- 出演者
- 山澤里奈 辻浩平 藤重博貴
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。
高温で乾燥した状況が続くヨーロッパ各地で発生した山火事は火の勢いがおさまらず、燃え広がっている。フランスの公共放送F2は、住民自ら消火にあたる様子を伝えている。フランス南西部のジロンド県では4万2,000ヘクタールが焼失し、約22万人が避難。火災の影響は中心都市ボルドーにも出ている。ボルドー市内とその周辺には9か所の避難所が設けられ、食料や衣服などの物資が配布されていた。山火事はフランスと国境を接するスペインでも起きた。中部のアビラ県では5万ヘクタール以上の農地が焼失し、7万5,000人が避難。気象当局によるとフランスとスペインでは、あす以降も空気が乾燥した状態が続く見通しで、さらなる延焼が懸念されている。火災が市から15kmの辺りまで迫っている観光地ボルドー近郊からこの後、中継で最新情報を伝える。
フランス南西部ボルドー近郊からヨーロッパ総局の向井麻里が伝えた。山火事の現場にほど近い場所は焼け野原のようになっている。空気が少し霞んでいて、辺り一面、焦げくさい強い臭いが立ち込めている。ここに来るまでの間、焼け焦げた森林があった他、場所によっては地面から白い煙が上がっていた。地面の表面が熱い所もあり、水をかける作業も行われていた。途中の町や村の住民たちは避難指示を受けて避難していて、静まり返っていた。道路を走っているのは資材などを運ぶトラックや警察などの車両、消防士のために水を運ぶボランティアの車だけだった。
鎮火には時間がかかりそう。朝までは20度ほどだったが午後になって気温が上がり、日差しも強くなってきている。現場にいる人たちからは火災が広がるのではないかという懸念の声が上がっていた。火が広がるのを防ぐため木を切り倒したり、塹壕を作ったりと急ピッチで作業を進める様子も見られた。先ほどフランスのヌニェス内相は、現在状況は安定しているとしながらも、まだ消し止められたわけではないとして住民に警戒を呼びかけていた。あす以降、気温が30度台後半まで上がる日もあるとみられる他、当面雨が降る予報も出ていない。今後も予断を許さない状況が続きそう。
辻浩平が解説。ヨーロッパの山火事は、世界最高峰の自転車のロードレース、ツール・ド・フランス2026にも影響を及ぼしている。きょう最終ステージを迎えたレースの区間は、133キロから89キロに短縮。警察や消防、救急隊などを山火事の対応へ振り向けなければならなくなったため。6日に行われた第3ステージでは一部区間を無観客開催。気候変動の影響なのか、大会の期間中、コースでは気温が40度に達する日もあった。総合優勝を果たしたスロベニアのポガチャル選手は、もし私に権限があったら7月や8月に大会を開くのではなく時期をずらすだろうと述べている。
約2週間続けてきたアメリカのイランに対する攻撃だが、ここ数日は停止。その背景にはアメリカ中央軍の司令官の進言があったとされている。13日連続でイランへの攻撃を行ったと発表していたアメリカ軍による直接攻撃は、25日から伝えられていない。アクシオスは26日、アメリカ中央軍のクーパー司令官が、13日間の連続攻撃でイランの船舶攻撃能力が著しく低下したことや、軍事目標のほとんどを攻撃終了したことを国防総省やホワイトハウスに指摘したと報道。この進言などがトランプ大統領がイランに対する攻撃を一時停止した判断に影響を与えたと伝えている。
アメリカのウォルツ国連大使はFOXニュースで、トランプ大統領は協議の余地を残しているなどとコメント。オマーンやイラン仲介国の協議担当者を関与させているなどと明らかにした。イラン国営通信のウェブサイトによると、イラン外務省のバガイ報道官は27日の記者会見で、みずからが作り出した泥沼にはまっているなどとアメリカを批判。トルコの政府系通信社などは、仲介国のパキスタンとカタールが共同で緊張緩和に向けた提案を行い、アメリカとイランが回答したと報じた。提案では、イランはホルムズ海峡の通航を直ちに再開させ、アメリカはイランに対する海上封鎖、イラン産原油販売の制裁解除を行うとしている。事態の打開につながるかが焦点。
ウクライナはロシアとイランの間で軍事物資を輸送していた船舶を攻撃したと発表。ロシアが戦争を継続する能力を低下させようと物流網などへの攻撃を強化。ゼレンスキー大統領は25日、ロシアのエカテリンブルクの物流施設のほか、ロシアとイランの間で軍事物資輸送の船舶をカスピ海で攻撃したと発表。イラン外務省は、攻撃を受けたのはイランの商船で船員1人が死亡し1人がけがをしたと説明した上で、国際法違反だと非難。ウクライナ軍参謀本部は26日、クリミアでロシア軍の燃料補給や無人機制御に利用されているとして、エネルギー関連施設や軍事関連施設を攻撃したと明らかにした。
ウクライナの非常事態庁は26日、ロシア軍による攻撃でチェルニヒウ州で9歳の女の子を含む2人が死亡した他、ハルキウ州とザポリージャ州でもそれぞれ1人が死亡したと発表。25日にはロシアのオムスクで、ロシアのプーチン大統領とカザフスタンのトカエフ大統領の首脳会談が行われた。トカエフ大統領はウクライナをめぐり、紛争を凍結すべきだと述べた。これまでもウクライナ東部2州について親ロシア派による一方的な独立宣言を認めないと発言するなど、ロシアとは一線を画す立場を示している。ゼレンスキー大統領は25日、ロシアは北朝鮮からさらに3万人の部隊を受け入れようとしてるとビデオ声明。先月以降、ロシア西部ボロネジ州で受け入れに向けた準備が進められていると指摘。北朝鮮は弾道ミサイルの新たな発射装置をロシアに引き渡す準備を進めていると述べた。アメリカのホワイトハウス当局者は、トランプ大統領とゼレンスキー大統領が今月28日ホワイトハウスで会談する予定と、NHKの取材に対して明らかにした。
セバスティアはヨルダン川西岸地区北部のナブルスにある遺跡。紀元前9世紀の遺構を始めヘレニズム時代の要塞都市、ローマ時代やビザンチン時代の遺構、オスマン帝国時代の建築など約3000年にわたって人々が居住してきたことを示す遺構などが保存されている。ユネスコは登録を決めた理由をセバスティアには主要な時代ごとの考古学的痕跡が比較的・直接的に残っている、連続する政治的・宗教的・都市的システムがどう物理的に結びついていたか明確に知ることができると説明。パレスチナとイスラエルが対立する1つの火種になっている。パレスチナのユネスコ代表部の大使がパレスチナの遺構であることを強調。イスラエル側はパレスチナ側が歴史を歪めていると非難。イスラエルはユダヤ人の歴史と深く結びついた場所。パレスチナはこの土地には古代から現代まで多くの文明が栄えてきたいまその遺跡はパレスチナの中にあり遺跡を守っているのはパレスチナ人だと主張。パレスチナはヨルダン川西岸地区とガザ地区を将来のパレスチナ国家の領土と位置づけている。イスラエルはパレスチナ国家の樹立に反対。ヨルダン川西岸へのユダヤ人の入植活動を推し進めている。ユネスコは2011年にパレスチナの加盟を認め、ヨルダン川西岸やガザ地区にある遺跡などをパレスチナの世界遺産として登録。イスラエルは2019年にユネスコ脱退。セバスティアは危機遺産にも指定された。
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オーストラリアのブリスベンでは2032年夏のオリンピックとパラリンピックに向けてカウントダウン時計がお目見えした。新たに7つの会場を建設し10の会場を改修する計画。1982年のイギリス連邦競技大会のマスコットも登場してオリンピックムードを盛り上げている。
アメリカ中西部シカゴ郊外のガソリンスタンド40mの高さにある看板の中に人がいる。作業員がメンテナンスのため上がる時に使ったクレーン車が故障し閉じ込められてしまった。消防署のはしご車では高さが足りず、数時間後別のクレーン車が駆けつけて無事地上に戻ることが出来た。
イヌのエドワード12歳、2年半ほど前引き取られた保護犬。がんなどの病気を患い余命は半年から1年だろうと宣告されていた。一家は残された時間を最高のものにしようとビーチに連れていったりサンタクロースに会わせたりハロウィンの仮装も、一番のお気に入りはアイスクリーム。元気がない日も家族が連れて行く。
新たなエネルギーの生産が加速しているインド。インドに約3億頭いるとされる牛。日本の自動車メーカーの社員がインド西部グジャラート州にある酪農家を訪ねた。目的は牛のふん。車の燃料として活用できるという。去年本格稼働した工場、牛のふんを約1か月発酵することで燃料となるバイオガスを生産。地産地消のエネルギー。牛10頭が1日に出すふんで車1台が60キロ走る事ができるという。原油の半分近くを中東に依存していたインドでは5月に燃料の節約が国民に呼びかけられた。バイオガスは輸入に頼らないため国際情勢の影響を受けにくく価格もガソリンより約4割安い。牛のふんの残りかすもリンを加えるなどすると有機肥料に生まれ変わる。化学肥料も輸入に頼ってきたインドではホルムズ海峡の封鎖以降肥料価格の高騰にも悩まされてきた。インド政府も有機肥料に期待。地域の農村にも利益をもたらしている。乳業組合は農家の所得向上に期待している。メーカーはバイオガスで走る車の販売拡大につなげたいと考えている。フィリピンでは日本のスタートアップ企業が作ったEVが注目されている。原油の中東依存率が9割を超えているフィリピン。一時2倍以上に高騰し政府は国家エネルギー非常事態を宣言。日本ならではのきめ細やかなサービスは大きく優位に立つ可能性があるという。各国で中東にエネルギーを依存しない対策が進められている。
去年マンハッタンにオープンした専門店。ヨーグルトの味や量、トッピングが選べるのが特徴。SNS映えもあって健康志向の若者たちの間で話題を集めている。30ドル(約5000円)することもあるが行列が絶えない人気ぶり。アメリカのメディアによると1980年代後半から90年代前半に健康志向の高まりでブームに2000年代から2010年代にも本格的ヨーグルト風味やフルーツのトッピングで話題となり再びブームとなった。3度目のブーム。去年1年間でフローズン・ヨーグルトの専門店が新たに100店舗オープンしたという調査結果も出ている。
日本、イギリス、イタリアの3カ国が共同で開発を進める次期戦闘機。その設計などを担う合弁企業がイギリスで開かれた航空ショーで専用ブースを設け高い関心を集めた。次期戦闘機の模型や搭載されるエンジン、センサーの特徴などを説明するモニターが設置された。機体設計やレーダーの開発などは各国企業が分担。次期戦闘機の開発に活かすための実証機の製造にあたるイギリスの航空・防衛大手も出展。3カ国は次期戦闘機について敵のレーダーに探知されにくいステルス性を高め無人機と連携した戦闘も可能とすることを目指していて2035年の配備に向けた動きが本格化している。
台湾中部にある雲林科技大学。日本の高校生や高等専門学校の学生30人を招いて半導体への理解を深めてもらうサマーキャンプが開かれた。産官学一体で人材育成にあたる台湾の取り組み。日本に工場を持つ企業などが支援。半導体の歴史を学ぶ他大学が独自に開発した大型の無人機を見学。さらに小型の無人機を体験して半導体がどのように使われているかを学ぶ。半導体チップや配線を自分で回路に取り付け電子ゲーム機を作る授業。去年から日本の大学生を対象にした特別プログラムが本格的に始まり半導体を製造するために必要な専門知識を教えている。企業からの補助で4年分の学費が全額免除される上、生活費として毎月5万円支給。ただ認知度の低さなどから今年の入学予定者は定員90人に対して25人。プログラムを知ってもらうため来月までに計106人の高校生や高等専門学校の学生を招待。
数々のベストセラーで知られる直木賞作家の東野圭吾さんが、大腸がんのため今月23日に亡くなった。68歳だった。1985年27歳のときに「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞しデビューした東野さんは、1998年には天才物理学者が謎に挑む「ガリレオ」シリーズの第1作が刊行され、「容疑者Xの献身」は2006年の直木賞を受賞した。多くのヒット作を手がけ国内での累計発行部数は約1億900万部にのぼるほか、41の国と地域で出版されて海外でも人気に。中国や韓国のメディアは東野さんが亡くなったことを相次いで速報で伝えた。代表作の韓国語版を出版した会社は「東野さんが残した文学的な足跡は、今後も長く読者の心に残り続けるでしょう」と追悼のコメントを発表した。
インドで連日デモを行う「ゴキブリ人民党」は、インドの最高裁判所の長官が「失業中の若者はゴキブリのようだ」と発言したことを逆手に取ってSNSに立ち上げられた架空の政党。今年5月に行われた大学の入学試験で問題の内容が外部に漏洩した疑いがあるとして、当局が試験を無効にし再試験を行った対応をめぐり、敎育相の辞任などを要求して抗議活動を続けてきた。こうした中25日にプラダン教育相が声明を発表し、「学生たちが学業に専念できるよう考慮し、首相に辞表を提出した」と辞任を表明した。これを受けて団体側は会見を行い、「要求が全て受け入れられた」としてデモの中止を発表した。地元メディアによると敎育相の辞任後も西部ラジャスタン州でデモが行われたほか、野党側も引き続きモディ首相の責任を追及していて、事態が収束に向かうかが焦点。
