費税は社会保障の財源で引き下げは考えていないと岸田総理は言う。年金で暮らす80代後半のご夫婦は、年金は2人あわせて18万円。妻は腰を悪くし、出歩くことが困難だ。夫は認知症の症状が現れた。買い物はヘルパーに頼んでいる。介護などの出費は1か月約1万5000円だ。83歳の鈴木さんは、年金は3万円。年金だけでは生活できず、貯金を切り崩している。生活は質素だ。

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(オープニング)
オープニング

減税&給付金でもシニア世代の生活は楽にならない!? 超高齢社会日本が直面する大問題 徹底討論SP

(ビートたけしのTVタックル)
減税&給付金 岸田政策で国民生活は?

消費税を下げようと多くの提案があるのに、岸田総理は下げないと言っている。財務省の関係だと東国原さんがいう。消費税を下げると二度と上げることができなくなるという。消費税は、年金、介護、医療などの社会保障費に回る。減税案は選挙対策だという。衆院補欠選挙の長崎4区は自民党が当選。参院徳島の高知選挙区は自民党が落選した。減税では経済はよくならない。意味のない減税になってしまう。5兆円はGDPを0.12パーセント上げる効果がある。須田さんは消費税減税が経済対策になるという。物価が上がっているから税収が上がっているだけだ。岸田総理は自民党にとって最高の中継ぎだ。財務省と戦う人がリーダーに立つべきだが、とりあえず大きなことはしないで、次に繋ごうとしている。ポスト岸田を作らないことが優秀だ。岸田総理の思惑は、来年9月の総裁選の勝利だ。国民の方を見ていない。野党の支持率も下がっている。

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高齢者の事故多発…運転免許更新に密着

近年増加する高齢ドライバーによる事故。こうした事故を未然に防ぐため、70歳以上の人が運転免許を更新する際には高齢者講習が義務付けられている。今回、木更津自動車学校の高齢者講習に密着した。高齢者講習では講義の他、視力などを調べる運転適性検査、実車指導が行われる。ただし75歳以上になると違反歴の無い人は講習の前に認知機能検査を受けなければならない、検査では認知症のおそれありと判断された場合、医師の診断や再検査が必要。認知症と診断された場合には運転免許の停止、もしくは取り消しとなる。検査では計16種類のイラストを記憶し、何のイラストか回答する。この日全問正解はいなかった。更に時間の見当識と呼ばれる受験当時の年月日などを記載する検査もある。取材中に認知症のおそれがある人はゼロで、全員高齢者講習へと進むことができた。

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北海道警察公式チャンネル木更津市(千葉)木更津自動車学校町田市(東京)認知症警視庁 ホームページ

高齢者講習では指導員と共に教習所内のコースを運転する。よく起きるのが一時停止の場面で停止線を超えたり、一度停止した後、安全確認をせずにすぐに動かしてしまうミス。実車指導ではカーブで膨らんでしまい対向車線に侵入してしまうケースがあった。最難関が段差乗り上げで、縁石や車輪止めを乗り越えてしまった時に瞬時に車を停止できるかを指導するもの。 参加者には段差を乗り上げた後にぶつかってしまった人もいた。他の参加者にはサイドミラーを直すためにコースの中央で減速したり、運転しながら座席を調整しようとして注意されているケースがあった。一方、75歳以上で過去3年に一定の違反歴があるドライバーは去年5月から運転技能検査が義務付けられた。検査は減点方式で、100点満点中70点未満で不合格。甲信期間満了までに合格しないと免許失効となる。試験のため指導員のアドバイスはなく、取材した方は1度ミスしたのみで合格という結果だった。今回の参加者に運転免許証の必要性について聞いてみると「車の免許を持っていないと移動手段が無い」などといった声が挙がった。

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富山市(富山)木更津(千葉)
高齢者が困惑…全国でバス便数が大幅減

高齢ドライバーが運転免許証を返納できない理由とされているのが地域の交通手段となるバスの減便。千葉市のバス停では、18便あったバスが4便に減便となった。 背景には運転手不足があり、離職や高齢化により全国で路線維持に必要な人員は来年で約2万1000人、2030年には約3万6000人が不足との試算がある。

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千葉市(千葉)日本バス協会

国交省のデータによると、バス運転手の年間所得額は399万円で全産業の平均と比べると100万円近く低い。路線バスの現役運転手は基本給が低く長時間労働をしなくてはいけない負の連鎖が生まれていると訴える。こうした現状から高齢者の運転免許返納は停滞している。高齢者講習指導員の佐藤さんは92歳の受講者が合格し、「これで知的障害者の娘を食べさせていける」と泣いて帰ったエピソードを話した。高齢者にも運転免許証を返納できない切実な理由があるようだ。高齢者の事故を防ぐためにどんな取り組みが必要なのか。

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国土交通省
高齢者の事故多発…運転免許更新の実態/高齢者の運転はサポカーに限定すべき?

高齢者の運転免許更新の実態について。久喜自動車学校代表の前田さんによると、高齢者講習は体験してもらう場で不合格はないのだという。高齢者講習は現在70~74歳と75歳以上の2つに分かれていて、実習と目の検査などがある。75歳以上は違反歴の有無で講習内容が変わり、認知症検査に合格できない人は医師の診断書が必要。前田さんによると認知症の人は信号無視が多く、信号を見て判断出来るもののメーターなど他のものを見た瞬間に忘れてしまうのだという。眞鍋かをりさんは「乗る車を規制してほしい」などと提案。須田さんは「間違いなく10年以内には自動運転車が出てくる。その間どう凌ぐか」などと話した。

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さいたま市(埼玉)久喜自動車学校認知症
高齢者の運転はサポカーに限定すべき?/高齢者の事故多発…運転免許更新の実態

AIも事故を起こすかもしれないと阿川さんは言う。そういう考えの人がいるので日本は自動運転の技術がすすまないと若新さんがいう。人間よりAIのほうが事故は減る。AIの事故は誰の責任にするのか。法整備や社会の態勢が遅い。過疎地には有効になる。久喜自動車学校の前田さんは、返納制度がはじまってすでに20年だという。東京都内で返納しても問題はない。ローカルエリアでは難しい。バス路線はない、近くにスーパーはない。そのために返納は困難な人が多い。

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久喜自動車学校東京都
クマ被害急増…行政に求められる対策は?

ツキノワグマを射殺したときには、意見が対立したが、ちゃんとした国では、クマも保護して、住民も保護する。しかし日本は、運がいいか悪いかとなってしまっているとたけしさんがいう。里山をつくることも対策 だと東国原さんがいう。60キロのクマに勝てるわけがないとたけしさんが言った。

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ツキノワグマ

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