- 出演者
- 森田洋平 茂山逸平
オープニング映像。
今回のテーマは「思いを届ける 贈答の文化」。本日のゲストは茂山逸平さん。ひもときポイントは、京の師走の贈り物・贈答の文化に込められた意味・贈答に欠かせない飾り水引。中継では京都の贈答の文化が生んだぽち袋を紹介する。
12月13日、事始めには芸子や舞子が踊りの師匠の元を尋ねる。井上八千代さんは一人一人を労う。この伝統の儀礼に欠かせない贈答品は稽古で使う舞扇。毎年新しいものを師匠が手渡しする。舞扇は稽古の進み具合によって種類が異なる。古くからの贈答の慣わしが中元と歳暮。漬物店で冬の主力商品は千枚漬やすぐき漬け。
事始めについて、岩上力さんは「新年の事を始めるだけではなく一年間の感謝の意味を込めてご挨拶に上がるというのが大きな行事としてあった」などと話した。お歳暮は元々親族同士のやり取りだったという。
京都・下京区にある結納にまつわる贈答品を数多く扱う店に併設されたギャラリーには歴史ある貴重な袱紗を展示している。袱紗の図柄には贈る側の思いが込められている。結納は贈答儀礼の中で最も重要なもの。宮中で1500年以上前に執り行われた儀式が起源と伝わる。
結納の意味ついて、岩上力さんは「戦国時代に入って領地を取られないようにするために花嫁に来ていただく、そのためには生活の基盤をしっかりしてあげようという気配りから結納は生まれた」などと解説した。のしは元々あわびを使用していた。また包みは結界や清めるという意味が存在するという。
ぽち袋を手作りしている文具店から中継。約150種類のぽち袋を販売している。ぽち袋はこれっぽっち」に由来するという説もありかつて芸舞妓に渡す祝儀を「ぽち」と言ったとされる。デザイナーの水谷さんは「ユーモアを取り入れてデザインしている」などと話した。職人に筆入れを依頼することもできる。
- キーワード
- 中京区(京都)
水引職人・平井さんは昔ながらの複雑なものを手掛ける数少ない水引工芸師の一人。繊細かつ優美な水引を作るには全ての行程を手作業で行う。水引には人と人とを結びたいという思いが込められている。
水引について、岩上力さんは「元々神仏に献上する時には水を敷いて清める作法があった」などと解説した。京都で贈答文化が大切にされてきた背景には、全国から集まってきた人と行き違いがないようしきたりが生まれたことがある。
エンディング映像。
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