- 出演者
- 江口ともみ 阿川佐和子 ビートたけし
先月17日、川崎港に約8年間放置された遊覧船の行政代執行による解体、撤去作業が行われた。川崎市は運航会社などに対して撤去を求め続けたが去年強風などで船体が傾き一部が水没。このまま放置すれば周辺を航行する船への影響も心配されるため約3,300万円かけて処分することに。
青森県の十和田湖では4隻の遊覧船が12年前から放置されている。青森県は再三撤去指導を行ってきたが状況は変わらず、8月下旬にも行政代執行による強制撤去に着手すると明らかにした。工事期間は2年、費用は約7億円。
去年12月、「TVタックル」で取材した東京都と千葉県の境を流れる旧江戸川。大量の船が係留されているがほとんどが違法。多くが所有者もわからず長年放置され続けている。現状はどうなっているのか。川のど真ん中で沈みかけ往来の妨げとなっていた船は無くなっていた。管轄する千葉県葛南土木事務所によると確認されている不法係留船87隻のうち2隻しか撤去されていない。放置が続くと大規模な火災に発展する危険性も。ことし5月、広島県呉市にある船の解体現場で火災が発生。廃船や係留中の船などにも延焼し、約4,000平方mが焼けた。これまで20t未満の小型船舶には登録制度がなかった。2002年に小型船舶の登録等に関する法律が施行。所有者の住所や氏名と紐づいた船体識別番号の表示が義務付けられた。小型船舶の場合車庫証明のように保管場所を届け出る制度整備が進んでおらず不法係留を助長。不法係留船は河川法施行令に違反。旧江戸川全体の不法係留船を撤去するにはどのくらいの費用が必要か、関東小型船安全協会理事・榎本茂は「10億単位以上でしょうね」などと話した。全国に約5万6,000隻ある不法係留船(プレジャーボート全国実態調査)。莫大な税金を使って撤去すべきなのか、他に解決策はないのか、このあと徹底討論。
「昭和のごみ問題驚きの処理方法とは?」などのラインナップとともにオープニング映像が流れた。
放置船に関するトーク。野口が「小型の船に関しては車庫証明的なものがいらない。そこが一番の問題」、古市が「車は台数が多かったから社会問題化してリサイクルの整備が整えられた。船は台数が少ないんでこれまで社会問題化してこなかった」、小原が「罰金払ったほうが安く済む、捨て得みたいな状態になっちゃってる」などとコメントした。
昭和から続くごみ問題。昭和、平成の時を経て移り変わっていったごみ事情から令和の問題を紐解く。昭和35年、経済の急速な成長とともにごみの量は急増。全国のごみ排出量は1965年に1,000万tを超えた(出典:環境省)。お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一に日本のごみ問題について聞いた。環境省サステナビリティ広報大使に任命されるなどごみ問題の啓発に取り組んでいる。昭和32年から東京で出るごみの7割が江東区の埋立地、通称夢の島に集められていた。ハエの大群は江東区の住宅街にも襲来。毎日約5,000台の収集車が往来し、増え続けるごみに江東区は我慢の限界を超えた。東京都はごみを焼却する清掃工場の建設を各区に要請したが都内各地で反発が起こり、昭和46年、東京ごみ戦争が勃発。江東区は特に強く反対を示した杉並区のごみ収集車を追い返す強硬手段に踏み切った。昭和49年、杉並区と東京都は清掃工場を建てることで合意し、騒動は終結した。
昭和50年代、タバコのポイ捨てが問題に。時代は平成になり、バブル景気による消費活動が拡大。ごみの量は更に増え、1990年、全国のごみ排出量が5000万tを超えた(出典:環境省)。各地で粗大ごみの不法投棄やペットボトルのごみが問題となった。ペットボトルやプラスチック容器、家電のリサイクルが法律で定められ、適切な分別が実施される。徳島県上勝町ではごみ収集車がなく、町民自らゴミステーションに持ち込んでいる。平成10年から分別が細かくなり、現在は44分別。ごみの分別ルールは自治体の焼却炉の能力や人口、予算などで変わる。
令和の新たなごみ問題。近年普及してきたモバイルバッテリーなどに使われるリチウムイオン電池。NITE・製品評価技術基盤機構の実験によると一般ごみとして捨てられたリチウムイオン電池は清掃車などで発火する危険が。有害ごみとして他のごみと分けるなど自治体の指示に従って廃棄する必要がある。
令和のいま問題となっている東京のごみ埋め立て地の逼迫。東京湾にある最終処分場。昭和48年から埋め立てが始まって以来拡大し続けてきたが約50年後には満杯になる見込み。ごみを減らすため令和2年にレジ袋の有料化が始まり、東京23区が家庭ごみの有料化を検討。
令和のごみ問題に関するトーク。東京・八王子市の指定ごみ袋は5L10枚入りで90円、10L10枚入りで180円、40L10枚入りで750円。古市が「人口減少が始まってるんでそんな切迫した問題ではない。ごみ処理の技術も上がっていくんで。埋め立て地を増やしたら本当にだめなのかという議論もすべき」、野口が「お金を払うとなったとき、意識改革にはつながる」、眞鍋が「有料化したら買いますけど、ごみ回収のとき、その袋じゃなかったときどうするのか」などとコメントした。
令和も続く日本のごみ問題。ごみ問題解決に取り組む特殊なリユースショップが注目されている。不要品の譲り先が探せる掲示板サイト「ジモティー」が運営するジモティースポット。東京・町田市や調布市、千葉市や横浜市など全国で40店舗以上展開するリユースショップ。加湿器300円、シーリングライト100円など。0円の洋服も。
加湿器が300円、シーリングライトが100円、洋服は0円、どれも激安のジモティースポット。ごみ削減を目的に自治体と提携している官民連携型のリユースショップ。売られているのは全てその自治体の住民が持ち込んだ不要品で、無料で引き取り格安で販売。持ち込み不可なものは冷蔵庫や洗濯機、エアコン、テレビなどのリサイクル家電4品目や大きな家具、自転車、寝具、マッサージチェア、車のタイヤなど。他にも汚れや傷などが目立ちリユースできないものは引き取れない。この店に持ち込まれる不要品は1日200~300点。引き取った不要品はスタッフがリユース市場の価格と照らし合わせながら値付け。現在店に置かれている商品は約8,000点。家具や家電から衣類、楽器、スポーツ用品など種類は様々。特にいま狙い目なのが冬物家電。売れないものは値下げされ、0円の商品も。
このジモティースポットに置かれている商品は約8,000点。特にいま狙い目なのが冬物家電。ごみの削減を目的としているため中々売れないものはどんどん値下げ。ファンヒーターは300円から0円に。不要品は直接持ち込まれるため搬入や運搬のコストがかからないうえに無料引き取りのため仕入れのコストもかからない。提携している自治体がHPなどにジモティースポットの取り組みを掲載してくれるため広告費も抑えることができ、低価格でも持続可能な店舗運営を実現できている。最近では不要品を持ち込める店舗を増やすためTSUTAYAやサカイ引越センターとも提携。実際にはどれほどのごみ削減効果があったのか、ジモティースポットエリアマネージャー・伊藤遼太郎は「昨年の実績で140万点をリユースしている」と話した。ごみの削減量にすると4,300t、2tトラックのごみ収集車2,150台分に相当。日本全国のごみ処理費用から換算すると2億5,000万円相当のコスト削減とみられる。不要品に特化したリユースショップ。ごみ問題解決の糸口になるか。
日本の様々なごみ問題に関するトーク。江口が「買取ショップだと引き取ってもらえないと返される。そうするとそれがごみになる。ここは無料で全部引き取ってくれるので、0円でも欲しい方がいらっしゃるのはごみ削減にはつながってるのかな」、眞鍋が「ファストファッションで毎年捨てたりとかしちゃいますよね」などとコメントした。
日本の様々なごみ問題に関するトーク。富士山の不法投棄について野口が「平成以降のごみはだいぶない。掘ってみたら埋められてるごみがすごく多い。いまはごみ拾いじゃなくてごみ掘り」などとコメントした。古市が「東京はごみ箱が少ない。日本はごみ箱が少なすぎる。仕組みで解決できるはずなのに、仕組みを行政が整備しないことで不法投棄が生まれてる部分もあると思う」、眞鍋が「粗大ごみを捨てる場合電子マネーで大丈夫になってきたり、数年で便利になった」などとコメントした。
日本の様々なごみ問題に関するトーク。ビートたけしが「新しいものを作ると古いものが出るし。それを捨てなきゃいけないけど。経済が回るためにはごみが出なきゃしょうがないってことになるんじゃない。生きていくことは矛盾だらけ」などとコメントした。
