- 出演者
- いとうせいこう Zeebra
7週連続企画「テレビ×フリースタイルバトル10年史」。第7夜は「Zeebra×いとうせいこう ジャパニーズHIPHOP 40年史」を送る。
Zeebraといとうせいこうが ジャパニーズHIPHOP40年史を振り返った。ジャパニーズHIPHOPシーンは1985年にリリースされたいとうせいこう「業界こんなもんだ物語」から全てが始まった。1988年に日本初のクラブミュージック専門レーベル「MAJOR FORCE」が設立。衝撃を受けたZeebraは活動をスタートさせた。
発展期の90年代に入ると様々なタイプのHIPHOPが登場。アンダーグラウンドの層と「今夜はブギー・バック」「DA.YO.NE」のヒットの差はとても大きかったという。しかしこのおかげでコンペティションやアンチテーゼにより幅が広がった。そして1999年には「B BOY PARK MC BATTLE」がスタート!MCバトル初期は大荒れだったという。
2002年にRIP SLYME、KICK THE CAN CREWがブレイク。Zeebraは「DA.YO.NE」が売れる前、GAKU-MCとジェルー・ザ・ダマジャのフリースタイルをやっていたと明かした。
2008年にMCバトル全国大会「UMB」で般若が優勝。Zeebraは般若がアンダーグラウンドの頃、デモテープを渡されたが思いっきり自分たちのことをディスっていて衝撃的だった。番組が始まる前、ラスボスというワードが出た時に般若しか思い浮かばなかったと明かした。同年、Zeebraが活動20周年の武道館ライブを開催。
2012年に「高校生RAP選手権」がスタート。しかしこの頃、ファンに若い子がいなさすぎたため日本のHIPHOPは鬼冬の時代と言われていた。Zeebraの発案で始まった「高校生RAP選手権」が開催ごとに規模が大きくなった。そして2015年に「フリースタイルダンジョン」がスタート。初回から審査員を務めたいとうせいこうは早く伝わった感覚がある。熱量がテレビの向こうにすごく伝わっていたと語った。
2018年にBAD HOPが大躍進。2024年にはラッパー初の東京ドーム単独ライブを実現。Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」は世界的な大ヒットを記録。今後のHIPHOPについてZeebraは英語や他の言語をどんどん混ぜてもいい。我々は皆さんに日本の誇りを伝えるために出来る事をやりたいと語った。
MCバトルのこれからについてZeebraは「この10年で表現出来た事とやり足りてない事はどこなのかをたまに考えたりする。」「結構な所までは広がったがカルチャーとして考えた上で、進化してしまうと入口になり得なくなる。これからMCバトルはどうなっていくべきかを考えるべき」。いとうせいこうは「クオリティの事を考えてやってきた事をうるさく言う視聴者が残り、意見を言い続けて欲しい」と語った。
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エンディングの挨拶。
エンディング映像。