- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄(サバンナ) 織田信成 平愛梨 木村慧人
2024年4月28日にアメリカ人のボニーさんが来日した。初めて出会ったのは4年前。ボニーさんは鯉のぼりを愛する人だった。鯉のぼりは端午の節句に子どもの厄除けに兜などを飾っていた習わしがあり、それとともに武家の間で幟や旗を揚げ男児の立身出世位を祈った。それが庶民に広まった。ボビーさんがここまで夢中なのは、子どもの時に病気をした時に鯉のぼりが大きな支えとなったと話した。ボニーさんは自分でも鯉のぼりを作っている。ボニーさんはひれの大きさが難しい、伝統的な鯉のぼり職人さんに会ったらどんなことに気をつけて描いているのか聞いてみたいなどと話した。また鯉のぼりを広めようと子どもたちに鯉飾りを配っているのだそう。来日が決定したが新型コロナの流行で来日は延期となった。そして今年、改めてニッポンに招待した。
2024年4月再びボニーさんの元へ行き、招待を伝え初来日となった。竜神峡 鯉のぼりまつりなどを紹介した。また番組スタッフが鯉のぼりバンジーに挑戦した。ボニーさんが一番行きたいのは埼玉で開催される日本一の鯉のぼり祭りだという。埼玉・加須市は全国有数の鯉のぼりの生産地で加須市民平和祭が開催される。今回、時別に鯉のぼりを掲げるお手伝いをさせてもらうこととなった。
埼玉・加須市の加須市民平和祭で巨大鯉のぼりを揚げるお祭りでお手伝いをした。加須市は明治~大正にかけて鯉のぼり産業が発展した。巨大鯉のぼりは約3400人の市民の強力による7か月をかけて作製される。また市長が現場の激励にやってきた。ミニ鯉のぼりとオリジナル手拭いをお土産としてもらった。
続いては岡山・和気町で手捺染で作られる鯉のぼりを見に行った。徳永こいのぼりは1947年創業で日本の鯉のぼり生産の3分の1を請け負っている。約120種類の鯉のぼりがある。
続いて見せてくれたのは置き型の鯉のぼり。その後、藤巻さんの職人技を見学することとなった。
木村くんがハマっているものはサウナだという話をした。
ボニーさんが手捺染を学ぶ映像が流れた。まずは胴体の鱗やエラなどから。職人の樋口さんがお手本を見せてくれた。アドバイスをもらいながら作業をした。色を付けた後には色鮮やかに映えるための驚きの工程があった。100度以上の高温蒸気で蒸す。蒸すことで色が発色するという。この後、洋さんの家の庭で鯉のぼりを見せてもらった。洋さんの家で端午の節句を祝う料理をご馳走になった。ご馳走を食べた後、いよいよ仕上げの工程へ。安東さんに教えてもらいながら裁断を行った。感覚で切っていくという。生地を裁断した後は、縫製の作業に取り掛かる。全ての作業が終わった後、ボニーさんが徳永こいのぼりの皆さんに手紙を読んだ。ミニ鯉のぼりなどのお土産をもらい、ボニーさんは手作りの鯉のぼりを渡した。
続いて向かったのは、千葉・市川市のニッポンに唯一一人の江戸手描き鯉のぼり職人へ会いに行った。秀光人形工房の三代目・金田鈴美さんは江戸手描き鯉のぼりを35年ぶりに復活させた。秀光人形工房は1971年に創業した工房だ。節句の人形などを作る様々な職人さんがいる。商品などを紹介してもらい、江戸手描き鯉のぼりを学ぶ。そこにはこだわりがあった。木綿を使うなど染料になる糊を使うなどのこだわりがあった。40分かけて片面の鱗の輪郭を描いた。その後一旦休憩し、職人のみなさんがボニーさんの歓迎会を行ってくれた。鈴美さんは女子美術大学で美術を学び工房に入り独学で研究したという。川尻の鯉のぼりが好きで手描き鯉のぼりを復活させたいという思いが強かったという。
三代目金龍の江戸手描きを揚げる酒蔵をボニーさんは訪ねた。金龍さんが作った鯉のぼりを最初の購入したお客さんだ。江戸手描き鯉のぼりの魅力について聞いた。
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- 石川酒造
続いてヒレを描く作業を行う。生きている鯉のヒレみたいな感じの線が表現できるように描く。ボニーさんも挑戦してみるが、苦戦した。続いては鱗を描く。
平愛梨のところは男の子4人だが節句はどうしているか?という話をした。
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鱗の模様にはイタチの尻尾の筆を作っているという。続いて金色でキラキラとさせる。そして最後に描くのが目。ボニーさんは人生最高の日だと話した。
翌日、ボニーさんと鈴美さんは地元の鯉のぼり祭りへ向かった。秀光人形工房もお祭りで出品するという。国分川 鯉のぼりフェスティバルは鈴美さんも子どものころから欠かさっず参加している。ボニーさんは工房の皆さんと出店のお手伝いをする。また自作の鯉のぼりを出品した。ボニーさんの鯉のぼり募金は能登半島地震災害義援金へ寄付された。
いよいよ鯉のぼりの仕上げをする。
いよいよ仕上げの裁断と縫製を行う。ボニーさんは縫製をやらせてもらうこととなった。出来上がった鯉のぼりを早速飾ることとした。
ボニーさんたちは作製した鯉のぼりを空へ揚げた。最後に工房の皆さんへ手紙を読んだ。鯉のぼりや筆のお土産をもらった。またボニーさんも手づくり鯉飾りを渡した。
ボニーさんは鯉師会の皆さんと意気投合し交流をした。鯉師会は各地の製造元を訪ねては日々研究を重ねているそう。
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- 鯉師会
帰国したボニーさんから驚きの報告があった。
好きなオトコと別れたいの番組宣伝。
帰国したボニーさんは金龍さんからいただいたぶんまわしと筆を使って手描きの鯉飾りを作製した。