- 出演者
- 劇団ひとり 高橋ひかる
オープニング映像。
岐阜大学・と藤嶋さんは鵜になって鮎を飲み込む体験ができるVRを開発。VR画面は長良川の風景が広がる鵜の目線。鮎の魚影が見えたら上を向けば捕獲でき丸飲みの体制になる。くちばし部分は振動装置により鮎の暴れる感覚を再現している。また喉越しや飲み込んだ時の首元の冷たさも再現している。
中央大学校・李義孝助教授が開発したのは超加速ロボットスーツ。走る時に推進力を生む太ももの裏の筋肉「ハムストリングス」をサポートしより速く走ることができる。陸上経験者含む9人で100走の実験をしたところ、スーツを着用すると平均0.67秒短縮された。今回、60m走元日本記録保持者の川上拓也さんがスーツを着用し100mで世界記録更新に挑む。スーツ着用前は10秒47、超加速スーツ着用後は12秒3。自分の走りとマッチしなかったという。
神戸芸術工科大学・志茂教授は3DCGや画像生成AIなどを研究している。モニターに映る不思議な映像を身近な素材を組み合わせて開発した。ポリカーボネート越しに見ると映像が屈折し人がいるような錯覚が生まれる。インパクトある映像作品を追求し本に挟まれる人という作品なども発表している。今回、スタジオで劇団ひとりと高橋ひかるが実際に作品を撮影した。
西安電子科技大学・張彦鋒さんが開発したのは高速道路の上空をレーザーライトで照らすことでドライバーの事故を防止するシステム。視覚を刺激し脳の働きを高めリフレッシュ効果を狙っている。2020年に初めて設置し、年間の事故件数は26件から2件に減少したという。
人間と認識されたら負けというAIゲームを紹介。このハイテク版だるまさんが転んだは自動運転車技術と似たシステムが搭載されている。世界25万人以上のデータから人と認識する。あばれる君がゲームに挑戦し失敗。人間の形をAIが判断するため人間らしくない動きや見た目だと勝率が上がる。アドバイスを元に何度も挑戦し、23回目の挑戦で成功した。
ヒゲペンギンは平均4秒のうたた寝を一日中繰り返して睡眠をとる。こま切れ睡眠を1日に1万回以上繰り返し常に周囲を警戒しながら眠る。
イカ墨は敵から逃げるための防衛手段として使われるが意外な使い方もある。エゾハリイカのオスがメスに求愛する際にイカ墨を吐いて周りを暗くし、自分の体を白く輝かせてアピールする。
ハーバード大学の研究チームが開発した最新技術でチタン合金の表面に特集な加工を施すと血液が全くくっつかなくなった。新素材の開発のヒントになったのは水中生活をするミズグモ。水中生活を可能としているのはお腹の周りに溜め込んだ空気の塊。ミズグモの毛の構造を徹底解明し仕組みを応用して新素材の開発に成功した。
ノースカロライナ州立大学のイン・ジェイ准教授が開発したのは超万能なロボットハンド「切り紙グリッパー」。たんぽぽの綿毛や生きた魚、水滴までソフトタッチでつかむことができる。ハエトリグサと切り紙の構造をヒントに開発したという。切り紙グリッパーのスゴさは強さにもある。切り紙グリッパーの強さをスタジオで体験。重さ0.4gの切り紙グリッパーで2kgの重りを持ち上げることに成功した。イン・ジェイ准教授は6.4kgの重りを持ち上げることに成功したとのこと。
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