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夫マシューとトロイ牧師が現場のスーパーマーケットに到着。スーパーマーケットにはマシューの弟マーカス、マーカスの妻リサ、トロイ牧師の妻ジャネットらも訪れた。また、警察はマシューらから聞き込みを行った。マシューは幼い頃からトロイ牧師の教会に通い、礼拝やボランティア活動に参加してきた。
事件発生から8時間後、レフトハンド・キャニオンでナタリーの遺体が発見された。なお、首は切断されていた。その後の捜査により、死因は絞殺と判明。後頭部から打撲痕が見つかった。警察は、関係者に遺体発見の情報を伏せて捜査。まず、スティーブ捜査官はナタリーの妹ドーンと会い、話を聞いた。妹ドーンによると、ナタリーとマシューの結婚はトロい牧師が決めたという。さらに、マシューの弟マーカスとリサの結婚も、トロイ牧師の予言によるものだった。
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- レフトハンド・キャニオン
スティーブ捜査官はトロイ牧師らと会い、話を聞いた。事件の夜、トロイ牧師は信者に捜索場所を細かく指示し、ナタリーを探していたが、指示した場所は車の発見場所から離れた場所ばかりだった。また、ナタリーの死を伝えたところ、トロイ牧師は突然、警察の質問を拒否し始めた。
車両見分を行ったところ、車体にあった松は遺体発見現場に生えている松であること、車の右側面の傷は木の枝にぶつかってできたものだと判明。また、トロイ牧師は「傷心するマシューを救うためには静かに祈ることが大切」と、信者らに警察への協力をしないように指示した。
スティーブ捜査官は、トロイ牧師が運営するマシューが働く塗装会社で、ナタリーの遺体近くで発見された角材と同じタイプの角材を発見。さらに、ゴミ箱から血液が付着した布製の手袋が見つかった。鑑識に分析を依頼したところ、手袋にはナタリーと犯人の2種類の血液が付着しており、小さな穴もあいていた。
教会関係者全員からDNAを採取して、手袋に付着した血液と照合した結果、マシューのDNAが一致。マシューは妻ナタリー殺害の容疑で逮捕され、殺害容疑を認めた。しかし、動機やトロイ牧師については黙秘した。なお、マシューは幼い時に右目を失明していた。事件の日、マシューは普段運転しないくらい夜道を走行したため、木々にぶつかり車体にたくさんの傷が残った。
スティーブ捜査官らがマシューの家の家宅捜索を行ったところ、25万ドルの生命保険と、マシューの義妹リサからのラブレターが見つかった。
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事件の真相を紹介。アメリカ・ニューメキシコ州の母子家庭で育ったマシューは、友達との喧嘩で右目を失明。そんな時、トロイ牧師と出会った。トロイ牧師は、マシュー少年の暗い目を見て、マシューの道標になることを決意。その後、マシューは、トロイ牧師のカリスマ性に憧れ、どんな指示にも従順に応えていったが、ナタリーと結婚した頃から、マシューはトロイ牧師を超えたいと思うようになった。そこで、義妹リサと浮気することで、トロイ牧師に敷かれたレールからの脱却を試みた。ナタリーと別れてリサと新しい生活をするためには、まとまった金が必要なので、マシューは保険金殺人を思いついた。事件の日、マシューはナタリーを絞殺し、ドーンとギャングの犯行に見せかけるため、ナタリーの首を切り落とした。発見を遅らせるため、遺体は山の中に遺棄。捜査を撹乱させるため、ナタリーの車をスーパーマーケットの駐車場に置いて逃走。悲劇の夫を演じて、周囲を欺いた。しかし、トロイ牧師は、犯人がマシューだと早い段階で見抜き、マシューが逮捕されないように画策し、疑惑が自分に向くように、警察と敵対するような態度を繰り返した。トロイ牧師はマシューを、我が子のように愛していた。
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- ニューメキシコ州(アメリカ)
判決の結果、マシューは第一級殺人で有罪となり、終身刑が言い渡された。
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