2026年2月1日放送 18:00 - 18:30 TBS

世界遺産
「オーストラリア〜赤と黒の縞模様をまとった奇岩の絶景」

出演者
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オーストラリア/パーヌルル国立公園
コーナーオープニング

きょうの世界遺産はオーストラリアのパーヌルル国立公園。

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オーストラリアパーヌルル国立公園
赤と黒 縞模様の奇岩群

オーストラリア北西部に位置するパーヌルル国立公園。公園の面積は東京都とほぼ同じで、大部分が世界遺産エリアになっている。最初に目指すのはバングル・バングル山脈。約6カ月続く雨季の間は道が水没してしまうため、乾季にしか立ち入ることができない。バングル・バングル山脈には不思議な形をした縞模様の奇岩が連なっている。その姿から、現地ではハチの巣に例えられる。奇岩は低いものでも10mを超える。赤い層と黒い層が折り重なっていて、それぞれ全く違う性質の岩だ。赤い岩は砂岩で、表面は空気にさらされ酸化して赤くなっているが内側は白く細かい砂。黒い粘土層に水をかけるとヌルヌルする。肉眼では見えない微生物のシアノバクテリアが繁殖している。約3億年前、この一帯は大きな川が海に流れ込む河口だったという。川の流れが強い時は砂が、穏やかなときには泥が流れ込み堆積して重なっていった。後に地殻変動で海底が隆起するとともにヒビ割れた部分から雨水が浸透、数千万年をかけて風化と侵食を繰り返しドーム状の奇岩になった。奇岩群の中にある白い部分は干上がった川。雨季になると川になる。この一帯にいくつも川が流れていて、今も大地を削り続けている。

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オーストラリアシアノバクテリアバングル・バングル山脈パーヌルル国立公園
街明かりなき荒野「極上の星空」

撮影隊はキャンプで夜を待った。街明かりのない荒野では流れ星や南十字星が見られた。翌朝向かったのは奇岩群とは全く違った地形。

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みなみじゅうじ座パーヌルル国立公園
先住民の聖なる岩窟へ

パーヌルル国立公園にはかつて先住民アボリジナル・ピープルが暮らしていた。アボリジナル・ピープルが生活し始めたのは少なくとも2万年前。雨季は高台へ、乾季は川の近くに移動し狩猟や木の実などを取って暮らしていたという。切り立った谷を抜けたところに聖なる岩窟がある。豪雨や鉄砲水が岩を侵食し続け、大きな岩窟になったという。岩窟の上部の岩がえぐれているところは枯れた滝。雨季になると水量が豊かな滝になり、岩窟は水没する。乾季でも水は完全には枯れない。ここは水難に遭わないための儀式を行う場所。水の中にはレインボー・スネークと呼ばれるヘビが住んでいると信じられていて、その怒りに触れないよう祈りを捧げる。

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スピニフェックスパーヌルル国立公園ブッシュ・ココナッツ
幅わずか1メートル!極細の谷

パーヌルル国立公園の北側には大峡谷。断崖の高さは高いところで250m。太古の川が作った極細の谷で、幅はわずか数メートル。谷底には南側ではほとんど見かけなかった石が転がっている。約3億年前、山脈の北は川の上流だった。このあたりでは石が堆積し、下流では流されて細かくなった砂が堆積した。やがて地殻変動で隆起すると、南は柔らかい砂岩帯になり、それが雨や風で削られドーム状の奇岩に。一方、北は石が堆積しえきた礫層。隆起するタイミングで亀裂が入り、雨風によって石が崩落するように削られて垂直に切り立つような谷が刻まれた。

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パーヌルル国立公園
(エンディング)
次回予告

「世界遺産」の次回予告。

(番組宣伝)
ベスコングルメ

「ベスコングルメ」の番組宣伝。

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