主人公・幸に関するスタジオトーク。幸を演じる小芝風花さんは「とにかく知識欲がすごい子で、あの時代で女性が学問を学んだりあきないに携わるのはなかった時代。読めない字や知識など将来何に役に立つものか分からなくてもとにかく知りたいという探究心があり聡明な子である」と話した。小芝さんは「女衆は店に入れないくらい敷居が高く、本来商売往来を学ぶのはご法度ではあるが、治兵衛さんの計らいで勉強・丸暗記している」と話した。近藤さんが「役作りはどのように行ったのか」と聞くと小芝さんは「女衆として出てくるのが11歳の頃の役で、自分が26歳なので15歳下の子の演技をするのに苦労した。11歳の役を演じるとは言え幼く演じていても幸の聡明さが消えてしまう。原作での幸はもう少し大人びていて頭の中で色んなことを考えてから話す子である。ドラマ版では脚本家の方が視聴者に感情移入しやすいように様々な表情を出す子である」などと話した。飴を舐めて「甘い」というシーンではリハの段階で監督と相談しながら撮影したという。