- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ 鈴木紗理奈 小宮山雄飛(ホフディラン)
オープニング映像が流れた。
渋谷がITの町として発展するに従い、池尻大橋はクリエイターの住む街として進化していった。大橋会館の1階は打ち合わせにも使えるレストランアンドカフェのMassifがあり2階にはシェアオフィス、5階にはプライベートサウナがあると紹介。大橋会館を作ったのは東急の若手社員で、サウナがコミュニケーションのきっかけの1つになれば良い等と話している。
伊勢海老蕎麦 清正は伊勢海老と蕎麦にこだわる店で、店主の齋藤さんは元ファッションデザイナーだと紹介。料理を盛る器は備前焼や唐津焼の齋藤さんがデザインした器だと紹介。伊勢海老ポタージュつけ蕎麦は特製の伊勢海老オイルを使ったポタージュが蕎麦に絡むと紹介。
池尻ちょこっと横丁は4軒だけの小さな横丁で、焼き鳥の山正・奄美料理のそてつ・立ち飲みのビールマン イケジリ・池尻蕎麦がある。いずれの店も池尻出身の店主が営んでいる。別である山正商店は現在ダビングも請け負うタバコ屋として運営しているが2006年までは焼き鳥を扱っていた。焼き鳥の山正は名物店の味を復活させようと当時のタレを再現している。
人気の居酒屋のししくらの店主は三國清三シェフの弟子でオテル・ドゥ・ミクニで修行後に和食の道に進み開業したと紹介。営業中でも店の一角で子ども3人が店のまかないで食事をしながら接客のお手伝いもしている。
OMAはデザイン会社が開いたオシャレ居酒屋で、ランチには生姜焼き定食などの和のメニューが揃っていてクリエイターに人気だと紹介。料理を作る店員さんも本業はシンガーソングライターやギタリスト等のアーティストである。喫茶店のdripもクリエイターたちの交流の場となっていて、店長の一ノ瀬遼さんは京都大学卒業のモデルとしても活動している。
渋谷の隣の穴場タウン 「池尻大橋」についてスタジオトーク。鈴木紗理奈は「居酒屋でも塩レモンを付けたり、演歌が流れる店で一杯するような七輪で焼く演歌がかかる店がある」などと話している。
15位「玉電大橋車庫跡」を紹介。大橋ジャンクションの近くには地面に鉄のラインが2本引かれていたが、玉電大橋の車庫跡だった。かつて国道246号のセンターラインに沿って走っていたのが渋谷と二子玉川園を結ぶ路面電車の「東急玉川線」。当時は池尻と大橋の2つに停留所があり、大橋停留所の近くには玉電の車庫があった。車両が並ぶ大橋車庫は近所の子供達のワクワクスポットとして人気で、玉電が廃線になったのは昭和44年。その後、玉電の車庫は東急バスの車庫になったが再開発が進行。2010年に池尻大橋の大橋ジャンクションが誕生した。1975年に吉田拓郎などがフォーライフ・レコードを設立。1994年頃にフォーライフ・レコード本社が池尻に完成したという。
14位 通好みな手土産を紹介。「納豆工房 せんだい屋」は山梨の納豆メーカーの直売所。人気のお土産は「ベイクドなっとうドーナツ」だった。作っているのは山梨にある本社工場。納豆をミキサーにかけたら生地に練り込み油であげず焼いて仕上げるという。味は全部で12種類。納豆の匂いは全く無いが、納豆のこのかな目張りを感じる新食感のドーナツになっている。
14位 通好みな手土産を紹介。2017年にオープンした手土産の人気店「おつな」の店内には色んな種類の瓶詰めを販売。1つ1400円ほどで様々な味があり、素材やオイルにこだわり全て手作りだった。作っているのは静岡県の焼津でビンチョウマグロを使用。駿河湾の海洋深層水で作るスープで煮て旨味を移す。特製オイルと共に瓶に包めば完成する。ピンクペッパーに入ったプレーンはそのままでも食べられるが、サワークリームと一緒にバケットに乗せるのもオススメ。瀬戸内海の「大阪上島レモン&ローズマリー」はパスタと相性抜群だという。
13位 レインボー倉庫を紹介。2013年に登場した話題のシェアスペース「レインボー倉庫」では様々なショップやオフィスが入居。中国の薬膳茶を手軽に楽しめるお店や人気のネイルサロンなどジャンルは多彩。「RAINBOW STORE」はウッドプリントのお店でスマホやカメラで撮影したデータを持ち込めば、その場で木のキャンバスにプリントしてくれる。オープン当時から入居するメディアアートクリエイターの西條鉄太郎さん。最先端のテクノロジーを駆使し、イベントの演出を手掛けている。レインボー倉庫の中にあるカフェ「MAG_COFFEE POINT」のオーナーは元々アパレル系の会社に勤務していた。デザインが得意でお店の看板も自らが手掛けている。お店の名物はかき氷で、かき氷マニアでもあるオーナーが定期的に新作を作っている。
12位 ホーチャンを紹介。創業は昭和42年で朝の8時から営業。麺類だけでなく定食も充実している。この日は書道家の中島瞻風が来店しており、来月にはニューヨークで個展も開かれるという。お店の奥には宝禄堂食品工業があり昭和30年に創業しており、打ち立ての蕎麦が楽しめる。1番の人気メニューは「ホーちゃん定食」で、夏季限定の商品は「生冷麦」だという。
旧大山道と書かれた石碑を発見。かつて江戸庶民が大山詣りのために歩いた歴史ある道。近頃はグルメ街道と呼ばれる美食エリアに変貌。隠れ家的な名店が点在している。和食の名店として知られるのが2011年創業「旬菜 おぐら家」。多くの芸能人もやってくるお店。自慢は徳島の鳴門から空輸される魚。中でも鳴門鯛を使った炊き込みご飯は絶品と評判。調味料はシンプルにし、魚の旨味で勝負している。「オステリア・ヴォーノ」は1994年創業。こちらも多くの芸能人が行きつけにする隠れ家的なイタリアン。人気の理由は島田シェフの個性的な料理。名物はタコのペペロンチーニ。パスタではなく、ピリッと辛いカルパッチョ。また、シェフのオススメは南イタリア・バジリカータ州のパスタのコンキリエッテ。現地で習った思い出の味。「イタリア人って大雑把ってよく言われるけど全然細かい。ちょっと大きさが違うだけで「ダメだダメだ」と怒られた」と振り返った。厳しい指導のもとに習得したコンキリエッテはモチモチ食感。西洋ワサビと一緒に頂く。
10位:池尻稲荷神社&上目黒氷川神社。目黒区と世田谷区にそれぞれ鎮座している。上目黒氷川神社は1573年の創建。周りには芸能事務所も多く、LDHもお参りに訪れる。池尻稲荷神社は江戸時代初期の創建。境内の一角には世田谷区の史跡にもなっている涸れずの井戸の跡が残っている。この井戸の名は、江戸時代、日照りの時も涸れることなく、辺りを潤したことから付けられた。宮司は「旅人が一時休憩をする際に井戸水が美味しいという事で当時から井戸が有名だった」と話す。その湧き水は現在も涸れることなく手水として使われている。
9位:トロパン トウキョウ。1日に登場するパンは全部で70種類以上。ガチョウの油を塗って焼くことでフォアグラのような香りがするバゲットなど個性的なパンが並ぶ。シェフの田中真司さんは元アマチュアボクサー。プロを目指していたが、挫折してた時に「魔女の宅急便」を観て、実際やってみると、2本の手で材料も少なくボクシングと同じ競技だなと思ったそう。田中シェフはパンとも真剣勝負。一礼とともにゴングが鳴る。独特のリズムでパン生地を軽量。ボクサー時代に身に着けた華麗なステップで軽やかに生地を成形していく。こうすることで生地を触る手数が減り、食感のいいパンに仕上がるそう。そんな技から生まれる名品の一つがクロワッサン。パリパリ食感が秀逸。小宮山は「オシャレで美味しいお店と思っていたら、中であんなステップで作っているとは」等とコメント。
8位:ビストロ グルトン&リアン。2014年オープン「リアン」はプリフィックスで楽しむコースがコスパ最高と話題。シェフの上原さんは青森出身。元料理人の父が地元で釣った魚を送ってくれる。釣ってすぐに神経締めしてくれるのでいつも最高の状態。この日の鮮魚のポワレは真鯛。濃厚なバターソースと合わせた。「ビストロ グルトン」もオープンは2014年。カウンター8席だけのカジュアルなお店。シェフの小更さんはフランスで3年修行した後、フレンチの神様のジョエル・ロブションで腕をふるった。料理はアラカルト。ロブション仕込みの技をカジュアルに楽しめる。ビスクソースで頂くカニクリームコロッケも絶品だが、注目は自家製ベーコンをカリカリになるまで炒め、生クリームをたっぷりと使って仕上げたカルボナーラ。町でグルメと評判の池尻稲荷神社の宮司さんもカルボナーラの大ファン。「味がしっかりあるけどあっさりしている。ここが一番」とコメント。
7位:ラトリエ モトゾー。イタリア菓子の伝道師と呼ばれる藤田統三シェフのお店。藤田シェフが池尻大橋にお店を開いた理由は目の前の大橋ジャンクションがコロッセオに見えイタリアっぽいかなと。北イタリアでの修行経験もある藤田シェフは古い文献も参考にしつつイタリアの伝統菓子の普及に努めてきた。モンテビアンコはイタリア版のモンブラン。日本のモンブランとは異なり、フワフワの生クリームの下に、マロンクリームを敷くのがイタリア伝統のスタイル。シェフのオリジナルがカーヴォロというシュークリーム。3つの生地を組み合わせている。皮の表面はパイとサブレ、内側がシュー生地。世界で唯一と言われるシュークリーム。
第6位「八雲」。都内最高峰のワンタン麺と称えられる一軒。店主はラーメン界の巨匠。番組では2002年に中目黒にあった頃の店を取材。この時すでにワンタン麺の名店として知られていた。これまで多くの弟子を育てたが、去年全員が独立。これを機に仕込みを全て見直した。スープに使う材料を増やし旨味をアップ。ワンタンも使う材料や調味料の配合を細かく研究し、これまでの味と食感をさらにアップグレード。店主がラーメン人生の中で一番美味しいと豪語するワンタン麺は、全てが磨き上げられた至高の一杯。
第5位「筑波大学附属駒場&駒場東邦」。筑波大学附属駒場は、都内最難関の男子校。東大の現役合格率は毎年全国1位を誇る。駒場東邦も東大合格者数は全国トップ10。理科の教育に力を入れ、実験室が9つもある。ミドリムシの研究で有名な出雲充さんも駒場東邦の卒業生。