- 出演者
- 大谷ノブ彦（ダイノジ） 柴那典
大谷ノブ彦は「Mr.Children tour 2024 miss you arena tour」へ行き人生で一番興奮したライブだったと語る。以前、桜井と会った時、この曲どう思う？と聞かれたのが「アート＝神の見えざる手」だったという。アルバム「miss you」については、内省的でポップミュージックとしてはかなりの冒険作。柴那典は今のポップミュージックのトレンドや受け入れやすさから背を向けてる気がしたと評価。「Mr.Children tour 2023／24 miss you」では闇の部分を見せ続けていて、10年の歩みを感じだと話した。
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柴那典は宇多田ヒカルのアリーナツアーへ行きめちゃめちゃ良かったと振り返った。キャリアではライブが少ないが、僕の視点でははじめて私がライブをやりたいとツアーを組んだのではないか。自分の25周年を全部見せるようなツアーだった。大谷はライブMCも素晴らしく、宇多田ヒカルは闇の部分を見せ続けている。早い段階から自身で曲作りをするようになったが沢山のアーティストとのコラボをにより、違う自分に出会えることができ、その完成形が「BADモード」だという。
柴那典は米津玄師のアルバム「LOST CORNER」についてどうしても話したいことがあると切り出した。この歌詞は小沢健二の「さよならなんて云えないよ」のアンサーソングと推測。ある歌詞のフレーズが話題となっているが、それよりも前に宮沢賢治の「小岩井農場」でこの歌詞のフレーズに関わる言葉が書かれているという。大谷は小沢健二のアルバム「LIFE」に収録されている「いちょう並木のセレナーデ」の歌詞に衝撃を受けた。このアルバムには人を光だけを差すだけではないと語った。
大谷と柴那典は「藤井風 Fujii Kaze Stadium Live “Feelin’ Good”」が素晴らしかったと絶賛。2日目には藤井風が客席に登場。お客さんは誰一人触ろうとしなかった。始まる前、辞めようという話も出たが、本人は「大丈夫。お客さんのこと信じてるから」と言ったという。また大谷は藤井風を聴いてると死ぬのが怖くなくなると思うようになったと述べ、ファンは藤井の価値観を共有していると話した。柴那典は世界での藤井風の評価は特にインドで聴かれていると伝えた。
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