2024年6月1日放送 10:30 - 11:00 テレビ東京

ブレイクスルー
格闘家が世界初の“武器”で町工場を変える闘いに挑む!

出演者
佐々木明子 真山仁 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。経済小説「ハゲタカ」をはじめさまざまな人間ドラマを描く小説家・真山仁が未来を切り開く開拓者に迫る。今や住宅やロケットまで3Dプリンターでつくれる時代。日本のものづくりを根幹から変えるかもしれない技術の確立が迫っていた。世界初これまでの常識を打ち破る画期的な3Dプリンターを開発。通常、固定されている土台が縦横斜めと縦横無尽に動く。

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ハゲタカ真山仁
(ブレイクスルー)
ものづくりの常識を覆す異端児

エクストラボールドCEO・原雄司は日本の3Dプリンター界のパイオニア。小説家・真山仁が書いた経済小説「スパイラル」は3Dプリンターが物語の重要なカギを握る。原が開発した国内最大級の3Dプリンター。あらかじめパソコンで設計したデータをプリンターに入力すると自動で造形。椅子なら2時間ほどで完成。精度は誤差わずか100分の1mm。日本のものづくりを支えてきた金型は熱した金属や樹脂を流し込むことで同じものを大量に生産できるが、オーダーメードには適さない。金型の製造には熟練の技術が必要で、今、その担い手が不足している。

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エクストラボールドハゲタカ4・5 スパイラル豊島区(東京)
世界初!自由に動く新型プリンター

独自の3Dプリンターを開発し、日本のものづくりを変えようとするエクストラボールドCEO・原雄司。3Dプリンターで使う材料は廃棄されたプラスチックからできている。3Dプリンターにはものをつくるのに欠かせない材料も重要で、原はこの材料に付加価値をつけようとしていた。プラスチック以外にもさまざまなゴミの活用を進めている。3Dプリンターの材料として最適な配合や加熱温度を試行錯誤してミカンの皮の再利用に成功した。去年、3Dプリンターの常識を覆す新たな装置を開発。世界初の特許出願中のバトラー型プリンター。最大のポイントは土台をロボットアームで自由自在に動かせること。材料を斜めに盛るなどこれまで製造が困難だったものをつくれるようになった。

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エクストラボールドカキミカン今治市(愛媛)
“日本のプライド”をかけ闘う開拓者

40年以上前に3Dプリンターを発明したのは日本人の小玉秀男氏。そのとき特許を取得していなかった。米国人・チャックハルが特許を取得し、3Dプリンター初の商業化に成功。創業した会社は今や世界のトップメーカーに。日本の3Dプリンター業界を背負う原雄司はプロの格闘家という意外な経歴の持ち主。元々プロの格闘家だった。30歳から27年もの間、3Dプリンター業界に身をささげてきた原は日本のものづくりを変えるため、7年前に起業し装置メーカーとして闘う決意をしたが、今、大きな壁にぶち当たっていた。

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エクストラボールドタイガーマスク[初代]チャック・ハル小玉秀男
“常識破りの発想”で町工場に革命!?

日本での普及に立ちはだかる壁。業界の常識を打ち破るブレイクスルーは従来の工作機械と3Dプリンターの一体化。町工場などで使われる工作機械の多くは切削や研磨など用途に応じてヘッドを交換すればさまざまな作業が1台でできる。原は3Dプリンターのヘッドを工作機械に取り付ける交換式に改良し、町工場に普及させようと考えていた。今、工作機械のトップメーカーと手を組み、開発を急いでいる。

“常識と闘う”ものづくり界の異端児

3Dプリンターの常識を覆し日本の町工場を再生させたいエクストラボールドCEO・原雄司。「ブレイクザバイアス」を自分の信条にしていて、ブレイクスルーの最初にやるべき思考だと思っている。常識を破り、逆転の発想をすること。

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エクストラボールド
(エンディング)
配信情報

ブレイクスルーはテレ東BIZ・TVer・U-NEXTで配信。テレ東BIZでは小説家真山仁の深堀りコンテンツも。

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TVerU-NEXTテレ東BIZ真山仁

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