2026年2月2日放送 0:55 - 1:55 NHK総合

レジェンドの目撃者
〜スピードスケート 清水宏保〜

出演者
土屋礼央 吉岡真央 清水宏保 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

レジェンドの目撃者 清水宏保

今回のゲストは清水宏保。小柄な体格ながらロケットスタートを武器に長野五輪で日本スピードスケート史上初の金メダルに輝き、ソルトレーク五輪では銀メダルを獲得した。

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(スピードスケート 清水宏保)
金メダルへの軌跡!ロケットスタート誕生秘話!

清水の幼なじみで元日本代表の白幡圭史は、少年時代に北海道の大会で見てフォームもきれいで速かったと話した。清水は3歳でスケートに出会い、非凡な才能を確信した父・均さんはスケートの素人ながら自らスケートの熱血指導を始めた。白樺学園高に進学すると身長の壁にぶち当たった。160センチに満たなかった清水は競技成績も伸び悩んだ。高2で均さんが亡くなり、清水は学校の練習がなくても自主的にトレーニングをするようになり高3には日本トップの実力をつけた。白幡は、オリンピックでメダルをとるのが恩返しだったんじゃないかと話した。清水は100m通過タイムを9秒台にのせることを目標にした。リレハンメル五輪に出場するも結果は5位。金メダルのゴルベフと比べ、100m通過タイムは0.21秒差があった。大学の後輩だった山影博明は、リレハンメルのあとにスタートのパワーを生み出す下半身の筋力トレーニングを始めた、体の仕組みを理解するため解剖実習に参加していたと話した。1996年の国際大会では100m通過タイムをリレハンメルから0.32秒縮め、優勝した。これはロケットスタートと名付けられ、清水の代名詞となった。迎えた長野五輪で、清水は金メダルを獲得した。

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金メダルへの軌跡!ロケットスタート誕生秘話!/父と作り上げた武器!ロケットスタート/日本初!金メダル獲得の軌跡

清水は、姉のスケート練習のついでにリンクに初めて連れて行かれた3歳の頃のことを覚えている、上手い人の見様見真似でやってみたら滑れてしまった、父は格闘技を含め色んな本で勉強していた、ロケットスタートの低い姿勢は千代の富士の出足を参考にしている、父に「この身長だと成績が伸びないと言われている。それでお前はいいのか」と言われ、そう思われているという悔しさが原動力になった、小学生の頃は滑らずに50~80m走り続ける練習をしていた、リレハンメル五輪では全てにおいて空回りしてしまった、低い姿勢をとっているとお腹と太ももがぶつかって足の可動域がとれないので腸をずらしたいと思った、チーターを見たら内臓が凹んでいるのでスケートの参考になると思った、直前にお腹をへこませた状態でレースに臨むと最高に低い姿勢で股関節の可動域も出た、リレハンメルは力を入れてダメだったが力を抜いたレースでは良い滑りができて当時の世界記録が出たと話した。

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壮絶な戦い!銀メダルの知られざる舞台裏

日本中の期待を背負って出場したソルトレークシティ五輪では、惜しくも0.03秒差の銀メダルとなった。清水はソルトレーク五輪の前年に世界新記録を更新した。誰もが連覇を疑わなかったが、オリンピックの3か月前に交通事故に遭い、腰の痛みでトレーニングができなくなった。オリンピック2か月前のレースでは25位と惨敗し、オリンピック出場すら危ぶまれた。しかし清水は諦めず、ショートトラック日本代表監督の柏原幹史からの指導のもとコーナーリング強化に取り組んだ。痛み止めを打ってオリンピックに出場した清水はスタートを成功させ、さらに磨き上げたコーナーリングで長野五輪を上回るタイムを出した。結果は銀メダルだったが、2大会連続メダルは日本人初の快挙だった。金メダルを撮った元アメリカ代表のケーシー・フィッツランドルフは、けがのことはだいぶ後になってから知ったがそういうところを尊敬している、世の中には言い訳をして注目を集めようとする人もいるがそうはしなかった、けがをしていながら銀メダルをとれる世界唯一の選手だと話した。元スピードスケート日本代表の武田豊樹は、メンタルの強さが清水の一番の武器だと話した。トリノ五輪では18位に終わり、バンクーバー五輪代表選考会は7位で代表落選となった。最後まで勝負に挑む姿を見た元日本代表の加藤条治は、スパッと辞める選手より最後まで粘ってボロボロになって辞めていくのがかっこよく見える、尊敬し続ける道しるべ的おにいちゃんだと話した。

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壮絶な戦い!銀メダルの知られざる舞台裏/35歳まで現役!不屈の男の哲学とは/まもなく開幕!ミラノ・コルティナ五輪

清水は、少しでもタイムを縮めようと思いスタートができないのでコーナーワークに取り組んだ、周りには事故を起こしたことをあまり言ってなかった、事故を言い訳にしたくなかった、最初はやれると思ったが自分がどれだけ重傷かわかって絶望に変わった、途中からけがしてオリンピックに挑む自分を楽しもうと思った、オリンピックで負けた悔しさはオリンピックでしか返せないので次のオリンピックを目指した、周りからは辞めろと言われてもとことんやってみたかった、恵まれた環境や身体能力があったら努力も工夫もしなかった、周りに努力家がいたからそこについていった、僕自身に精神力があったわけではない、今回のオリンピックではメダルを取れると思う、視聴者には楽しんでみてほしいと話した。

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