- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄(サバンナ) 織田信成 高橋海人(King & Prince) 工藤遥
就活アドバイザーのロシオさんは大学生の頃に日本語を学び始めた。ロシオさんは鰹のタタキを愛している。カツオの旬は年2回で初鰹は春から初夏にかけて黒潮に乗って北上、戻り鰹は秋ごろに黒潮に乗って南下する。藁焼きは旨味を閉じ込めたまま香ばしく焼ける。ロシオさんはペットショップで買った藁を使用していたが、藁焼きで作る鰹のタタキを学びたいと思っている。日本にご招待が決定した 。
高知県は鰹のタタキの発祥の地。江戸時代土佐藩ではカツオの生食による食中毒が頻発し、カツオを藁で炙り焼き魚として食べたことが始まり。黒潮町を訪れた。カツオ漁が盛んな港町で歴史は400年以上。ロシオさんを地元の水産会社が受け入れてくれることになった。
稲藁は瞬時に最大火力になる。特別依頼して手作業で刈った稲藁で状態の良い藁を収穫するために稲作を始めた。稲藁に雨を打たせない、しっかり乾燥させるなど徹底管理されている。高知県は海岸沿いに山があり、海には山のミネラルを含んだ水が流れ出ている。塩には海と山のミネラルが混ざり合う。
塩分濃度が約3%の海水を3か月間太陽と風の力だけで塩にする。満潮時のきれいな海水をタンクに組み上げ地上のタンクへ、タワーの上から海水をかけ流す。
鰹のタタキと相性抜群の太陽と風の力で作る天日塩を学ぶ。高さ10mから海水を流し太陽光と風の力で水分が蒸発、塩分濃度16%のかん水にする。結晶箱にかん水を満たし塩を精製する。一つの結晶箱で約900gの収穫ができる。脱水にかけて塩とにがりを分離させる。天日塩は肉料理にも合うという。
カツオは包丁を押して先っぽの刃で切る。昔からカツオは立てて下ろすのが主流で素早く大量に捌くことができる。カツオの節は2種類あり男節は太いので量がある。藁焼きは最初は皮面を下にして焼き、空洞で燃えやすい根の方から焼く。煙で燻して藁の香りをつけ片面20~30秒ほど焼き香りがしたら返す。
一本釣りはカツオなどの大型回遊魚を竿一本で1匹ずつ釣る漁法。昔から日本では一本釣り漁船は女人禁制という。
全国の一本釣り漁船に連絡した所、女性でも大丈夫と返答したくれた奄美大島の漁師さんを訪ねた。一本釣りは体力とスピードが勝負で常に危険と隣り合わせ。足だけで身体を固定しカツオからは目を離さず、他のカツオにも気をつけること。薩川集落の皆さんが歓迎会を開いてくれた。
ミズンは体長約10cmのニシンの仲間でカツオの餌にし疑似餌に食いつかせる。漁場は4時間移動した沖合。多くの魚が集まる漁場へ向かった。
キハダマグロ・メバチマグロの姿もあった。最初の漁場は終了。船上では特製タレ漬けのタタキをいただいた。初鰹はさっぱりしているのでマヨネーズで脂味を足している。ロシオさんは一本釣りに挑戦。飛沫でカツオから漁師の姿を隠すため海面へシャワーを放水した。
95の番組宣伝。
水揚げ量はキハダマグロ500kg、メバチマグロが400kg、カツオが800kgで合計1.7t。ロシオさんは乗船させてくれたお礼にタタキを振る舞った。
世界!ニッポン行きたい人応援団の次回予告。
ワールドビジネスサテライトの番組宣伝。宅急便で「置き配」開始。