2026年8月9日放送 12:00 - 12:55 テレビ朝日

ビートたけしのTVタックル
富士山の大問題2026日本一高い診療所&山岳救助隊24時

出演者
江口ともみ 阿川佐和子 ビートたけし 北斗晶 野口健 結城東輝 植田めぐみ 
(ビートたけしのTVタックル)
富士宮ルート 危険な実態を徹底取材

富士山の危険な実態を徹底取材した。標高2,400mの富士宮口5合目では事前学習や入山手続きなどが行われている。静岡県側では去年から入山料4,000円を徴収。取材班も山頂を目指した。

重大事故にも!?無謀登山者が続々

登山道で日傘を差す2人組を発見。傘の使用は片手がふさがることによる転倒リスクや飛ばされた傘によるけがの危険があるという。足元を見ると靴底を粘着テープで応急措置する登山者もいた。上半身裸の外国人男性もいた。富士山では万全の装備でも予期せぬ事態が起こる。

日本一高い診療所 救急現場に密着

標高3,250m、日本一高い場所にある富士山衛生センターは富士宮ルート唯一の診療所として夏山シーズン中に怪我人の診療にあたっている。富士山衛生センターは富士宮市が静岡県からの補助金と利用者からの協力金などによって運営している。30代の男性は前日に40度の光熱を出したという。水分補給と解熱剤による処置が行われ、山岳遭難救助隊が到着し男性はガイドと共に下山した。浜松医科大学・金崎医師は「普段生活している場所とは違う環境である事は頭の片隅に置いていただきたい」などと述べた。ドクターたちは日本最高峰の山で登山者を守っている。

富士山頂で目撃!迷惑登山者の実態

一方で山頂ではモラルのない行為が横行しているという。取材班は頂上へ出発。夜明け前、登山道は大渋滞。今年も多くの登山者が山頂に集まった。富士山頂上写真家・植田さんは「ご来光を高い所から見たいと登る方が大変多くなった」などとコメントした。他にもヘリコプターを要求する中国系の人やブルドーザーに乗って降りたいという人もいたという。迷惑登山者をなくすために一体何が必要なのか。

(オープニング)
日本一高い診療所&山岳救助隊24時 無謀登山者を救う“命の現場”に密着!富士山の大問題2026

「静岡県警山岳遭難救助隊に密着危険な富士登山の実情に迫る!」などのラインナップを伝えた。

オープニング

オープニング映像。

(ビートたけしのTVタックル)
規制強化でも迷惑登山者が横行

富士山頂上写真家・植田めぐみを紹介した。

迷惑登山者に関するトーク。植田が「私たちが信じられないなという行為をする方もたくさんいます」、北斗が「通行手形みたいなものを作ればいい。行くとき私は何者でこれから登りますと分からせないと罰も与えられないし、手形を持って初めて上がれるみたいな」、野口が「山梨県側には山梨県の富士山レンジャーがいて、その装備ではダメだと止める権限がある」などとコメントした。

事故多発!山岳遭難救助隊24時

今夏富士山で相次いでいる死亡事故。7月21日、58歳のスイス人男性が山小屋で倒れたのち搬送先の病院で死亡が確認された。8月3日、64歳の男性が登山中意識を失い、その後死亡を確認。遭難事故が多発する中、登山者の命を守る最後の砦となっている静岡県警察山岳遭難救助隊。静岡県側の3つの登山ルートを管轄。24時間態勢で遭難救助にあたっている。「TVタックル」は山岳遭難救助隊に密着。危険な富士登山の実情に迫った。

7月18日深夜1時半すぎ、飛び込んできた救助要請の一報。現場は御殿場ルート標高3,400m付近の登山道。「動けない」と男性が自ら救助要請。拠点となっている山小屋から隊員が向かった。ヘッドライトの明かりだけを頼りに現場へ急ぐ。9合目の山小屋を出発してから約10分後、通報現場に到着。遭難者に出くわした登山者が8合目付近の山小屋まで連れて行った。後を追いかけ山小屋に到着。男性は20代。長時間雨に打たれ低体温症寸前。濡れた服を脱がせ、簡易的な湯たんぽを作り体温を上げさせることに。初めて登る山が日本最高峰の富士山。男性は急遽山小屋に宿泊。体力の回復を待ち下山することを約束した。男性は高知県から約15時間バスに乗り午前11時ごろ登山口に到着。問題視されていた徹夜で登る弾丸登山を抑止するため去年から午後2時~翌朝3時まで山小屋の宿泊予約が無い登山者は入山不可に。男性が登山を開始したのは山小屋の宿泊予約が必要ない時刻。男性は山小屋で休むことなく約13時間登山し行動不能に。山小屋のスタッフによると男性は山頂を目指し出ていった。

山岳遭難救助隊は遭難事故を未然に防ぐためパトロールを実施。普段は地元警察署や県警本部で職務にあたる警察官が2泊3日交代で山小屋に待機。遭難事故に備えている。富士山を始めとする登山人気の高まりを受け、ことしから7人増員し35人体制に。拠点は富士宮ルート9合目の万年雪山荘。食堂には登山者の疲れを癒すメニューがずらりと並び、一番人気は「富士宮やきそば」。夕食時、隊員と食卓を囲む山小屋のスタッフたち。この日のメニューは回鍋肉と春雨サラダのどんぶりに卵スープ、湯葉の刺身。

午前8時ごろ、ご来光を見終え下山する人で登山道が混雑する時間帯。飛び込んできた遭難事故発生を知らせる一報。助けを求める登山者は2人。現場は富士宮ルート8合目、標高3,250m付近。約5分後、8合目の山小屋に到着。事故現場は山小屋直下の登山道。男女2人の登山者が倒れ込んでいた。男性は60代。左の頬を岩に打ち付け出血。女性も60代。診療所のドクターによる応急処置が進められていた。医師の見立てによると女性は鎖骨と右足首外側の骨折が疑われ、頭を強くぶつけたことによる脳挫傷や急性硬膜外血腫の疑いが否定できない状況。病院で精密検査を行うため一刻も早く下山させる必要に迫られた。女性を診療所へ搬送するため山小屋のスタッフやツアー中のガイドも力を貸す。2人を山小屋の資材運搬用ブルドーザーで5合目まで下山させることに。緊急に治療が必要な場合に限り費用は県が負担、遭難者には請求されない。2人は富士宮市内の病院へ救急搬送された。今夏遭難事故が相次いでいる富士山。開山から約1か月、静岡県側だけでも遭難事故が26件発生。去年は発生しなかった死亡事故は2件起きている。遭難救助有料化の是非は?無謀な登山者への啓蒙活動はどうすべき?徹底討論。

山岳遭難救助隊 “有料化”の是非

山岳遭難救助有料化の是非に関するトーク。警察庁が発表している富士山の遭難者数によると2025年は49人。阿川が「日本で一番高い山に登るのがどれほど大変なことか、登山するためにはそれ相応のお金と覚悟と準備が必要」、北斗が「救急隊の方が出動するなどした場合はいくらかかるというのを少し高めのお金を設定してやればいいんじゃないか」、結城が「保険だと思う。入山料を取り始め、4000円プラス中に入れるのか500円プラスにするのか、強制的に500円払ってくださいと。てすれば責任問題は解決できるような気はする」などとコメントした。

山岳遭難救助有料化の是非に関するトーク。植田が「ことしは毎日のように救助要請が入っている」、ビートたけしが「俺なんか電車乗って富士山の入り口行くまでに遭難してると思う」などとコメントした。

今年 富士山で気になる変化が!?

ことしも多くの登山者でにぎわう富士山。ことし整備された避難用シェルター。もし登山中に噴火が起きれば飛来する噴石で命を脅かす危険も。山梨県吉田ルートの下山道7合目と8合目に最大135人収容できるシェルターを2基設置。今後13基まで増設される計画で、約1,800人が避難できる。山梨県富士山科学研究所研究部員・吉本充宏は「もし火山活動が活発化してきたら地震が起こったりする。地震が起こると落石が起こる危険性がある。登るみなさんが活火山であるということを理解して楽しんでいただくことが重要」などと話した。立ち入りが制限される場所に入るなど危険な行動は後を絶たない。

ことし5月、富士山の麓、静岡県裾野市でクマが相次いで目撃された。東京農工大学農学部附属野生動物管理教育研究センター特任准教授・高田隼人は「1合目から登っていく途中だったら遭遇する可能性は十分ある」などと話した。

近年5~6合目付近でシカの姿が確認されるようになった。シカが高山帯へ行動範囲を広げたことで特別天然記念物「ニホンカモシカ」への影響も懸念されている。富士山の生態系が変わりつつある。人の命と富士山の豊かな自然、私たちはこの世界遺産をどう守っていくべきなのか。

世界文化遺産 富士山をどう守る?

世界文化遺産「富士山」をどう守るかに関するトーク。野口が「シェルターはやらなきゃいけない。約束してるんで。富士山が世界遺産に登録されるとき安全面を強化しなければいけないと言われ、やりますと言って世界遺産になっている」などとコメントした。

世界文化遺産「富士山」をどう守るかに関するトーク。植田が「危険を知らずに登る観光登山者が多い。死ぬ可能性もある山だということをもっと周知して分かったうえでの登山をしてほしい」、野口が「入山料をもっと上げるのが1つの方法。色んな人が緊張感を持って意識を高めるためには日本人1万円、外国人3万円、日本人とインバウンドを分けることもあり」、北斗が「レスキューの方とか植田さんとかに怒る権利、違反したら下りろと言う権利を持つ人を作れないものか」などとコメントした。

迷惑登山者には厳しく対応すべき!

迷惑登山者に関するトーク。ビートたけしが「日本は観光地の規則が楽だよね。世界中の観光地行ったけどきついよね。みんなそれを当たり前のように従ってるんだから日本でもきつくやっても従うと思うんだけどね」などとコメントした。

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.