- 出演者
- 所ジョージ 林修 内田有紀 内藤秀一郎
オープニング映像。
内田はポツンと一軒家暮らしに憧れていると話した。内藤は森の中でリフレッシュしたいと話した。
長野県のポツンと一軒家を調査。衛星写真には人の顔型の敷地に密集した建物が写っていた。話を聞くために最寄りの集落で半崎さんに話を聞くと、目指すポツンと一軒家は20年前から空き家になっているとのことだった。両親が亡くなったあと山を下りて飯田市に暮らす75、6歳の息子が今も通って農作業をしているという。偶然半崎さんの家にやってきた親戚の高原さんにポツンと一軒家まで車で案内してもらった。
長野県のポツンと一軒家を訪れたが不在だった。高原さんが電話連絡をしてくれ翌日再訪。主の正三さんに話を聞いた。家には孫が遊びに来ていた。建物は両親が亡くなったあと20年前から空き家になった。築100年以上で以前は板葺き屋根だった。父は板葺き職人や大工をしており、風呂も作った。正三さんは現在飯田市に住んでいるが、両親の死後も実家に通い田んぼを管理している。ことし1月に製造業を退職した。4人兄妹で30歳のときに結婚した。家は稲作農家ではなかったが米は自給自足していた。正三さんが生まれたときはまだ車道はなく、両親は物資を背負って山道を通っていたという。
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長野県のポツンと一軒家を訪れ、主の正三さんに母屋を紹介してもらった。電気は昭和34年に開通し昔はランプ生活だった。産婆さんが山越えをして両親は自宅で出産した。以前は井戸水を使用していた。貯水タンクや自家水道があった。家では養蚕も兼業し、敷地には桑畑もあった。田んぼには害獣除けの電気柵が設置されていた。収穫した稲を天日干しした稲架掛けがあった。正三さんは脱穀機を操縦して田んぼに移動し、同級生の杉山さんと塩澤さんに手伝ってもらって稲架掛けした稲を脱穀した。稲藁は畑で野菜の根元に敷くなど有効活用している。必要な籾1袋分だけ荷台にのせてコイン精米所へ向かった。
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正三さんは自宅のある街のコイン精米所で米を精米し、娘一家と同居する自宅に到着した。自宅で新米を炊き、脱穀作業を手伝った同級生も同席して新米の試食会をした。きのこの味噌漬けや野沢菜漬けも振る舞ってもらった。正三さんは今後について、米だけは作っていこうと思っている、生きてる限り家の形だけは残しておきたいと話した。
内田は両親が残した大切な場所を引き継いでいくことで自分の元気も保てるんじゃないかと思うと話した。