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神奈川・JR湯河原駅から中継。運転再開のめどが立たないことから東海道新幹線や小田急線に乗るために多くの人がタクシーで小田原駅や熱海駅に向かおうとしている。
愛知・田原市から中継。気象庁によると田原市内の観測地点では正午過ぎに津波の第一波が観測され、午後2時40分過ぎには30cmの津波が観測された。
きょう午前、ロシアのカムチャツカ半島付近で起きた地震で北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸に津波警報が発表されている。岩手県の久慈港では1m30cmの津波を観測するなど北海道から沖縄県にかけての広い範囲に津波が押し寄せている。北海道・むかわ町では胆振東部消防組合のむかわ支所の屋上に町内の住民や高校生、約300人が避難している。一方、きょうは広い範囲で気温が上がり東北から九州にかけての各地で38℃以上の危険な暑さになっている。カムチャツカ半島ではケガ人が出るなど被害が報告されている。ロシア国営のタス通信は地元当局者の話としてパラムシル島の町、セベロクリリスクでは沿岸に3回の津波が押し寄せ最後の1回が最も強かったという。カムチャツカ地方のソロドフ知事は「地震の危険のある地域にいる人は落ち着いて行動してほしい」と呼びかけた。
各地で交通に運転見合わせなどの影響が出ている。JRでは北海道で函館線、室蘭線など。東北エリアでは常磐線、東北本線などで運転見合わせの区間がある。このほか湘南新宿ライン、東海道線、横須賀線など北海道から和歌山県にかけて沿岸部を通る路線を中心に運転見合わせなどの影響が出ている。空の便にも影響が出ている。仙台空港は津波警報の発表を受け午前10時前から滑走路を閉鎖している。また、各地でフェリーも運航を見合わせている。セブンイレブンは北海道から関西にかけての太平洋沿岸にある約260の店舗で一時営業を休止している。ファミリーマートとローソンでもそれぞれ約270の店舗が一時営業を休止している。イオンは北海道や福島県で営業を休止している店舗があり、他の地域でも状況を確認している。イトーヨーカドーは神奈川県内の2店舗で営業を休止している。北海道・函館港で午後3時51分、30cmの津波を観測している。林官房長官は午後4時過ぎに会見を行った。
気象庁のHPで潮位偏差のデータを見ると岩手・久慈港では度々津波が押し寄せていることがわかる。青森・八戸港のデータではどんどん津波が高くなっている。千葉・銚子港は今が1番高くなっている。警察によるときょう午前、津波警報が発表されていた三重・熊野市の国道で軽乗用車が崖から転落し運転していた女性が死亡した。全国の16時10分時点の気温は京都市で38.8℃となっている。避難をしている方は熱中症にも注意が必要。
北海道・網走港で午後3時50分に30cm、和歌山県那智勝浦町で午後4時9分に30cm、高知県土佐清水市で午後4時14分に30cm、鹿児島県南大隅町で午後4時14分に30cm、北海道・稚内港で午後2時28分に20cmの津波を観測。
岩手・久慈港では午後2時前に1m30cmの津波を観測。今回の津波は大きな水の壁が押し寄せるというよりも、徐々に潮位が高くなって浸水していく特徴がある。
北海道は太平洋沿岸に津波警報が発表され、各地で津波を観測している。このうち根室市花咲では80cmを観測するなど、午後になってさらに大きくなったところもある。津波は繰り返し押し寄せて第1波よりも大きくなるおそれがある。また、この時間、新たに函館港、稚内港、浦河町で新たに津波が観測されている。気象庁は少なくとも1日程度以上は津波が高い状態が続くおそれがあるとしていて、津波警報が出ている間は油断せずに避難を続けること。道内で観測されている津波の情報を紹介。避難中に熱中症になった方の情報。北海道内各自治体のうち、津波が観測された広尾町や苫小牧市、根室市、釧路市、紋別市、網走市、浜中町、えりも町の8つの自治体を含む津波警報や注意報が出されている地域を管轄する警察、消防、海上保安部によると、午後2時の時点で日高町で90代の男性が避難中に熱中症の症状で病院に搬送された。一方で道東の沿岸の地域では最高気温が20℃未満というところもある。気温差や慣れない避難場所で体調を崩している人がいるかもしれない。このあと気温が下がっていく。高齢者や子どもなどに、周りの方が声をかけてサポートすること。満潮時刻と重なると特に潮位が高くなるため、津波への一層の警戒が必要。
関東でも太平洋沿岸に津波警報が発表され、八丈島八重根で80cmの津波を観測するなど、各地に津波が押し寄せている。津波は繰り返し押し寄せ、さらに高くなるおそれがある。可能な限り高い所や海岸から遠く離れた所へ逃げ、避難を続けること。避難指示が茨城県、千葉県、東京都、神奈川県の各地に出されている。可能な限り水分や塩分の補給をしつつ、日陰があれば日差しを避けるなど、熱中症の対策も心がけること。首都圏の交通への影響。鉄道は沿岸部を中心に運転の見合わせや遅れの影響が出ている。JR各線の運転見合わせを紹介。湘南新宿ラインの新宿駅~神奈川県の小田原駅の上下線、横須賀線は大船駅~久里浜駅の間、東海道線、常磐線、内房線、外房線の各区間。私鉄は、小田急江ノ島線、京急線、京急久里浜線、京急逗子線などの各区間。海の便の影響。東海汽船は東京~大島を結ぶ高速船などの日中の運航を当面、見合わせる対応をとっている。神奈川県横須賀市~千葉県富津市を結ぶ東京湾フェリーも運航を見合わせている。東京の晴海では午後2時15分に20cmの津波を観測した。周辺のフェリー乗り場では、津波警報の影響で午前中から欠航が続き、再開を待つたくさんの人たちがターミナルに留まっていた。隣接する港区ではお台場海浜公園の砂浜を対象に避難指示を出し、危険な場所にいる場合は避難するよう呼び掛けている。
岩手県久慈港では1m30cmの津波を午後1時52分に観測している。潮位が繰り返し上下していることがわかる。八丈島の八重根で午後4時19分に80cmの津波を観測している。鹿児島県奄美大島小湊で午後4時31分に61cm、岩手県釜石港で午後2時13分に50cm、伊豆諸島神津島で午後4時10分に40cm、静岡県下田市で午後4時17分に40cm、鹿児島県種子島熊野で午後4時23分に40cm、和歌山県白浜町で午後4時30分に40cmの津波を観測している。青森県むつ市関根浜でも午後3時39分に津波を観測している。鹿児島県南大隅町で午後4時15分、和歌山県御坊市で午後4時20分に30cmの津波を観測している。宮崎県日南市油津港で午後4時22分に30cm、徳島県美波町で午後4時25分に30cmの津波を観測している。
愛知、岐阜、三重、静岡の東海地方では愛知県外海、三重県南部、静岡県に津波警報が発表されている。静岡県の焼津港では正午すぎに波が港から川を遡っているように見えた。波は間隔を開けながら何度も押し寄せているように見えた。また、午後4時17分、静岡県下田市で40cmの津波が、そのほか3時17分に三重県鳥羽市で30cmの津波が観測されるなど、東海地方でも各地で津波の到達が確認されている。引き続き愛知県外海、三重県南部、静岡県で津波警報が、伊勢・三河湾で津波注意報が発表されている。
津波の到達が観測された三重県尾鷲市の様子を中継で伝えた。三重県南部には津波注意報が出ている。尾鷲港では午後2時19分に20cmの津波を観測。尾鷲郵便局の局員35人が全ての業務をやめて飲料水など約100ケースを運んで熱中症に気を付けながら避難している。警報が長引くため、海抜の高いところに住んでいる局員だけでも安全に移動できれば帰すことも検討している。尾鷲市では高台に避難し、海岸や河川には絶対に近寄らないよう呼びかけている。
津波警報や津波注意報が出されたことを受けて交通にも影響が出ている。JRによると、東海道線は熱海~豊橋、伊東線は全線、紀勢本線は大内山~新宮、参宮線は伊勢市~鳥羽の上下線でそれぞれ運転を見合わせている。東海道新幹線の運行への影響はなし。近鉄は鳥羽線の五十鈴川~鳥羽、志摩線は鳥羽~賢島の上下線でそれぞれ運転を見合わせている。名鉄は運行への影響はない。空の便は中部空港は午後2時現在、仙台空港と結ぶ出発便4便、到着便4便が欠航または欠航することを決めた。フジドリームエアラインによると、県営名古屋空港発着便は午後2時現在、平常どおり運航。海の便は名鉄海上観光船の篠島と伊良湖を結ぶ高速船が欠航。愛知・西尾市が運航している一色港と佐久島を結ぶ渡船は午前11時半の便が欠航したほか、その後の便も運航のメドがたっていない。
きょう午前10時10分ごろ、津波警報が発表されていた三重県熊野市の国道で軽乗用車が崖から転落し、運転していた熊野市に住む58歳の女性が死亡。消防によると、避難している途中に事故にあったとみられる。
ロシアで起きた巨大地震で近畿地方の各地に津波が押し寄せている。和歌山県では40cm、大阪市でも20cmの津波を観測。気象庁によると、和歌山県の各地に津波が到達していて、午後2時49分に那智勝浦町と串本町で、午後4時20分に御坊市で30cm、午後4時30分に白浜町で40cmの津波を観測。津波注意報が大阪府と兵庫県瀬戸内海沿岸、淡路島南部に発表されている。いずれも予想される津波の高さは1メートル。大阪市天保山では午後2時43分に20cmの津波を観測したほか、兵庫県淡路島洲本市でも午後1時51分に10cmの津波を観測。和歌山市の高台にある智弁和歌山高校では津波警報発表時、夏の全国高校野球に出場する野球部の壮行会が開かれていて、多くの生徒が校内にいた。津波警報を受け、学校では午前10時半すぎ、空調の効いた体育館を避難場所として開放。生徒を1人で帰宅させないことを決め、運動場に臨時の駐車スペースを設け、迎えに来る保護者や避難してくる車を受け入れていた。大阪・関西万博の実施主体の博覧会協会は大阪府に津波注意報が出たことを受け、きょう午前10時に災害対策本部を設置し、今後の対応について検討した結果、万博会場はかさ上げされ、到達が予想される津波の高さより8m高く、十分な高さがあるとしてパビリオンは通常どおり営業し、イベントも予定どおり開催することを決めた。一方、会場へのアクセスは桟橋の使用が停止されているため、水上交通に影響が出ている。
和歌山・すさみ町の様子を中継で伝えた。避難している人は道の駅の中で暑さをしのぎながら避難を続けている。昼ごろは行楽シーズンよりも多い約50人がいたのに対し、現在は約10人と避難している人数はかなり少なくなっている。千葉からの観光客できょう帰る予定だったという50代男性は「電車が動いておらず、タクシー会社も電話に出ない。6時間近く足止めされている。あすは仕事なので非常に困っている」と話していた。男性はこれ以上避難を続けるなら近くの宿泊施設でさらに1泊することを検討するという。
きょう午前ロシアのカムチャツカ半島付近で起きた巨大地震で、北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸に津波警報が発表されている。岩手県では1m30cmの津波を観測するなど、北海道から沖縄県にかけての広い範囲で津波が押し寄せている。津波は繰り返し押し寄せることがあり、可能な限り高いところや海岸から遠く離れたところへ逃げ避難を続けてください。一方各地で危険な暑さになっているところがあり、普段以上に熱中症への警戒が必要。
福島県いわき市から中継。防災行政無線では10分おきにサイレンがなり高台への避難を呼びかけている。津波の到達予想時刻だった11時前後にはこの高い台にも20人ほどが避難をしていた。津波警報・津波注意報が出ている間は油断しないようにと呼びかけた。
神奈川県のJR湯河原駅前から中継。津波警報を受け午前9時44分から電車は上下線ともに運転見合わせとなっている。駅前ではタクシーを待つ人が30人以上並んでいて、先頭の人で2時間以上待っているという。
きょう午前10時10分頃津波警報が発表されていた三重県熊野市の国道で軽乗用車が崖から転落し、運転していた58歳の女性が死亡。消防によると避難している途中だったとみられる。