2023年9月8日放送 19:30 - 20:42 NHK総合

ラグビーワールドカップ
2023 もっと楽しめる!開幕直前スペシャル

出演者
豊原謙二郎 井上咲楽 井森美幸 礼二(中川家) 剛(中川家) 五郎丸歩 
(オープニング)
オープニング

2019年のラグビーワールドカップ日本大会で日本は強豪を次々撃破していった。それから4年、あすワールドカップが開幕する。日本が対戦する国や地域を調べてきた。

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オープニングトーク

ワールドカップフランス大会のキックオフまであと9時間。中川家の2人は学生のときラグビーをしていた。ラグビーを見る時のポイントについて礼二は「小さい選手が大きい選手に当たっていくとか、そういうところを見てしまいますよね」などと話した。井森美幸は「代表戦だけは見てます」とコメント。五郎丸歩は「2015年にラグビーを日本の皆さんに知っていただいて2019年の自国開催は本当に盛り上がりましたよね。フランスでは国内以上の成績を残してくれるんじゃないかと期待はしてます」と話した。

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ラグビーワールドカップ2023 もっと楽しめる!開幕直前スペシャル
ベスト4以上を目指す日本代表 この選手に注目!

ワールドカップフランス大会では20チームが参加する。1次リーグはプールAからプールDまでに分かれて総当りで対戦する。各プールで上位2チームとなったところが決勝トーナメントに進む。ベスト4以上を目指す日本代表の選手を紹介する。フォワードは19人。堀江翔太はチーム最年長37歳でフォワードの大黒柱。リーチマイケルはW杯2大会連続でキャプテンを務めている。前回大会の後引退も考えていたという。バックスは14人。齋藤直人は攻撃の要で正確なパスが持ち味。今日本代表の中で流行中の“スネークポーズ”はセミシ・マシレワが火付け役。マシレワが所属する花園近鉄ライナーズによると、オーストラリアでプレーしている時に先頭にスルスル抜けていくステップからスネーキーと呼ばれていたという。

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「熱血!ラグビージャーニー」 強敵ぞろいの“プールD”

1次リーグ “プールD”で対戦する4チーム全てで独自の現地リサーチをした。

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イングランド(イギリス)
ラグビー発祥の地 伝統と誇り・イングランド

ラグビー発祥の地イングランド。まず向かったのはラグビー市。この地名がラグビーという競技名の由来。市内のパブリックスクール「ラグビー校」を尋ねると、ラグビー誕生200年を祝う行事が開かれていた。今からちょうど200年前、このグラウンドでラグビーが生まれたという言い伝えがある。そこで、ラグビーが生まれたとされる瞬間が再現された。当時のフットボールの試合中、1人の少年が突然ボールを持って走り出した。この行動がラグビーが生まれるきっかけになったと言われる。少年の名はウィリアム・ウェブ・エリス。市内には、ラグビーの生みの親として銅像が建てられ、ワールドカップの優勝カップにも名前が刻まれている。市内にある「ウェブ・エリス博物館」には、ラグビーの歴史を物語る品々が並んでいる。初期のラグビーボールには、豚の膀胱が使われ、上に牛の皮を貼り合わせて使っていた。街では、週末になると草ラグビーを楽しむ光景があちこちで見られる。

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イングランド代表は、過去優勝1回準優勝3回を誇る強豪。代名詞はキック。キックを効果的に使うのがイングランド伝統のスタイル。ラグビーは、相手ゴールに近い位置でプレーすることが勝利への近道。ボールを前線に蹴り込み、味方を走らせれば、パスを繋ぐよりも効率よく相手陣内に入れる。チームのキャプテンが、スタンドオフのオーウェン・ファレル選手。正確で多彩なキックを操るイングランドのスター選手。去年11月、日本はイングランドと対戦。青いジャージの日本は、キック日本郎され、終始劣勢に立たされ、7つのトライを奪われ、大敗を喫した。チームを率いるのは、かつて日本代表のコーチを務めたスティーブ・ボーズウィックヘッドコーチ。日本とどう戦うのか。

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オーウェン・ファレルラグビーワールドカップ2023

地元では、イングランド代表への期待が高まっている。ロンドンにあるラグビーファンが集まるパブ、イングランド代表やクラブチームのグッズが展示され、ラグビー愛にあふれている。ファンは、今大会優勝するのはイングランドだと言う。

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ロンドン(イギリス)

五郎丸は、イングランド大会の時エリス少年の像の前で写真を撮ったと話した。オーウェン・ファレル選手は、先月のテストマッチで危険なタックルをして、1次リーグ戦目の日本戦に出場できない。

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ラグビーのトリビア “キャップ”の由来

現地の博物館で展示されている帽子。昔、ラグビーはキャップをかぶってプレーしていた時代があった。試合メンバーに選ばれるとキャップを授与されるという風習があった。そこから、今も代表として試合に出ると何キャップと数えるようになった。五郎丸がキャップを持ってくる予定だったが忘れたという。

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ラグビー愛あふれる 南太平洋の島国・サモア

サモアについて紹介した。飛行機を乗り継いで15時間でサモアへ行く事ができラグビーは人気ナンバー1スポーツとのこと。子どもたちはペットボトルをラクビーボールに見立ててラグビーをしている。サモアの主食はタロイモでお肉などと一緒に食べるサモアご飯が屈強な体を作っている。サモアは人口は約22万人で小さな島国となっている。サモアの主な産業は漁業、農業、観光業だという。サモア代表の愛称はマヌ・サモアという。試合前にシバタウという儀式で士気を高めている。持ち味は激しいパワープレーとのこと。7月に行われた日本とのテストマッチでは持ち前のパワーで前に出て日本を力でねじ伏せた。今大会に向け元ニュージーランド代表のチャーリー・ファウムイナ選手が加入した。去年代表資格のルールが変わり条件が揃えばプレーする代表チームを一度だけ変更できることになった。ファウムイナ選手は両親の故郷であるサモアの代表選手となった。17歳のビットナー君は全国大会でも活躍してきて夢はサヌア代表になることとのこと。ビットナー君は父親の手作りのトレーニング道具でトレーニングしている。先月5日トンガとの国内でのテストマッチに臨み大勝した。

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ラグビーのトリビア 試合前の伝統の踊り

南太平洋の一部の国は試合前に儀式を行う。ニュージーランドはハカ、フィジーはシビ、トンガはシピタウだという。ハカはニュージーランドの先住民マオリの人々の伝統の踊りである。ハカには歌詞があったことを紹介した。五郎丸さんはハカをしている人と目があったら反らさないという。またハカの後にはなにかアクションをしてから試合に臨むチームが多いという。

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サッカーだけじゃない!情熱ラグビー・アルゼンチン

アルゼンチンといえば、情熱的なタンゴやメッシなどサッカー大国として有名である。実はアルゼンチンはラグビーとしても強豪でフォワードのフィジカルの強さは世界屈指である。チームの愛称は「ロス・プーマス」で、動物のピューマを意味するがエンブレムの動物はジャガーが刻印されている。これは記者が間違えてピューマと伝えたことが愛称の由来とされている。闘志溢れるチームの中核を担うのはパブロ・マテーラ選手。パブロ選手はアルゼンチン代表を「情熱的で全力を尽くすチームで、日本との試合はタフになる」などと話した。アルゼンチンでラグビーの人気のきっかけとなったのが2007年のワールドカップである。代表チームは快進撃を魅せ、過去最高の3位となった。当時キャプテンを務めたのはアグスティン・ピチョットさんで「2007年に爆発的に人気となり、多くの子供達がラグビーを始めたいと思うようになった。代表になることは子どもたちの夢である」などと話した。

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実際に当時の試合を見てラグビーの道に進み、代表になった選手もいる。トライゲッターとしての活躍が期待されているエミリアノ・ボッフェーリ選手。2007年当時はメッシが所属したチームでサッカーをしていたが、ラグビー・ワールドカップが人生を変えたという。エミリアノ選手は「国旗の色のユニフォームや代表への情熱が素晴らしい」などと話した。エミリアノ選手の実力を養ってきた場がアマチュアクラブである。アルゼンチンはプロリーグはないものの、全国各地に500を超えるアマチュアクラブがあるという。約100人のOBがボランティアで指導しており、その中には現役代表選手のトマス・ラバニニ選手の姿もあり、練習の合間を縫って次の世代の育成にも励んでいる。2007年大会のように、ワールドカップで再び快挙をかけて試合に挑む。

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ラグビーのトリビア 各チームのエンブレム

ラグビーのトリビア。各国には日本代表の「ブレイブ・ブロッサムズのように特徴的なエンブレムが多数ある。ニュージーランドの「オールブラック」やオーストラリアの「ワラビーズ」などが紹介された。各国ゆかりの動物や花などをモチーフにしたエンブレムが施されている。

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“ONE TEAM”で戦った前回大会 あの熱狂をもう一度!

前回大会のダイジェスト映像が流れた。中川礼二さんは「スコットランドで決勝トーナメント進出したときは観に行っていた」と話し、中川剛さんは「アイルランドの時に試合を観に行ったが、後ろの人がアイルランド人で僕の後ろを掴んで強制的に座らせた。負けて悔しかったのだろう」と話した。

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苦難の時代 そして強豪国へ 日本ラグビーの歩み

日本のラグビーのワールドカップの歴史は2011年までは1勝21敗2引き分けで、1995年の第三回大会のオールブラックスとニュージーランドを相手に145対17だった。一時は世界のトップとの差を歴然と開いてしまっていた時期があったが、そのご着実に力をつけ2015年のイングランド大会で南アフリカ戦で歴史的勝利をした。五郎丸歩はフランス大会で大きく変わることをOBとして望んでいると話している。

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ワールドカップ初出場のチリ お手本は日本!?

ワールドカップ初出場を決めたチームは南米のチリで明後日の日本の初戦の相手だった。チリではラグビーの人気が急上昇していて初めて出場するワールドカップでの活躍に期待が高まっていた。代表チームのキャプテンが「マルティン・シグレン」選手で腕にはコンドルの姿が見られる。コンドルはチリの国鳥で代表の愛称もロス・コンドレスという。チリはラグビー代表チームの強化に力を入れていて、ラグビー連盟のクリスチャン・ルドロフ会長は2019年の日本大会で次々と強豪を倒す日本の姿に感銘を受けチリ代表の強化を決意。チリでは軍を取り入れた本格的なトレーニング実力を伸ばしていた。去年ワールドカップの出場権をかけたアメリカ戦では19点のビハインドから逆転勝利し、初出場を決めたという。戦地は一躍国民的ヒーローとなり国会で祝福を受け、タックルやスクラブだけでなくパスやキックの技術を磨いて総合力を高めていた。キャプテンのシグレン選手は「チリのアイデンティティを感じられるように戦いたい。僕らはランキングでは格下だけど、日本のようにサプライズを起こせると思っている。」などと話している。明後日の対戦に向けて五郎丸が注目選手として上げているのは、トレアレバ選手とフェルナンデス選手で2人は司令塔の役割をしている。チリ代表のスポットは33人いるが、その中の30人は同じチームで常日頃動いているという。

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ベスト4以上をめざす 日本ラグビーの進化とは!?

ラグビーワールドカップにて日本を率いるジェイミー・ジョセフヘッドコーチはタフなラグビーが必要と述べた。グラウンドに張られたテントでは柔術家をコーチとして招き1時間に渡って休み無くタックルを繰り返すハードな特訓が行われた。さらに、屈強な相手を止めるために力を入れてきたのが2人がかりで相手を確実に倒しにいくダブルタックル。そしてタフなラグビーに欠かせないのがスクラブの強化で、稲垣啓太は「僕が大事にしているのは8人が何をすれば同じ方向に進めるか。」などと話した。合宿で使うスクラムマシーンは総重量3トン近くで、選手たちの圧力を受け止め押し戻す為、実践に近い感覚で練習が出来る。7月のトンガとのテストマッチではスクラブの練習の成果が出てトライに繋がった。日本は150回以上のタックルを行い、成功率は90%に上った。

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ラグビーの練習について五郎丸歩が解説。相手に弱い姿勢を見せない為に、きつくても顔を伏せたり膝に手をつけてはいけない。データを収集して効率よく練習や試合に運んでいくのがラグビーで、試合をしている選手の後ろには必ずGPSが付いており、その選手がどれくらい走ったか、最大スピードはどれぐらいだったかなど細かく出てくる。また、ドローンでも上から撮られているので全て監視されている。自分の想定していないことが試合の中で起きてくるのでその部分は非科学的なところでカバーしてベースは科学的にやっていく。

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ラグビーワールドカップ2023の番組宣伝。

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