2025年5月5日放送 8:45 - 9:57 NHK総合

国際共同制作 ワイルドアジア
プロローグ

出演者
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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。シリーズ ワイルドアジアの放送に先立って選りすぐりのエピソードを紹介。

(国際共同制作 ワイルドアジア)
BENEATH TGE WAVES 波の下の世界

アジアの海に暮らす生き物たちのドラマ。その中から、生死をかけた魚たちの攻防を紹介。フィリピン海に生息するツノダシは、群となって岩場を離れて沖合で産卵する。ツノダシを狙うサメたちは、ツノダシの群れを分断しにかかり、ほんのわずかのツノダシが生き残る。

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サメツノダシフィリピン海

インド洋のマッコウクジラの赤ちゃんは、流れてきた小さな漂流物で遊んで狩りの練習をする。マッコウクジラは呼吸するときにすぐに浮き上がれるように垂直になって眠る。垂直な姿勢を保つのにも練習が要る。マッコウクジラは約70年生きると言われる。

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インド洋マッコウクジラ
ABOVE THE CLOUDS 山に抱かれて

アジアの山々で繰り広げられる命溢れる営むを紹介。タイ・デーンラオ山脈で驚異的な数のクックアマツバメを見ることができる。世界一の規模を誇る群れ。洞窟の1番高いところは約50メートル。その壁には25万羽ものアマツバメが暮らしている。わずかに残された巣作りの場所を巡って争いが起こる。争いの中で川に落ちてしまうこともあり、川に住む危険な生き物に悟られないように音を立てずにじっとしてブルーマシールと攻防する。

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クチグロナキウサギクックアマツバメタイデーンラオ山脈ブルーマシール

チベット高原の標高は平均4000メートルを超え、チベットスナギツネが過酷な環境で暮らしている。今は子育ての真っ最中。母親は何度も狩りに行かなければならない。急変する天気はまるで予想がつかない。凍てつく嵐が来ると風景が一変する。母狐はクチグロナキウサギを狙う。人間が家畜としてヤクを放牧している場所に多くのナキウサギがいる。ヤクの群れに紛れてナキウサギに忍び寄って狩りをする。

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チベットスナギツネ 撮影の舞台裏

チベットスナギツネのエピソードの舞台裏を紹介する。カメラマンのジャッキー・プーンは、ここで3年に渡ってチベットスナギツネを撮影し続けてきた。今回の主人公の母狐はすっかりジャッキーを信頼している。ジャッキーはヤクを隠れ蓑に利用する母狐の巧妙な狩りの一部始終を捉えたいと考えていた。チベット高原は夏でもマイナス20℃になり、毎年雷による事故も起きている。嵐は過ぎたがその後も悪天候が続いている。これまで誰も捉えたことのない決定的な瞬間を撮影することに成功した。

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THE FRIZEN NORTH 極寒に生きる

極寒の世界で驚きの知恵で乗り切りたくましく命をつなぐ生き物たちを紹介。冬の北海道には、シマエナガが生息する。鹿はお腹がすくと木の皮を食べ、この行動が小鳥たちを助けることがある。折られた枝の先から出る樹液が凍って氷柱ができ、シマエナガが餌にする。バイカル湖に暮らすバイカルアザラシの子どもは氷のうえの巣穴で生まれ、安全な氷の巣穴で留守番する。春、300億トンもの氷が溶け始め、居場所を失った子どもは水の中へ逃れる。子どもは数分が限界で、息継ぎをする穴がないといけない。

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TANGLED WORLD 森がはぐくむ命

アジアの森に息づく生き物たちの営みを紹介。中国・四川省の山間に、ジャイアントパンダが暮らしている。この場所はパンダの保護区で、ここで繁殖させて野生へ帰す。大人パンダは1日の大半を食事に費やす。その間、子どもにとって自由時間。撮影した子どもパンダは、木登りに夢中。

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イラク北部のクルディスタン地域では、ペルシャヒョウが生息する。生物学者のハナ・ラザさん協力のもとで執念の撮影を行った。現場は紛争のあと多くの地雷が除去しきれずに残されている。今回撮影に参加したオーレニー兄弟は、長年地雷原で野生動物を追ってきた。今回、警戒心の強い生き物を相手に自動撮影カメラを使用。数少ないペルシャヒョウの目撃情報をもとに設置し、挑戦は続いた。結果、ヒョウの子どもたちをカメラに収めることに成功した。

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CROWDED CONTINENT 人とともに

現在、アジアに暮らす人の数は47億。生き物たちは人間の影響を受け暮らしを変化させている。人下の社会と交わりながら優れた適応力で反映する生き物たちの姿を紹介。スリランカでは、アジアゾウが人との新たな共存方法を見つけて暮らしている。交通量の多い道路は危険な場所だが、危険と引き換えに道路に落ちる果物が手に入る。中には巨体で道路を封鎖して、バスを狙って通行料の果物を要求する者もいて、そのゾウはラジャの愛称で親しまれている。地域の人々と関わり合って暮らすゾウを取材は撮影。攻撃的で人を襲いかねないゾウは、レンジャーが花火で追い払っているが、全ての攻撃的なわけではない。今回、取材班はラジャを撮影することにした。1人がバスに乗り込み、こちらに鼻を伸ばしてくる映像の撮影に成功した。

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THE ARID HEART 乾きの大地

モンゴルのゴビ砂漠では、ほとんどの生き物が昼間の暑さを避けて夜に活動する。オオミミトビネズミは特徴的な身体でゴビ砂漠最強のハンターになっていて、生きるため必要な水分を食べ物から得る。大きな耳でバッタのかすかな音も聞き逃さない。

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SAVING ASIA 未来に挑む人々

ボルネオ島の北東部、マレーグマが絶滅の危機に瀕している。森林伐採と密猟によって生息が脅かされている。マレーグマを救おうとするのが、マレーグマ保護センターのウォン・シュ・テ博士。今回、メスのマレーグマを本来の生息地へかえして野生復帰させる。2017年に保護されてから長年ここで育てられてきた。麻酔で眠らせ、眠っている間に森へ移動させて、二度と人間と出会わないように森の奥で放す。結果は成功。

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ボルネオ島マレーグマ
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

シリーズ ワイルドアジア

「シリーズ ワイルドアジア」の番組宣伝。

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