- 出演者
- 井ノ原快彦
オープニング映像が流れた。
街を歌った昭和のヒット曲がたくさんあった。歌がヒットしたおかげで街の名前が全国に知られ訪れる人が増えたという街も少なくない。今宵のテーマは「平成・令和のヒットソングの街 J-POP編」。東京近郊の幅広い世代の約1000人にアンケート調査。さらに「歌ネット」の表示回数を調査。街の歌の愛され指数でヒットソングの街をランキング。
平成・令和のヒットソングの街第10位「銀座」。昭和に流行った銀座の名曲は沢山あった。平成にヒットした銀座の歌は「目抜き通り/椎名林檎とトータス松本」。今回のアンケートで30代の女性に人気。この曲はGINZA SIXのテーマソングとして描き下ろされた。昔から銀座の目抜き通りでは色んな流行が生まれてきた。銀座木村家で明治に誕生したあんぱんもその1つ。資生堂パーラーは明治35年創業。ソーダ水と当時珍しかったアイスクリームの製造・販売から始まった。そこで生まれたと言われるのがアイスクリームソーダ。晴海通りに構えるのが銀座千疋屋。大正時代には日本初のフルーツパーラーを開店。フルーツポンチは銀座千疋屋が元祖。
平成・令和のヒットソングの街第9位「横須賀」。山口百恵が歌った昭和51年のヒット曲「横浜ストーリー」にも登場。平成・令和は、クレイジーケンバンドが横須賀の歌を沢山歌っている。中でも今回のアンケートで50代の人から熱く支持された「タイガー&ドラゴン」。冒頭で横須賀らしい情景を歌っている。横浜出身の横山剣さんは、中学生の頃からよく自転車で遊びに来ていたという。この街の名物店はアメリカンダイナー「ハニービー」。米軍の食堂で働いていた初代により1968年、横須賀基地の真向かいにオープン。横山剣さんもこの店に訪れている。
平成・令和のヒットソングの街第8位「八王子」。同じ町出身のメンバーから成るFUNKY MONKEY BΛBY’S。「ちっぽけな勇気」に彼らのホームタウンが登場。アンケートでは10代、20代の男女から支持されている。「八王子純愛物語」に登場する都まんじゅうやラーメン竹の家も八王子の人たちの心の味。
片渕アナの思い出の「街の歌」は「TOKYO/YUI」。YUIがシンガーソングライターを目指して上京する時の心情を歌った曲で地方出身者としては共感できるという。憧れてシンガーソングライターでもないのにギター持って上京したとのエピソードを明かした。
多摩川沿いにあるのどかな街・狛江市。この街で観光大使を務めるハリセンボン・近藤春菜に話を聞いた。Mr.Childrenの歌の中に狛江が出てくる。「お前」と「狛江」でキレイに韻を踏んでいると。アンケートで30代男性に人気だった「雨のち晴れ」。友達と「どこのアパートだ?」「アパートにインコいないか?」と探し回ったという。狛江の観光名所は猪方小川塚古墳。特産品は枝豆。絵手紙発祥の地でもある。さらに市のロケーションサービスの協力が手厚い街とのこと。
今回のアンケートでは10代の男女に人気だった平成26年のヒット曲「炎と森のカーニバル/SEKAI NO OWARI」。歌詞によこはまコスモワールドと思しき遊園地が登場する。ボーカルのFukaseさんはかつてよこはまコスモワールドでアルバイトしていたそう。みなとみらいには巨大な商業施設やオフィスビルばかりが建ち並んでいるが、この街では貴重な個人経営のお店がある。みなとみらいの開発前からこの街で営む蕎麦店「香露庵」。人気店を切り盛りする森川さんファミリーがこの地に住み始めたのはみなとみらい開発前の昭和50年。みなとみらいの歴史を見てきた。現在パシフィコ横浜がある辺りはかつて海。今の店の場所は高島埠頭の一角だった。女将は「昔は高島町1丁目(現在はみなとみらい4丁目)。貨物船が来たり本当に港町だった」と話す。1980年代に港湾埠頭の役目を終えた高島埠頭。その後、開発が始まったが、平成3年頃の店の周りはのどかな場所だった。みなとみらいの成長とともに歩んできた蕎麦の一番人気は甲州健味どりを使って仕上げた唐揚げの蕎麦。意外な組み合わせだが絶妙な品。
東急多摩川線・沼部駅。沼部の伝説の街うた「桜坂/福山雅治」。20代の頃、この界隈に住んでいたとされる福山雅治さん。沼部の桜坂が歌のモデルとファンの間では通説になっている。毎年春にはこの歌を愛する人達が沼部にたくさん訪れる。
BUMP OF CHICKENのくだらない唄の舞台と言われているのが、彼らの故郷の千葉県佐倉市。メンバーは臼井幼稚園で出会い、宿内公園がモチーフになったと言われている。愛称はたんぽぽの丘。木々の葉が落ちる時期は、たんぽぽの丘から印旛沼が見える。
小平神明宮は、ロビンソン神社と言われているという。スピッツのボーカル草野マサムネさんは武蔵野美術大学に通っていた。小平神明宮は武蔵美のすぐ近く。この神社でインスパイアを受けてロビンソンを作ったかもしくはヒット祈願をしたと言われている。小平市には、福岡県民の心の味・福岡ラーメンの名店がある。東京における九州ラーメンの先駆けだという。
井ノ原快彦は、エレカシの宮本さんのソロライブに行った時に何回も有楽町~!と言っていたが多分有楽町に住んでる人ひとりもいないなどと話した。
新宿が舞台となった昭和の名曲といえば、ちあきなおみの紅とんぼ。平成のヒットソングが、椎名林檎の歌舞伎町の女王。アンケートでは40代男性に人気だった。のだぴんの自慢は豊洲で仕入れる生本まぐろ。鉄火巻きは、一部に大量のわさびが仕込まれている。
あいみょんのハルノヒは、映画クレヨンしんちゃんの主題歌。しんちゃんの両親のプロポーズの場所が北千住駅と言われている。週末のブランチに行きたいのが、宇豆基野 本店。湯波は好きなだけおかわりできるので、じっくり豆の風味を楽しめる。ハルノヒのCDジャケットに映る駅は、相鉄いずみ野線のゆめが丘駅。
桑田佳祐の故郷の茅ヶ崎はサザンオールスターズの歌にも度々登場し、平成のヒットソングは茅ヶ崎駅の発車メロディになっている希望の轍でアンケートでは幅広い世代に人気だったと紹介。エボシラインは茅ヶ崎の海沿いを走る国道134号を指す。RiKi RiKi DELiは人気のハワイアンレストランでサザンビーチを眺めながら食事ができる。地元漁師が営む萬蔵丸では冬の禁漁期以外は湘南しらすが楽しめる。
渋谷区はアンケートや歌詞表示回数でも1位である。YOASOBIの群青は美大を目指す青春漫画のブルーピリオドにインスピレーションを受けた曲で夜通し遊んだ後の虚無感などが表現されている。
横浜桜木町は山崎まさよしのOne more time, One more chanceやゆずの桜木町に登場する。ゆずの桜木町のMVにはブレイク直前の石原さとみが出演していたことでも話題となった。駅前の桜木町ゴールデンセンターの地下の飲食街は平日の昼間から飲んでいる人がたくさんいると紹介。立ち飲みの酒蔵 石松は昭和26年に果物店として創業し、市場との絆によって鮮魚の良さが特徴の酒場だと紹介。
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