- 出演者
- 池谷亨 片渕茜 平出真有 中原みなみ 中空麻奈 市川雅浩 榮聡
オープニング映像&キャスターらの挨拶。
池谷さんは「7月の日本株は短観の後押しもあって好スタート」などと話した。
- キーワード
- 企業短期経済観測調査
NY株式、セクター別 騰落率(3日)、為替の値を伝えた。
6月のISM製造業景気指数は46.0Iで前月比0.9ポイント低下した。市場予想を下回り、2020年5月以来の低い水準。また不況と不況の分かれ目である50を8か月連続で下回っている。項目別では生産活動の先行市況となる新規受注が上昇した一方で、雇用は3.3ポイント悪化し、50を割り込んだ。
- キーワード
- ISM製造業景気指数
新興電気自動車メーカーのリビアンは3日、4-6月期の生産台数と納入台数を発表し、いずれも市場予想を上回った。年間生産台数の目標として掲げている5万台も達成する見込み。また、2日に発表されたテスラの4-6月期の納入台数は全世界で46万6,140台と前年同月比83%増加し、四半期ベースで過去最高を更新した。発表を受けて株価はリビアンが約17%、テスラは約7%それぞれ上昇した。
- キーワード
- テスラリビアン・オートモーティブ
サウジアラビアは3日、今月から実施している原油の日量100万バレルの自主減産を来月も継続する方針を明らかにした。サウジアラビアの国営通信が関係者の話として報じたもので、9月以降の延長も示唆している。また、ロシアのノバク副首相も8月の原油輸出を日量50万バレル減らすと表明した。OPECプラスは先月、協調減産の枠組みを2024年まで延長することで合意していたが、両国は原油価格のさらなる下支えに動いた形。
アップルが先月発表した拡張現実ヘッドセット「ビジョン・プロ」の生産見通しを大幅に引き下げることを余儀なくされたとフィナンシャル・タイムズが関係者の話として報じた。複雑なデザインと生産の難しさが背景にあるとされ、廉価版の投入計画にも遅れが生じるとしている。報道によるとアップルは「ビジョン・プロ」の初年度の販売目標を100万台としていたが、生産を請け負う中国企業が来年の生産台数を40万台以下にする準備をしているという。「ビジョン・プロ」は来年初めにアメリカ国内で発売予定となっている。
アメリカのホワイトハウスはバイデン大統領が今月9日からヨーロッパを歴訪し、11日からリトアニアで開かれるNATO首脳会議に出席すると発表した。NATO首脳会議では加盟国の防衛費の増額やNATO加盟を希望するウクライナへの対応について議論するほか、すでにNATO加盟を申請してるスウェーデンの扱いも協議される見通し。NATO首脳会議に先立ち、バイデン大統領はスウェーデンのクリステション首相と会談し、NATO加盟の実現に向け調整する方針。
岡三証券の荻原さんに話を伺う。6月のISM製造業景気指数が市場予想を下回り、2020年5月以来の低水準となった。荻原さんは「雇用は先月まで50を上回り改善傾向が見られたが、3か月ぶりに50を下回った。金利上昇に加え、金融機関による金融収縮の影響も出始めてたことが、企業による雇用を抑制しようとする動きにつながり、今後も雇用市場の軟化が続くと考える」と話し、荻原さんはそのほかに在庫、顧客在庫にも注目しているという。また荻原さんは「先週決算を発表した食品会社のゼネラル・ミルズは3-5月期の売上高が市場予想を下回ったが、過剰在庫削減のために行うマイナスの影響を指摘している」などと述べた。
金利、商品、欧州株式、株式先物の値を確認した。
今朝のゲストを紹介した。
6月のISM製造業景気指数は市場予想を下回り、2020年5月以来の低水準となった。中空さんは「私自身は悪くなると思っている。シリコンバレーバンクがデフォルトしたということで、お金が回らなくなるということをもう少し意識した方がいいと思っている。お金が回らなくなれば、それが理由になって企業業績や家計の消費と圧迫感が出る。ISN製造業景気指数を見ると、景気が悪くなってきたなということが感じられる。このまま続くかは貸し出し状況等を見て、お金が回ってるか判断し、上に行くのか下に行くのかの分かれ目を判断していくことができるかなと思っている」と話した。
為替の値動きを伝えた。
三菱UFJ信託銀行の酒井さんのドル円予想レンジは144.00~145.00円。酒井さんは「今日、オーストラリア中銀の金融政策決定会合の結果が発表されます。6月の会合では、5月に引き続き0.25ポイントの連続利上げが実施されました。6月会合の議事要旨における中銀メンバーの意見を見ると、利上げと据え置きで意見が分かれている中での利上げだったことがわかります。今回の会合では、全体的にタカ派に傾斜しているわけではないので、政策金利の据え置きになるとみています。直近の中銀スタンスを踏まえると、豪ドルは米ドルに比べ弱含みしそうです」などと話した。
10年国債・上海総合指数・世界の株価・株式先物の値動きを伝えた。
三井住友DSアセットマネジメントの市川さんの日経平均予想レンジは33,500~33,800円。市川さんは「日銀の総資産残高と日経平均の動きに注目すると、おおむね連動している様子が伺えます。日銀の異次元緩和は、流動性相場を生み出し、ここ10年ほど日経平均を支え続けたと考えることができます。日経平均は流動性相場により長期上昇トレンドを継続しています。なお、上値抵抗線は6月末に33,500円に位置していました。長期上昇トレンドは引き続き有効と考えられます」などと話した。
財務省によると昨年度の税収は消費税が前年度比↑5.4%の23兆793億円となった。所得税は前年度比↑5.3%の22兆5217億円、法人税は前年度比↑9.5%の14兆9398億円。2022年度の税収総額は71兆1374億円、剰余金は2兆6294億円で半分を防衛力強化の財源に充てる見通し。
- キーワード
- 財務省
6月の日銀短観、大企業製造業はプラス5(3月調査から↑4ポイント)、石油・石炭製品はマイナス6(↑40ポイント)、食料品はプラス6(↑17ポイント)。
- キーワード
- 企業短期経済観測調査
総理官邸を訪れたのは新たな宇宙飛行士候補者の諏訪理さんと米田あゆさん。2人は岸田総理と面会し今後の活動に向けた意気込みを語った。岸田総理は「日本人宇宙飛行士が築き上げてきた国際的な信頼を引き継いで活躍してほしい」と述べた。