- 出演者
- 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 安藤萌々 松坂大輔 細川栞
オープニング映像。
米国大統領選挙の投票がスタート。最激戦州といわれるペンシルベニア州最大の都市、フィラデルフィア。住宅街にある投票所に有権者が長い列を作っている。女性初の大統領を目指すハリス副大統領か、返り咲きを目指すトランプ前大統領か、かつてない大激戦。全米での支持率は1ポイント差(RealClearPolitics)。勝負の行方は激戦州の行方にかかっている。ミシガン州でトランプ前大統領が「ミシガンを取れば大統領選の勝利は間違いない」、ペンシルベニア州でハリス副大統領が「勢いはこちらにある」と演説。
ハリス氏は、ペンシルベニア州で集中的に選挙活動を行い、小規模な集会に参加したり、有権者宅に戸別訪問したりした。フィナーレにはフィラデルフィアを選んだ。この日だけで州内5か所をまわった。前日にハリス氏支持を正式に表明したレディー・ガガが登場した。会場は、映画「ロッキー」で、厳しいトレーニングを終えた主人公が最後に駆け上がる階段。勝利への決意を象徴する場所で選挙戦を締めくくった。トランプ氏は最終日、ペンシルベニア州の2か所で集会を行ったが、最後の訴えに選んだのはミシガン州。ミシガン州は、1カ月前からトランプ氏がリードしていたが、ラスト1週間でハリス氏がわずかながら逆転している。会場は、トランプ氏が暗殺されかけた銃撃事件の後、初めて集会を行った場所。ペンシルベニア州では、投票マシンが導入されている。投票用紙を機械に入れると、投票が始まる。タッチパネル式の画面で、連邦議会議員などを含む数項目を選ぶ。入力結果が投票用紙に印刷され、内容に間違いがなければ、機械に用紙が回収される。タッチパネルにすることで、投票や集計時間を短縮できる。前回の大統領選では、ペンシルベニア州の結果が出るまで4日がかかった。タッチパネル式の投票マシンは、過去に集計間違いなどの不具合が発生したことがあるという。投票結果を受けて、トランプ支持者などがどういった行動に出るかわからないため、ホワイトハウス周辺では厳重警戒をしいていた。2時間前に、東海岸から順次投票が始まった。
投票開始から1時間ほどが経過したペンシルベニア州フィラデルフィア。教会の中にある投票所では、100メートルほどの列ができ、有権者が絶えず訪れている。フィラデルフィアは、圧倒的に民主党が強い地域。車いすの女性は、トランプ側は郵便投票で不正が行われると盛んに主張している、そういった無駄な論争を終わらせるためにも、自分は車いすだが、投票所に来て直接投票すると話していたという。情勢は、先の見通せない接戦になっているという。
米国大統領選挙。最終盤の情勢をどうみたらいいのか、米国政治に詳しい上智大学・前嶋和弘教授に聞いた。「最終盤に両候補とも危機感をあおって自らの支持者を鼓舞して投票を促す。これだけ接戦の選挙戦は史上初」とのこと。ペンシルベニア州では郵便投票が約178万票だが、サインの照合などで手間がかかる。前嶋教授によると4年前は事前の世論調査でバイデン氏がリードしていたが大勢判明まで4日かかったという。今回も前回並かそれ以上に時間がかかる可能性があるとのこと。
国会で行われた各派協議会と呼ばれる与野党の会議。日程や審議を仕切る委員長のポストを巡って議席が拮抗する与野党の攻防が早くも始まっている。立憲民主党・野田佳彦代表と国民民主党・玉木雄一郎代表。党首同士の直接会談。立憲は国民民主党が訴える手取りを増やす経済政策への協力を表明。もう1つの焦点、政権をとるために総理大臣指名の選挙で野党がまとまるかどうか。野党の足並みがそろわないことで引き続き石破総理大臣が選出される公算が大きい特別国会。召集日は来週月曜と与野党に正式に伝えられた。各派協議会で与党側は会期を4日間とする提案をしたが予算委員会の開催を求める野党側との間で折り合いがついていない。衆議院に17ある常任委員会。委員長をどこの党の誰にするかも特別国会で決める。与党が議席を減らしたことで野党側は割り振りの大幅な見直しを求めている。政治部野党キャップ・村上祐子は、「立憲は議長や予算委員長などの重要ポストを握って与党を揺さぶりたい考えだが、自民党は重要ポストを渡すことに難色」などとコメント。与野党はあすも協議する予定。
「まことちゃん」「漂流教室」など独特の作風で衝撃を与えた漫画家・楳図かずおさんが先月28日に亡くなった。高校3年生の時に漫画家デビュー、「ホラー漫画の神様」と呼ばれる一方でギャグの才能を発揮しタレントとしても活動した。2018年に「漫画界のカンヌ」とも呼ばれるフランスのアングレーム国際漫画祭で1980年代の作品「わたしは真悟」が遺産賞を受賞した。おととし「楳図かずお大美術展」と題し現代アートの作品を集めた展覧会を開催、大型絵画やテレビモニターを使ったオブジェなどが出展された。一般財団法人UMEZZは「生前楳図は自分の作品が世界中の人々に届いてほしい、永遠に読み継がれてほしいと願っていた。自分の作品の芸術的価値を信じていた。志がこれからも皆様の心に留まり続けることを願っております」。葬儀は既に関係者のみで執り行われた。
東京証券取引所の取引終了時間が70年ぶりに延長された。東証は取引時間を午後3時半までに延ばした。システム障害が起きた際に再開後の取引時間を少しでも確保するほか国内外の投資家の取引増加につなげる狙い。初日はトラブルや混乱もなく無事終えた。
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現代用語の基礎知識選「2024ユーキャン新語流行語大賞」候補が発表された。スポーツ界からはドジャース大谷翔平選手がホームランと盗塁で達成した50−50やパリ五輪で採用された新競技ブレイキンなどが選ばれた。一方で自民党派閥のパーティー券収入を巡る裏金問題やオーバーツーリズム対策に一石を投じることになったコンビニ富士山など政治や社会問題にまつわる言葉もノミネートされた。また20年ぶりの切り替えとなった新紙幣やノーベル平和賞受賞が決まった被団協なども選出。
新語・流行語大賞候補が発表された。今年ノミネートされた30を紹介、小木さんは気になる言葉は「トクリュウ」をあげ流行ってはほしくない言葉とした。大越さんは「被団協」は「大切な存在が流行語のくくりにはなっているがいかに大きな役割を果たしたか」などと話した。中でも番組が注目したのは「BeReal」フランス発の写真共有アプリで1日に1回2分以内に投稿するという通知がランダムに来てインカメラとアウトカメラを同時に使って加工不可の写真を投稿するという。人気の理由についてITジャーナリスト高橋暁子さんは「高校生大学生の間では今もインスタグラムがメインのツールだが加工された写真では素が見えずこんな姿まで見せあえるという関係性に価値を感じているのでは。2分以内というゲームをクリアするような楽しみがある」と解説した。年間大賞は来月2日に発表。
テレビ朝日屋上から気象情報を伝えた。
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ソフトバンク・和田毅が22年の現役生活に幕を下ろした。この世代を引っ張ってきた松坂大輔のコメントとともに和田毅の足跡を振り返る。和田毅が会見、「これまでの野球人生の中で無駄なことはなかった」と語った。
ソフトバンク・和田毅がみずほPayPayドーム福岡で会見、引退を発表、「野球人生の中で無駄なことはなかった」と語った。けがと闘いながら22年の現役生活にピリオドを打った和田毅。松坂大輔を筆頭に球界を代表する選手たちを数多く輩出してきた松坂世代。2002年、早稲田大学からドラフト自由枠で福岡ダイエーホークスに入団。1年目から14勝を挙げ新人王を獲得。その年の日本シリーズ、大一番で完投勝利、日本一に導いた。五輪やWBCでは日本代表として世界と戦った。プロ8年目には自己最多の17勝で初の最多勝、パリーグMVPに輝く。2012年からメジャーリーグに挑戦、5勝を挙げた。日本球界に復帰した2016年、自身2度目の最多勝を獲得。41歳で自己最速を更新。オフには「和田塾」として脳トレやピラティスなど独自のトレーニング方法を伝えてきた。最後の松坂世代として腕を振り続け日米通算165勝を積み上げてきた。
世界野球プレミア12が来週開幕。侍ジャパン宮崎秋季キャンプ2024練習試合:日本代表5−0広島。先発は井上温大、13日のオーストラリア戦に先発予定。野手について井端弘和監督は「複数ポジションの適性をみる」と話していたが小園海斗がセカンドで出場。小園海斗が「いい練習ができている。チームに貢献できればいいし、積極的にプレーしたい」などコメント。
世界野球プレミア12代表・小園海斗。侍ジャパン屈指のユーティリティープレーヤー。高校時代、あるポジションにこだわりを持っていた。当時掲げていた目標は「日本一のショート」。ドラフト1位で入団、3年目にはショートのレギュラーに。しかし、去年はシーズン序盤の成績不振が響き出場試合が激減。ショートにこだわるのではなく出場することにこだわる。今シーズンは求められればどんなポジションでも全力プレー。その思いで新たなポジション、サードのレギュラーを獲得。打撃ではキャリアハイの151安打をマーク。全試合出場を果たしチームの信頼を取り戻した。侍ジャパンでも信頼されるユーティリティープレーヤーとして世界一に挑む。小園海斗が「優勝できるように一丸となって頑張りたい」などコメントした。
米国大統領選挙。ミシガン州の投票所で投票が始まっている。世論調査はハリス候補が0.5%リード。
「ロンドンハーツ」の番組宣伝。