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「マスターズ」が4月10日に開幕する。アジア勢初のチャンピオン、松山英樹に独占インタビュー。さらに21年の松山の激闘をプレイバック。
2021年に開催されたマスターズは松山英樹にとって10度目のマスターズ。初日、2日目とパッティングが冴え渡り、3日目はスコアが最も動くと言われるなか、松山は単独トップに躍り出た。最終日、共に回るのはザンダー・シャウフェレで、祖父母が日本で暮らすなど親日家だという。松山は林に打ち込むなどボギーでスタートするもスコアを伸ばし、2位と5打差で前半を締めくくった。
「マスターズ・トーナメント」は4月10日に開幕。
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マスターズでは11、12、13ホールに魔女が住むと言われ、過去に幾多の名選手が失速してきた。松山はスコアを崩さないものの、ザンダー・シャウフェレが差を縮めていく。15Hではショットが池に落ち、松山はボギーで終えた。対するシャウフェレは4連続バーディー。16H、松山は2mのパーパットを外し、ボギー。一方、シャウフェレはまさかのトリプルボギーで、優勝争いから脱落した。
松山英樹はアジア勢初のマスターズチャンピオンに輝き、「今、テレビを見ている子どもたちが5年後、10年後、この舞台に立ち、その子たちとトップで争うことができたらすごく幸せ」などと語った。
マスターズ直前、歴代王者が集結して特別な晩餐会「チャンピオンズディナー」が催される。メニューを決めるのは前回王者で、24年はジョン・ラームが担当。出身地であるバスクの名物料理が振る舞われた。迎えた本番、突風が吹き荒れ、松山は「ここまで風が吹いているのはあまり経験がない」と回想した。10年連続で予選を突破し、38位で戦いを終えた。パリ五輪では銅メダルを獲得。翌週、プレーオフシリーズに11年連続で出場し、初戦で優勝。ツアー10勝目を飾った。25年1月に行われたアメリカツアー開幕戦ではツアー新記録で優勝を飾り、世界ランキング6位に浮上。
2024年のマスターズは、スコッティ・シェフラーが優勝した。シェフラーは年間王者に輝いた他、パリ五輪で金メダルを獲得した。今年のマスターズでシェフラーが優勝すれば、史上4人目の連覇となる。
松山英樹は初出場した2011年のマスターズで観客を沸かせ、2015年にはイーグルを決めた。初優勝した21年にはパッティングが冴え渡った。
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「マスターズ・トーナメント」は4月10日に開幕。
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2025年3月18日(2:05)