- 出演者
- 黒柳徹子 林家正蔵[8代目]
今日のお客様は、林家正蔵さん。
林家正蔵さんは15歳で父・林家三平さんの弟子になり、高座で出ている父とはまるで別人で厳しかったと明かした。父が54歳で亡くなってしまったため2年間しか教えてもらえなかったが、鞄持ちをする中で父がすごい人だと知った。三平さんは脳出血から復帰後、番組に出演し、その映像を見た正蔵さんは「かっこいいですね」とコメントした。現在、正蔵さんは1年に600~700の高座を行い新しいものにも挑戦している。息子2人も落語家の道に入り、正蔵さんは2人には落語家になって欲しくなかったと話した。正蔵さんは26歳の頃に徹子の部屋に出演し、偉大な父の跡を継ぐ苦しみを語っていた。正蔵さんは落語の道に入ったときに親子の縁を切った。入門後、内弟子制度に倣って自分の部屋から出ていかされて他の弟子と同じ部屋で修行した。亡くなるまで本名で呼んでもらえず、今際の際、最後に一言だけ呼んでもらえた。長男は現在一人暮らしで、自分ができなかったから羨ましいという。
正蔵さんは1984年に21歳で結婚し、結婚40年になる。海老名家にいないタイプの人と結婚したつもりが、すぐに海老名家の人になってしまったという。仕事で忙しく子供たちのおしめも替えたことがなかったが、今では愛犬が2匹の世話を正蔵さんが担っている。妻からは、なぜあの時手伝ってくれなかったのかと言われるそうで、妻には頭が上がらない。正蔵さんの1番の気分転換はミュージカル鑑賞で、海宝直人さんのファン。海宝さんの「陽ざしの中へ」を聞いて涙が止まらなかったという。最初は長女がすすめてくれて、宝塚から鑑賞を始めた。ミュージカル鑑賞に行った時に娘と腕を組んでいるところを週刊誌に撮影され、娘とのツーショットが週刊誌に掲載された。その後、正蔵さんが娘に怒られたという。
落語協会が今月100年を迎えた。父・林家三平さんは落語協会のためになる人になってもらいたいと話していたが、現在正蔵さんは実行委員長として落語家をまとめている。
「DAIGOも台所 ~きょうの献立 何にする?~」の番組宣伝。