ソフトバンク・和田毅がみずほPayPayドーム福岡で会見、引退を発表、「野球人生の中で無駄なことはなかった」と語った。けがと闘いながら22年の現役生活にピリオドを打った和田毅。松坂大輔を筆頭に球界を代表する選手たちを数多く輩出してきた松坂世代。2002年、早稲田大学からドラフト自由枠で福岡ダイエーホークスに入団。1年目から14勝を挙げ新人王を獲得。その年の日本シリーズ、大一番で完投勝利、日本一に導いた。五輪やWBCでは日本代表として世界と戦った。プロ8年目には自己最多の17勝で初の最多勝、パリーグMVPに輝く。2012年からメジャーリーグに挑戦、5勝を挙げた。日本球界に復帰した2016年、自身2度目の最多勝を獲得。41歳で自己最速を更新。オフには「和田塾」として脳トレやピラティスなど独自のトレーニング方法を伝えてきた。最後の松坂世代として腕を振り続け日米通算165勝を積み上げてきた。