- 出演者
- 六角精児
オープニング映像。
芸備線は備中神代駅から広島駅を結ぶ路線だが、すべての路線が伯備線の新見駅からスタートする。備中神代から備後落合の間は平均通過人員50人以下となっており、この区間の廃止が検討されている。六角は芸備線の存続を願う地元の団体に招かれ、9月にも芸備線を訪れていた。
東城駅で下車。タクシーで帝釈峡を訪れ、石灰岩が水に侵食されてできた白雲洞を観光した。東城に戻ると200年の歴史を持つ酒蔵を訪ね、次期当主の峻一さんと母・裕子さんに話を聞いた。東城にはかつて多くの酒蔵があったが、今も自前で酒造りをしているのはここだけ。超硬水の水で仕込んでおりドライな味わい。合鴨農法米を使用した純米酒や超辛口の大吟醸を試飲させてもらった。続いて食堂を訪れ、牛すじや手羽先を味わった。
東城駅の隣の野地駅にやって来た。芸備線を開業した1930年に建てられた駅舎がそのまま残されている。木次線と接続する備後落合駅で下車。木次線の備後落合発の列車は1日3本しかなかった。乗降客の少ない出雲横田までは路線の存続が危ぶまれている。
列車は広島県から島根県へ。JR西日本で標高の最も高い727m地点を通過した。出雲坂根の3段式スイッチバックは木次線名物。備後落合から約1時間半で亀嵩駅に着いた。亀嵩は砂の器の舞台となった場所で、駅舎内の店で器に直接つゆをかける割子そばを味わった。町が出資して立ち上げた奥出雲町の酒蔵をれた。コシヒカリを使った純米大吟醸を試飲し、改良八反流を使った純米酒と改良雄町を使った純米酒を飲み比べた。
宍道駅で下車。50年近くという続く店を訪れ、うなぎの柳川鍋や早松茸の土瓶蒸しといった店主おすすめの旬の料理を味わった。2日目の朝を迎え、山陰本線で松江駅に向かう。
一畑電車は松江しんじ湖温泉駅から出雲大社に向かう線と出雲市で山陰本線に接続する線の2つの路線がある。一畑電車はオリジナル車両のほかに京王や東急で使われていた車両が走っており、鉄道ファンに人気。一畑口で下車し、酒造り発祥の地と言われる佐香神社を参拝した。宮司が杜氏となって毎年酒造りを行っており、10月13日のお祭りで参拝客に振る舞われる。宍道湖のほとりにある店で海鮮丼を味わった。
雲州平田駅で下車。タクシーで輸出専門の日本酒を造る蔵を訪れた。当主・陳さんは台湾出身で、島根大学に留学中に日本酒の美味しさを知った。酒造りがしたくて日本に残り、8年間で6つの酒蔵で修行した。日本人が台湾で開発した台中六十五号を島根県で育ててお酒にすることで日本と台湾の絆を表現したいという。
出雲大社前駅で下車し、旧大社駅を訪れた。1990年にJR大社線が廃止され廃駅となった。廃駅では唯一国の重要文化財に指定されている。2021年から大規模な修繕工事が始まった。駅舎を解体し、8割は再利用して補修している。一般公開は2026年4月予定。
エンディング映像。
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