- 出演者
- 中居正広 若林有子 島崎和歌子 大竹しのぶ 石原良純 陣内智則 土田晃之 上島光
本日は上島竜兵に28年間連れ添った妻だけが知る夫婦の物語など放送内容を伝えた。
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- 上島光上島竜兵竜ちゃんのばかやろう
スタジオに上島竜兵の妻である光さんが登場。年の差は9歳だが学年だと10歳差である。土田は光さんのことは知っているが飲んでいる所に来ることはないと話した。そんな光さんが出版した「竜ちゃんのばかやろう」について上島竜兵を忘れてほしくないと思い出版したと話した。
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上島竜兵と光さんが出会ったのは1989年3月、光さんが高3の時に卒業生を送る会でダチョウ倶楽部がゲストとしてくることになった。当時はアイドル全盛期だったが光さんはお笑い好きで当時無名だったが絶対売れると思っていたという。そして送る会の司会に選ばれ当日挨拶に向かった光さんだったがテレビと違い塩対応で特に上島は無愛想だった灯。そんな光さんは色々オーディションを受けてものまね番組の大会で優勝し芸能事務所入りしていた。その番組で実は共演していたのが松村邦洋さんで敢闘賞だったという。
高卒後ものまねタレントデビューした当時は女性のお笑いタレントは珍しく光さんは仕事に恵まれオファーが殺到。島崎和歌子は20歳前後の時にものまね番組で光ちゃんと竜さんと出会ったと話した。一方ダチョウ倶楽部は若手としてネタ作りに励みお笑い用の劇場は少ない事からショーパブや地方営業の日々だった。そのステージに経っていたのがB21スペシャルでヒロミはダチョウ倶楽部が居なかったら僕らは出てこなかったと話す。バナナパワーというショーパブでダンスやコントの後に最後にパイをお客さんに買ってもらい当ててもらいその数が売上となるシステムでお客さんとの対話、パイを売るトークが重要でヒロミは最初の頃はダチョウ倶楽部のをフルコピーだったという。運命の再会はテレビ局でダチョウ倶楽部も覚えてくれていて収録の飲み会の席で一緒になる仲となった。一方で上島は極度の人見知りで全く心を開かなかったという。その後あまりプロレスは知らなかったが会場で上島と肥後と一緒になることがあり、試合後は一緒に飲みに行く用になったという。しかし、10歳差で恋愛対象にはならなかく、上島からもそういった素振りはなかったという。
2人の運命を変えたのが一本の電話で珍しく上島からかけてきてその時は肥後もいると話しておりお店に行くと上島だけだった。
上島に呼び出され初めて2人で飲むことになった光さん。すると上島から何の前触れもなく付き合ってくださいと告白。好きなタイプとは全然違うしし戸惑ったがその場でOKした。光さんは人柄を知っていたからまずは友達からと思って申し出を受けたという。また、当時アイドルとお笑いタレントの共演は全く無く工藤静香さんも絶対会っちゃいけないと言われていたという。付き合い始めわかったのはどうしようもない生活ぶりで付きはじめ1週間、アパートを訪れると部屋は汚くお金も袋に入れたまま部屋に放置していて通帳を持っていなかったという。さらに付き合い始め2週間で結婚してくれとプロポーズと毎日言い始めたという。当時20歳でものまねタレントとして仕事も増えており結婚は考えられなかったという。一方ダチョウ倶楽部は中々評価されず日の目の見ない日々を送っていた。土田によるとネタが評価されていた時期があり「ザ・テレビ演芸」で10週勝ち抜いていてそれをずっと自慢していたと明かした。
さらに彼らを焦らせたのがとんねるずやダウンタウンなどのお笑い第三世代の台頭。ヒロミはショートコントを開発したのがウッチャンナンチャンだと思うと話し、ダチョウ倶楽部はその頃から方向性を迷っていたというと話した。当時光さんはそれでもダチョウ倶楽部の方が面白いと感じていたと話した。絶対売れると思い続け交際も3年続けた。
3人の才能があれば必ず売れると信じ交際を続けること3年。ダチョウ倶楽部は「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」に出会った。当時の頃、上島は著書でそうそうたるメンバーが出演しており、当時はリアクションする自信もなくビビったなど書いていた。収録後ダチョウ倶楽部の間でこんな所でかっこつけている場合ではないなど話し合いが行われ2回目の収録で果敢に前に出る姿勢が大ウケ、リアクション芸人として大ブレイク。するとゴールデンで冠番組を獲得。
ウルトラクイズ以降獲得したゴールデンのい番組は体を貼るものばかりで、年末にはギャグが流行語大賞銀賞に輝くなど人気となる。光さんは一家に同じジャンルが2人いるのは良くないと思い、芸能生活を捨て上島との結婚を決意。婚約発表会見では上島は「唯一僕の人生で唯一僕について来てくれた女性、これを離したらおしまいですから」と永遠の愛を誓っていた。光さんはやりたいことはまだあったが家庭に2人テレビに出る人が居たら絶対に上手くいかないと思っていたという。また、悩んでいた時期もあり相談すると辞めたほうがいいとは言われたが後に聞くと結婚してほしかったから言ったという。大竹しのぶさんも家に入ってほしい的なことは言われ1年半から2年近く家に居たけどちょっと無理と思ったという。
熱狂マニアさんなどの番組宣伝。
上島竜兵を一生支えると決意した光さんを待ち受けていたのは波乱の夫婦生活だった。それは結婚前から始まっていて結納品を自分で買いに行っていたという。プロポーズも結婚指輪を自分で買いに行ったという。そして結婚した途端家に帰ってこない事に驚いたという。上島は「竜兵会」で不毛な飲み会をしていたという。さらに当時売れっ子のダチョウ倶楽部で安定した生活を送れると思いきや飲み代だけで100万円の出費をしていてコツコツと貯金をしていたという。当時について土田は本当に毎日飲みに行っていて光さんに申し訳ないと思うと話した。家庭を顧みない昭和の芸人像に憧れがあるタイプでさらに後輩も慕って集まってくれるというのも嬉しいと思っていたという。そんな上島に光さんは時には厳しく注意するが忘れるマジックをかけてきて最終的に何に怒っていのか分からなくなり、さらに怒っている時に限って料理を振る舞うなど煙に巻かれることもしばしばあったという。それでもストレスが溜まり韓国にプチ家出したが2泊3日留守にしていたことに気づかれていなかったため、バカバカしくなったという。そんな中効果的だったのは時間がある時に度々車で送っていたがイライラが頂点に達すると上島が降りる時に「今日お前絶対スベる」と言い捨て車を出発したという。すると上島からすぐに電話がかかってきて謝ってもらうというやり取りを何回かしたと話した。こうしたケンカはあったもののラブラブな上島夫婦、土田はスタジオアルタで営業があり上島さんがなんかポーズを取っているものの一言も喋らず舞台袖で肥後さんに怒られていて一言も喋らなかった理由について光さんが来ていて合図を出すと話していたが人が多すぎてどこにいるか分からなくてポーズを取りながら探していたという。ロケバスでの移動中もブツブツとなにかを言っていて肥後さんが後ろの席から聞くと「ヒーちゃんカワイイ」など呪文のように唱えていたという。
上島について芸人仲間を取材した。一人目は劇団ひとりで本当に威厳がないと話す。下町で家の軒先でランニングシャツを着てうちわを扇いでいるおじさんで通りすがりの人に話しかけちゃうタイプであるという。そんな上島が思わず涙した忘れられない思い出としてDVDプレーヤーを持っていなかった時に皆で割り勘でプレーヤーと映画ソフトを数本プレゼントし喜んでくれたが数日後プレーヤーの繋ぎ方がわからないと泣きながら電話をしてきたと話した。夜中2時だったが上島の元へ向かいコードを繋げたところたいそう喜んでくれてそのまま映画を見ようと言われ吟味した結果選ばれたのは「北の国から」のビデオテープだったと話す。
続いて語ってくれるのはリーダーの肥後克広。上島さんはお金を貸してくれとよく言ってきてよく貸していて給料日に返してもらうというやりとりをずっとしていた。そんなある日給料日でもない日にお金を返そうとする上島。今月は貸していないと思って話を聞いていると「お前が知らないうちに借りている」と楽屋泥棒をしていると明かし堂々と泥棒と宣言する姿に惚れ直したという。さらにある日齟齬と終わりに相談があると行きつけの寿司屋に連れて行かれたが相談事は言わずお会計をお願いされ払うと話した肥後だったが食べたい帖の金額で驚いていると大将からやっぱりできないと話し、上島のツケが溜まっていてリーダーに払わせようとしていたという。すると上島は男の約束を破ったなど怒っていて肥後は50歳過ぎてまだそんな事をやっているがかっこいいと思ったという。
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続いて語ってくれるのはカンニング竹山。まだ出ばかりの頃カンペでキレてくださいと出ていて、困っていて上島に相談し言い合って最期はチューして仲直りするというのを提案し実践すると意外とウケ、上島は他の人ともやり始めた。そしてアレを考えたのは僕ですよねと竹山は話すと土下座してくだりをくださいと言われたという。そんな竹山は超大御所芸人から救ってくれたという。20年前大物芸人・志村けんのラジオに上島と一緒に呼ばれていて緊張していたが上島は俺に任せとけと言われアドバイス通りにキレたが収録後そのやり方はダメだろと怒られてしまった。そして上島はずっと下を向いていて一回も目を合わせてくれなかったという。そしてエレベーターが閉まる瞬間に目を見て謝ってきて、憎めないと思ったという。
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VTRを振り返りトーク。土田はあれを含めての人間性と話しだから皆で助けるが本当に汚ねぇ野郎であるなど話した。飲み屋の件について上島さんだったらキレると思うが次の日に丁重に謝ると土田は話す。そして土下座について簡単にするものではないと中居は話すが上島さんは早く許してもらうため簡単にしていたと話し、ある時「すっかり土下座することにも慣れちまったなぁ」と語っていたと明かした。さらに劇団ひとりからお金にまつわるエピソードとして誕生日に「ポール・スミス」のダウンジャケットをプレゼントしたが着てくれず、聞くと芸人はカラフルなものを着ないと話していたが6万円すると伝えると毎日着るようになったという。竜兵会にも参加していたという島崎さん。女性は1人だったが楽しかったという。竜兵会の飲み代はテレビでは金払いが悪いとイジっていたが上島さんが払ってくれていて、肥後さんがいる時は半分ずつ払っているが肥後さんからは上島さんはカード払いで肥後さんに端数を払わせ、さらにポイントは上島さんが貯めていてそのポイントで夫婦で九州旅行に行っていると文句を言っていたと話す。そして土田はダチョウ倶楽部のすごい所としてプライベートも面白エピソードを持っているのにそえを喋れる人が一人もいないと話し、土田はダチョウ倶楽部の広報になろうと思うと話した。仲居も番組で竜兵会SPをやった時、ダチョウ倶楽部は喋らず土田が喋っていたと話した。
続いて語ってくれるのは松村邦洋さん。竜兵会には参加していたがたけしさんをずっとイジっていたら怒られ最終的にはすごく怖いと話した。そんな上島が松村の自宅に泊まりに来た時に6時に起こしてくれと言われたが2時間の寝坊をしてしまったという。
番組で撮影していた最期の竜兵会の特別公開。
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- 中居正広の金曜日のスマイルたちへ
上島について芸人仲間が語る。松村邦洋は上島が自宅に泊まりに来た時に6時に起こしてくれと言われたが2時間の寝坊をしてしまったという。とっさに松村は目覚ましの時計を2時間戻し、10分近くしていると伝えると10分ならいいよと言うが起こし時間がないと送り出し夜にジモンさんから怒られたという。
続いて語ってくれるのはデンジャラス・安田和博。カンニング竹山の舞台を上島、肥後の3人で行くとたまたま前の席に今田耕司さんがいて、舞台を見ていると上島の笑い方がおかしくみていると今田さんが笑っているタイミングで笑っていて、今田さんの笑いのセンスに俺は合ってるぞアピールをしていたとという。光さんはそんなダメ夫と28年間も結婚生活を続けられたのかそこには上島竜兵の愛すべき人間性があった。繊細な人で戦争で悲しい映像などを見ると涙していた。さらに芸人を続けるか悩んでいた後輩の相談に乗ると辞めないのも才能など話し一緒に涙していたという。誰からも愛される存在だった上島との夫婦生活は28年も続き、多くの後輩芸人が集まった竜兵会が作られた。そんな竜兵会が最後に開かれたのはこの番組だった。