2026年9月12日放送 17:30 - 18:50 TBS

報道特集
岐路に立つ外国人政策▽16歳少女が衰弱死・・・逮捕は不当と無実訴え

出演者
伊藤隆佑 村瀬健介 日下部正樹 山本恵里伽 北村麗 
(特集)
岐路に経つ外国人政策 好循環生むには/岐路に経つ外国人政策 労働力の一方で…

今回取材を行なった因島鉄鋼は外国人のための環境がとても丁寧に整備されていた。実際に働いている人達に話をきくと、とても生き生きしていて会社のことを深く信頼しているのが伝わったという。こうした関係性があるからこそ、帰国後も会社との関係性が続いているという。 互いの文化を尊重しながら築いていくこうした“持続可能なサイクル”は今後更に重要になると感じた。「共生」は決して簡単ではないが、他に選択肢はあるのか。政府には現実に向き合ってもらいたい。

16歳少女衰弱死 無実訴え

障害者施設で働いていた16歳の少女は見に覚えのない逮捕に無実を訴え続けた末衰弱死した。取り調べの内容を記したノートには自白の強要がうかがえる記述もあった。死因は「るい痩(低栄養状態)」。少女は長年障害者施設に携わる母親に憧れ、中学卒業後から母親が経営する障害者支援施設で勤務。施設の利用者からの信頼も厚かった。逮捕のきっかけとなったのは去年2月に行われたバレンタインイベントだった。約40人が集まりガトーショコラ作りを楽しんだ。イベントから4カ月後、突然警察が少女を逮捕した。容疑は「暴行」、少女と男性職員がイベントで重度の障害がある利用者に対しあご付近を複数回押さえつけたとして逮捕された。知的障害のある女性利用者は市役所に少女の虐待を話していた。一方イベントに参加した職員は暴行にあたる行為はなかったと話す。Aさんが隣の利用者に噛みつこうとしたため、少女らが止めに入ったという。兵庫県警はなにを根拠に逮捕したのか。逮捕前に警察から事情を聞かれた職人は1人もいなかった。逮捕後の取り調べは過酷を極めた。

「言ったら楽になるぞ」捜査の実態

突然身に覚えのない容疑で逮捕された少女(16)。少女が逮捕後留置場で書いた被疑者ノート、取り調べの内容を記録するためのものだった。そこには“共犯者”として逮捕された男性職員が容疑を認めたとして、少女に自白を迫った様子が伺えた。ノートの自由記入欄には「もういやです。こんな生活。何にもしてないのに」といった言葉がならんでいた。涙を堪えきれなかったのか、インクが滲んだあとが所々残されていた。逮捕から7日後には健康状態が「悪い」にチェックが付けられた。それでも少女は一貫して容疑を否認し続けた。少女の母親は無実を証明するためイベント当日の写真や記録を警察に提出した。しかし警察は「関係ない」といった対応だったという。

不起訴の理由 検察開示せず

逮捕から16日目、裁判所は一度は釈放を認める決定をした。しかし警察からの準抗告を受け留置延長が認められた。少女の健康状態は悪くなる一方、逮捕から18日目少女を釈放した。共犯とされた男性も釈放された。2人は不起訴となり罪に問われることはなかった。

少女衰弱死 19キロにまで

釈放されたときの少女の体重は27.7キロ、逮捕前から約10キロ減少していた。母親が釈放直後少女を病院に連れていくと、「急性ストレス障害」などと診断された。賢明に治療を続けたものの少女の対象は減少の一途を辿った。18日間の拘束の中で強いストレスを受け、担当した医師は吸収不良症候群になっていたのではと説明した。医師は警察が少しでも配慮していれば少女が命を失うことはなかったのではないかと話している。去年12月意識を失い搬送先の病院で息を引き取った。逮捕から6ヶ月後、体重は19キロにまで減少していた。

「すいませんでした」遺族への手紙

ことし3月遺族のもとに手紙が届いた。差出人は虐待があったと話した利用者。亀井正貴弁護士は「犯罪にならない可能性もある事案で身柄拘束をしていくのは違和感があった」「16歳ということを考えると本当に勾留する必要があるのかどうかは関係者を洗って捜査して取り調べして実態の事実はどういうものか検証すべきだった」と話した。

“違法捜査”の末に死亡と提訴

ことし6月17日女性の母親は県や国に約1億1000万円の損害賠償を求め提訴。来月21日の第1回口頭弁論で兵庫県警は争う姿勢。女性の母親は「ここでしっかり真実を明らかにして信用信頼できる司法行政であってほしい」などと話した。

無実訴えた16歳少女 なぜ逮捕の必要が?/来月の裁判 焦点は?争う構えの兵庫県警

無実を訴えた16歳少女はなぜ逮捕の必要があったのか。家族の中にはPTSDを負っている方もいる。未成年の少女に適正な捜査が行われたのか説明が求められる。来月から訴訟が始まる。兵庫県警は争う構え。

(ニュース)
極寒のベーリング海で漂流の少年を救助

AP通信によるとアメリカ・アラスカ州の極寒ベーリング海で転覆した船の上で漂流していた15歳の少年を救助。少年は低体温症の症状がみられた。アメリカ沿岸警備隊によると少年は4日にアラスカ州西部の離島を出発し7日に帰港予定だった。少年の兄、いとこは離島付近で遺体で発見されている。

アジア大会代表 張本智和ベスト4進出へ

WTTチャンピオンズマカオ・男子シングルス準決勝・周啓豪vs張本智和。4-1で張本が勝利しベスト4に進出。

早田ひな 日本人対決制しベスト4

WTTチャンピオンズマカオ・女子シングルス準決勝・大藤沙月vs早田ひな。4-1で早田が勝利しベスト4に進出。

日本新!アジア大会代表 諸田実咲「驚き」

全日本実業団女子棒高跳の諸田実咲が日本新記録。陸上全日本実業団対抗(京都)で4m51に挑戦し日本記録を更新。諸田は「自分のなかでも驚きの方が大きかった」と話した。

(エンディング)
エンディングトーク

今週は張本勲さんの訃報があった。去年8月に放送された「報道特集」からの映像が流れスタジオでは「被爆体験や在日コリアンとしての苦悩なども率直に語ってもらった」などと話した。

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