2026年9月12日放送 11:30 - 13:30 テレビ朝日

ワイド!スクランブル サタデー

出演者
野村真季 松尾由美子 菅原知弘 福岡良子 丸田佳奈 森永康平 浦林凛 
注目ニュース
富士登山 ヘリ救助 有料化へ!? 閉山後も5合目に観光客の姿

日本の最高峰、富士山。ことしの登山客数は前年比約2万人増え、22万4823人となった(環境省)。富士登山シーズンも今月10日で終わり。静岡県の須走口では10日午後の閉山を前に駆け込み登山へ向かう人たちの姿が。昼過ぎまでに200人以上の登山客が須走口を訪れた。一部区間を除き5合目から山頂へ続く登山道は通行止めとなり、富士山は閉山期を迎えた。きのう山梨側の富士山5合目を訪ねると閉山されたはずの登山道のほうへ向かう観光客の姿が。

きのう富士山の閉山から2日目となった山梨県にある富士山5合目のゲート。通行止めの登山道より手前は自由に行き来できるがこの日はあいにくの天気で足場が悪い状態。可能な範囲で富士山を楽しもうとする観光客の姿があった。

富士登山 ヘリ救助 有料化へ!? 閉山期の遭難事故 後を経たず

問題となっている閉山期の過酷な環境下でみられる無謀な登山。閉山期間中の通行禁止エリアへの立ち入りは拘禁刑または罰金に処される可能性もある違法行為。各自治体も注意を呼びかける一方で閉山期の遭難事故は後を絶たず、去年も富士山では計10件の遭難事故が発生(静岡県警HP、山梨県警HPから集計)。議論が加速している閉山中のヘリによる救助の有料化。ヘリを使った救助にかかる費用は1回約60万~80万円(山梨・富士吉田市)。去年4月、1人の中国人大学生が5日間で2度救助された事例をきっかけに無謀な登山客に対する救助の公費負担に疑問の声が高まっている。救助の有料化を実現するには高いハードルがある。

富士山 閉山期 救助有料化へ!? 静岡・山梨で検討“法律の壁”も

松尾由美子と菅原知弘がオープニングの挨拶、コメンテーターを紹介した。

富士山閉山期の登山対策について協議が進んでいる。閉山期は一部区間を除いて登山道は通行止めになっているが登山する人が後を絶たない。静岡県は登山届の義務化を検討。ことし6月、富士宮市など周辺の自治体がヘリでの救助費用の有料化を求め知事に要望書を提出した。鈴木康友知事は「一定の自己負担を求めることは妥当」とし、有料化に前向き。山梨県は県の防災ヘリによる救助の有料化の検討を加速。富士吉田市の堀内茂市長は「県も積極的で、静岡県とも協議を詰めている。今月中に県から正式な発表があると思う」と話している。

静岡県の場合、県防災ヘリについては条例制定により有料化が可能。警察や消防による救助は原則無料。救助費用を徴収するには法改正が必要。救助費用は燃料費や人件費など約60万~80万円(富士吉田市の会見から)。埼玉県は2018年、指定地域内で県防災ヘリによる救助が行われた場合5分ごとに8000円の手数料を設ける条例を制定。救助された人が県に手数料を支払い、主に燃料費などに使われる。丸田が「論点は2つ。ルールを守らず自己責任で登った人に対して公共のサービスで救助する必要があるのかという問題。もう一つは外国人だったらどうするのか」などとコメントした。

富士山 遭難救助は命がけ 強風・積雪・凍結 滑落の危険性

ことし3月、閉山中の富士山でスキー登山をしていた外国籍の男女2人が滑落した事故。通報を受け静岡県警の山岳遭難救助隊が現場へ向かう様子を捉えた映像。暗闇に閉ざされる中、足元を照らす明かりだけを頼りに進む。午後10時半すぎに遭難者を発見するも吹き付ける風と積雪、凍結のため救助活動は朝までかかった。静岡県警の山岳遭難救助隊に35年間勤め、現在は富士山の山小屋を管理する名倉健児に話を聞いた。遭難者を発見したあとも常に危険が伴う。そり状の担架を使って遭難者を運ぶが凍結した斜面でスリップすれば一瞬で滑落する。静岡県警の山岳遭難救助隊は過酷な救助活動に対応するため日頃から訓練を実施。ヘリコプターを使った救助活動にも危険が伴う。つり降ろされた救助隊員の視線の先に遭難者を搬送している救助隊員たちの姿が見える。遭難者をしっかりと固定してヘリコプターまでつり上げるが激しい気流の影響を受け、ヘリコプター救助が不可能な場合もある。

元静岡県警山岳救助隊・名倉健児は「一番印象に残っている救助は-20~30°Cの山頂を3日間捜索したこと。視界も悪く、雪が深く積もってしまい、救助できず下山した」と話した。原が「安心安全な社会づくりを行うためには自助共助公助、3つバランスよく整えなきゃいけない。助ける側も日頃の努力とともに、自分の命を落とす可能性もある。そこを十分気にかけてもらいたい」などとコメントした。

深堀りボード
大雨被害多発 復旧に費用の壁 愛車や店舗が…保険の補償は?

今週火曜日、名古屋では1時間で100mmを超える猛烈な雨が降った。130年以上の観測史上初めて。名古屋市名東区では植田川が越水し、川の水が住宅街に流れ込んだ。各地で相次いだ道路の冠水。いまも現地の人たちの大きな負担となっている水没した被災車両。豪雨からまもなく1カ月となる千葉県ではおとといも住宅の駐車場で水没した車両などが自動車リサイクル業者の臨時保管所に運ばれ続けていた。業者によると保険会社を通じ所有者から廃車の依頼が相次いでいて、運搬されてくる車は今後も更に増える見込み。

千葉県大網白里市の居酒屋。先月13日の豪雨で浸水。大網白里市ではこれまでも度々記録的な大雨が発生。店は3回目の浸水被害となる。店の復旧にかかる多額の費用。2回の浸水被害の経験から新たに備えていたことがある。水害を補償する保険の加入。記録的な大雨が各地で相次ぐ中、問われる保険の重要性。暮らしを守るために私たちはどうしたらよいのか。

大雨被害多発 水害に備える保険 我が家が浸水したら…どうなる?/愛車が水につかった…どうなる?

ファイナンシャルプランナー・飯村久美を紹介した。

住宅浸水に備える保険は。水害による損害をカバー、火災保険に付けられる水災補償。大雨や台風による洪水などで建物や家財に損害を受けた場合に補償するもの。一般的には地盤面から45cmを超える浸水、床上浸水などの時に補償。住宅が浸水した場合どの程度被害が出るのか解説した。日本損害保険協会によると家財損害額は平均159万円、建物損害額は平均193万円。先月13日、千葉豪雨で約20cmの床上浸水にあったA。あいおいニッセイ同和損保によると建物や家財など保険会社の調査で約700万円の損害と査定された。

火災保険、水災補償で保険料は。あいおいニッセイ同和損保が扱うある家庭の契約プランでは補償金額を建物2000万円、家財500万円に設定した場合、年額で支払う保険料は水災補償なしで1万4880円、水災補償ありで3万4560円。水災補償をつける人は2024年度61.8%と10年間で10ポイント超減少(損害保険料率算出機構資料から)。日本損害保険協会の調査によると水災補償をつけない理由は「自宅周辺で水災発生の可能性が低そう」54.9%など。飯村が「補償を受けるときは証拠が重要になる。片付ける前に写真を撮る」、丸田が「一番重要なのは自分の地域のリスクを把握すること」などとコメントした。

各地の大雨では車の浸水被害も多発。水害をカバーする自動車の保険。全ての自動車の余裕者に義務付けられている自賠責保険の対象は事故相手のけがや死亡など。それ以外の損害をカバーするには任意の保険をつける必要がある。車両保険をつけると通常自動車浸水などの水害も補償。車両保険の加入率は47.4%(損害保険料率算出機構「2025年度 自動車保険の概況」)。飯村が「車両保険をつけると車両保険なしに比べて1.5~2倍くらい保険料は上がる。大雨で水災のリスクが高いところに止めている人、新車、高級車、ローンを組んで支払っている人などは保険に入っておいたほうがいい」などとコメントした。また車が水害に遭った場合にスムーズに補償を受け取る方法、自分に合った保険の選び方などについて話した。

注目ニュース
クマ出没 市街地で相次ぐ 秋は動き活発 食欲が旺盛に

8日、北海道岩見沢市に設置された箱罠にヒグマがかかった。体重約100kgのオス。周辺の養鶏場では先月17日から4日にかけてクマが4回侵入し、ニワトリやカモ100羽以上が被害にあった。しかし、市などによると、今回捕獲されたクマは足跡の大きさなどが養鶏場を襲ったクマとは異なるという。環境省が発表しているクマの目撃件数を見ると、これからの時期ピークを迎える。クマの生態に詳しい岩手大学の山内貴義准教授によると、今の時期クマの行動が大きく変化するという。実際、クマが目撃されるケースが相次いでいる。6日、青森県三沢市のホテルグランヒルつたやの前にクマが出現。クマは捕獲されておらず、市は警戒を続けている。京都・舞鶴市では3日、住宅の軒下で親子とみられるツキノワグマ2頭が見つかり、京都府で初めてとなる緊急銃猟が実施され駆除された。しかし、周辺では別のクマの目撃が続いていて、警察などが警戒に当たっている。昨年度、過去最多のクマ被害となったが、ことしはどうなるのか。山内准教授は「アーバンベア、街中に下りてくる個体が散発的に現れるのではないかと心配している」などと説明した。

クマ問題 秋は食欲が旺盛に 「木の実」今年は豊作?凶作?/市街地出没は増える? カギ握る「木の実」の生育予測

クマの出没は例年10月がピーク。環境省によると、クマの秋の主な食べ物は木の実で、地域によって種類が違う。岩手大学の山内貴義准教授によると、東日本・日本海側にはブナ林が広がり、クマはブナの実を食べる。一方、西日本・太平洋側はコナラ・ミズナラが多く、クマがドングリ食べている。クマの出没件数が先月時点で去年の数に迫っている兵庫県。きのう発表したドングリの生育予測(森林動物研究センターの調査)は、昨年度は豊作で、今年度は凶作予測。これからの時期、クマの出没が多くなる可能性がある。山内准教授によると、近畿地方全体で不作の可能性もあるという。東北のブナの実の生育予測(林野庁東北森林管理局管内)は、昨年度は大凶作。東北6県(環境省調べ)の出没件数は3万5395件と過去最多。しかし、今年度は豊作予測。山内准教授は、豊作でも要注意という。去年、人里でおいしい食べ物を学習したクマは、山のエサが多い少ないにかかわらず人里に来る可能性がある。さらに豊作だとエサを探し徘徊するため、冬眠に入るのが遅れ、遭遇するリスクが高まる。丸田佳奈は「現時点でのクマの問題は個体数の増加と人慣れ」、森永康平は「結局はゾーニング。自治体任せにするのではなく、国がしっかり予算をつけて、ある意味国策としてやっていく必要が出てきているのではないか」などとコメントした。

Weekly HEADLINE TOP4
第4位 男子高校生の暴行死に関与?少年4人を逮捕

先月22日、相模原市の農道で高校2年の清水刹那さんが暴行を受け脳挫傷で死亡した事件。警察は清水さんと一緒にいた中学生を暴行した疑いで16歳と17歳の少年4人を逮捕した。事件直前、バイクに乗っていた清水さんと男子生徒は1km以上車に追いかけられていた。

先月22日、相模原市の農道で暴行を受け亡くなった清水刹那さん。逮捕された4人は、16歳と17歳の会社員らで、清水さんと一緒にいた中学生にけがをさせた疑いが持たれている。清水さんらと面識がなかったという4人の少年。何があったのか。事件直前、2つの防犯カメラが車とバイクを捉えていた。1つ目は現場の約1km手前にあるカメラ。2台のバイクが通過すると、車が後に続く。バイクの1台には清水さんと中学生が、もう1台には清水さんの友人が乗っていたとみられている。そして2分後、別の防犯カメラに映ったバイクは1台のみ。清水さんが乗っていたとみられている。当時の状況を知る関係者によると、清水さんと友人は二手に分かれたという。そして、この映像から約30分後、清水さんは農道で倒れていたところを発見された。逮捕された少年4人は1台の車に乗っていたという。また捜査関係者によると、事件はバイクをめぐるトラブルがきっかけとなった可能性があるという。さらに逮捕された少年らは、清水さんと一緒にいた中学生を脅し、通報しないよう口止めしていたことが新たに分かった。警察は少年らが清水さんへの暴行にも関与していたとみて捜査している。

第3位 岐阜・ケーキ店 殺人・放火事件 女性店主が死亡

岐阜県本巣市のケーキ店で起きた殺人放火事件。警察によると、現場から病院に運ばれ治療を受けていた店主の曽野さとみさんの死亡がきのう確認された。事件が起きたのは先週土曜日の夜。当時現場では店主の曽野さんと中学時代の同級生が集まり麻雀などを楽しんでいたという。現場にした人は「関与が疑われている男性が人を刺してガソリンをまいた」と話している。その男性とは、死亡したうちの1人で葬儀社を経営していた林寛至さん。事件当日、会合に呼ばれていなかったという林さん。曽野さんの親族によると、6年以上前に曽野さんの夫が亡くなった時、葬儀を担当したのが林さんだったという。林さんは事件の数日前から自宅近くのガソリンスタンドに携行缶を持参し、「草刈り機の燃料に使う」と説明し、複数回ガソリンを購入していた。

第2位 張本勲さん(86)死去 背負い続けた被爆体験

元プロ野球選手で野球解説者の張本勲さんが亡くなった。86歳だった。1959年に東映フライヤーズ(現:日本ハムファイターズ)に入団。安打製造機と呼ばれ、7回も首位打者のタイトルを獲得。1975年のオフシーズンには念願だった読売巨人軍へ移籍。王貞治さんとのOH砲を結成し、球団史上初めて最下位に沈んでいた巨人をリーグ優勝へと導いた。そしてロッテに移籍した1980年、日本プロ野球初、通算3000本安打をホームランで飾った。23年間で3085安打。日本の通算安打記録は今も破られていない。現役引退後は野球解説者として活躍。愛情を持って球界に喝を入れ続けた張本さん。そのルーツには幼少期の被爆体験があった。

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