- 出演者
- 足立梨花 近藤春菜 佐々木芳史 小芝風花
オープニングトーク。近藤春菜さんが「この番組を始めて1年経つがこの経営はしっかり出来てるのだろうか」と話すと佐々木アナは「週1で経営できてるから大丈夫」と話した。今回のゲストは「BS時代劇 あきない世傳 金と銀」から小芝風花さんが登場し江戸時代の大阪が舞台だという。小芝はプライベートでは関西弁を使うという。小芝さんは原作を読んだ上で舞台となる天満宮にも撮影前に足を運んだという。今回は呉服商のドラマのため着物等がたくさん出てくるという。原作ファンも多いため、楽しめるように撮影に臨んだとのこと。ここで佐々木アナが「BS放送がリニューアルされ、今日紹介する金と銀はリニューアル後初の時代劇である」と話した。
主人公は呉服屋で働く少女・幸。9歳の時、大飢饉の影響家族の元を離れ大阪天満の呉服屋「五鈴屋」に奉公に出された。幸の仕事は女衆と呼ばれる下働きで当時は男中心の社会で厳しい身分制度が敷かれていた。五鈴屋には先代の息子である3兄弟がいる。長男の徳兵衛は店の主だが、浪費してばかり。次男の惣次は店の稼ぎ頭で徳兵衛とは喧嘩が絶えない。そして本が大好きであきないには興味がない三男の智蔵。幸は父の教えで読み書きが出来る子であった。そんなある日、あきないに興味を持った幸は番頭の治兵衛に機会を与えられ女衆でありながら、あきないを学んでいった。あれから数年後、幸はすっかり1人前の女衆になり、長男の徳兵衛は大棚の娘を妻に迎える。漸く安泰かと思われた五鈴屋に危機が。運命に翻弄される幸はその知恵を武器に自らの人生を切り開いて行くことが出来るのであろうか。
主人公・幸に関するスタジオトーク。幸を演じる小芝風花さんは「とにかく知識欲がすごい子で、あの時代で女性が学問を学んだりあきないに携わるのはなかった時代。読めない字や知識など将来何に役に立つものか分からなくてもとにかく知りたいという探究心があり聡明な子である」と話した。小芝さんは「女衆は店に入れないくらい敷居が高く、本来商売往来を学ぶのはご法度ではあるが、治兵衛さんの計らいで勉強・丸暗記している」と話した。近藤さんが「役作りはどのように行ったのか」と聞くと小芝さんは「女衆として出てくるのが11歳の頃の役で、自分が26歳なので15歳下の子の演技をするのに苦労した。11歳の役を演じるとは言え幼く演じていても幸の聡明さが消えてしまう。原作での幸はもう少し大人びていて頭の中で色んなことを考えてから話す子である。ドラマ版では脚本家の方が視聴者に感情移入しやすいように様々な表情を出す子である」などと話した。飴を舐めて「甘い」というシーンではリハの段階で監督と相談しながら撮影したという。
登場人物のおさらい。主人公・幸が奉公することになる五鈴屋。店主である長男の徳兵衛、次男の惣次、三男の智蔵がいる。3兄弟の両親は早くに亡くなったため、祖母の富久が育ててきた。店のかなめとなる番頭が治兵衛、幸にとっては商いの師匠。店には手代がいる。幸は、一番下の女子衆としてお竹たちと一緒に働いている。幸についてどう思っているのか、話を聞いた。
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- BS時代劇「あきない世傅 金と銀」
高島礼子さん演じる富久は、五鈴屋の大黒柱。家の行く末を案じ、日々心を砕いている。この時代にしては女性が珍しく活躍するドラマ。展開が早い。今ではそんな展開ありえないようなことがどんどん起こっていく。幸が奇跡を起こしていく。なぜか頼れる子。教えていく立場だが、幸に教えられることがある。女性は裏方でしか生きられない時代に、女性が頑張れるきっかけをつくった人。幸がどうやって頑張ってきたか。小芝さんの印象は、いいヤツ。初日から何かやってるのは、スタッフの名前を覚えている。とにかくスタッフが多い。私も覚えようとしたら、「私に聞いてください。全部覚えましたから」と。セリフもあるしとにかく忙しいのに毎日楽しそう。
小芝は「一緒の作品を作る仲間なので名前を呼びたいと思って。スタッフさんが表を作ってくれて愛を感じた。頑張って覚えるようにしている。女性が活躍できないのが当たり前の中、どれだけ知恵を絞って商いを繁盛させていくか。考え方を変えるだけで、素直な疑問が周りの大人たちをはっと気づかせる。それで幸は商いの才能があると認めてもらう。富久さんは苦労の多い人。のれんを守っていくために芯の強い女性だが、拠り所にもなれるような成長をしていくという関係性。」と話した。様々な困難が幸に待ち受けているが、商いの才能で人生を切り開いていく。
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- BS時代劇「あきない世傅 金と銀」
当時流行していた耳かきのついたかんざし。幸は、物事の本質をとらえる才能を持っている。
小芝は「物を売れない時代にどう物を売るかいろんな店が考えている中、本質に気づけるのが商いの才がある。それを治兵衛さんが見ている。どうやってたくさんの人に知ってもらうか、知恵を絞って考えていく。今回方言指導の先生も入っている。商売の縁が切れないよう過去形にしないなど、商家ならではで感動した。イントネーションも現代はテレビが普及して混ざってきている。同じ大坂でも商売人だと違うと教わった。現場はみんなへえ」と話した。
幸と大きく関わっていくのが五鈴屋の3兄弟。それぞれ個性的なキャラクター。中でも幸と同じく商いの才がある次男・惣次役の加藤シゲアキさんに話を聞いた。惣次は商才はあるが、人に厳しく、周りから恐れられている。加藤さんは「惣次は商いのことしか見ていない。自分が頑張っているから周りも自分と同じくらい頑張ってほしいと思っている。才能があるからできることと思われている。すごく孤独なキャラクター。長男が店主なので従わないといけないという悔しさを抱えている。我慢しきれず衝突する場面もある。幸とは境界線がある。幸はすごく商いの勘がいいので、話が進むにつれて、この2人が共鳴し合う」と話した。
小芝は「幸がアイデアを出し、惣次が広げて実現させる。自分にも厳しく周りにも厳しい。緩衝材みたいな役割も幸が担う。長男と惣次が顔を合わせるとケンカになる。だから聞かないフリをする」と話した。
松本怜生演じる三男・智蔵は本を愛する青年。松本は幸について「幸は店に来た時に子ども扱いを受けるが、智蔵だけは1人の子どもあつかいを受ける。そこで2人だけの心許せる空間・信頼が築かれた。僕が笑顔になれるシーンは、小芝さんの笑顔に吸い寄せられるように笑顔にさせていただいているとカットがかかって気づく」などと語る。
松本怜生とついて小芝風花は「みんなから可愛がられる子ですね。智蔵よりはちょっと幼い。智蔵は商いに興味がなく本を書く人になりたい人なので次男・惣次からは“けったい”と思われている。幸も“けったい”と言われいているので2人は似ている。智蔵は人情に熱いので、使用人などに対しても目を合わせて話すので人望が熱い人物」と語った。松本は「ねえやんと呼ばせてもらっていて、僕の緊張をほぐしてくれるのは小芝さんです」と話している。加藤シゲアキは「もし生まれ変わるなら海の動物で何がいいかという話になり『シャチがいいです。かっこいいからです』って言ってて譲らない」と話している。小芝は「虫だったらミツバチです。スズメバチは強すぎて駆除の対象になっちゃう」などと語った。原作を呼んでいる人は惣次推しが多いという。
『あきない世傅 金と銀』の原作者は髙田郁さん。『みをつくし料理帖』はNHKでドラマ化もされた。髙田さんからのイラストが届いた。ドラマの現場を見て描いたものだという。髙田さんは「小芝さん、私はあなたにゾッコンです。緑山スタジオを見学させて頂いた時のこと。控え室や撮影の合間ではムードメーカー。撮影が始まると主人公『幸』に変身。五鈴屋の女衆さんにしか見えなかったです。役者というのはこんなにも鮮やかに虚と実を行き来できるのか、とこれから楽しみでなりません」とメッセージを送った。小芝は「現場でお会いしたときに、幸のことやモチーフになっている人のことなどを聞かせていただいて、また一つギアを上げてくださった」と語った。「あきない世傅 金と銀」は12月8日に放送スタート。
小芝風花と柳生みゆの初共演は連続テレビ小説あさが来たで、小芝風花は主人公の娘を演じ柳生みゆはその親戚を演じていた。柳生みゆは小芝風花の最初の印象はいなかっぺのような明るく楽しい子だったが最近はおじさんみたい等と話した。2人はよく旅行に行き、大阪のミニブタカフェを訪れた際には小芝風花は豚からの人気が高かったという。
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- 豚連続テレビ小説 あさが来た
小芝風花はミニブタカフェでは代わる代わるブタが膝の上に乗ってきて2人でまた行こうと思った他柳生みゆはおじさんと言っていたが彼女もおじさんである等と話した。
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- 柳生みゆ
盛山晋太郎は小芝風花とは同期でバラエティで共演し、地元も大阪の堺市と同じであるがファンキーな地域の堺に天真爛漫なあんな子が生まれるのかと思った等と話した。
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- 堺市(大阪)
小芝風花は盛山晋太郎からはアドバイスをもらうよりかは息抜きになっている番組でリラックスできる現場だ等と話した。
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- 盛山晋太郎
小芝さんの今年1番の出来事は金髪にしたことという。
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- ハリセンボン
NHK BS放送はBS1とBSPが1つのチャンネルになっている。BSプレミアムの番組は録画予約の再設定が必要である。BS1の番組でも放送時間が変更になった番組がある。
小芝さんのリニューアルしたいことは睡眠の質を高めたいという。枕を調べている。