- 出演者
- 中山正敏 宮根誠司 蓬莱大介 西山耕平 三輪記子 楠紗友里 東ふき 西尾桃 帆希
鳥取市、鳥取砂丘の現在の映像。午後2時10分現在の気温は31.4℃
大阪・関西万博の大屋根リングの真下から中継。西山耕平ディレクターの手持ちの気温計は40.4℃となっていた。パビリオンには長蛇の列が出来ており、フランス館は2時間待ち、アメリカ館は入場制限を繰り返し、一時的に行列に並べない状態となっている。一昨日、昨日と来場者は1日20万人を超えている。夕方からでも水上ショーや1000基によるドローンショーを楽しめる。ただ夕方から大屋根リングにのぼると「心斎橋筋商店街のようになる」と説明した。
大阪・関西万博の来場予約の状況を紹介。午前中はもう閉幕まで空きがほぼない状態だという。10月の平日なら午後以降比較的空いているという。教育アドバイザー・清水章弘は「最初の頃に行ったらパビリオンも空いていたが、そこからいいよ、いいよと広まったことで全国から集まるようになった。イベントとしてはうまいやり方だと振り返ると思う」とコメントした。マスコットのミャクミャクについて高岡達之は「最初の頃はちゃんと買って帰ってくれてるんだろうかと思っていたが、ミャクミャク目当ての人も多くなってる」と話していた。
全国の気象情報を伝えた。
先週、東京、神奈川で発表された記録的短時間大雨情報。東京では目黒川に氾濫危険情報が出され、品川区などではあっという間に道路は冠水。三重県四日市市でもおとといの夜時点で、少なくとも100台以上の車が水につかったままだった。また、北海道白老町でも浸水被害などが相次いだ。
9月に入っても各地で頻発するゲリラ雷雨。猛烈な雨により、アンダーパスや地下駐車場、そして地下の店舗にも大量の雨水が進入。もし自宅や建物の中に雨水が入り込み、浸水してしまった場合の対策を検証した。まずはふくらはぎの下辺りの水位25センチで検証。続いてはひざ辺りの45センチではかなりの力を入れないと開次に同じ水位で後部座席のスライドドアを開けると。びくともしなかった。京都大学防災研究所・川池健司教授は「ドア全体を外側に押し出してスライドさせるような仕組みになっているので、ドアの下の面にだけ水圧がかかってるも、どうしてもドア全体が平面に出ていかなくて、スライドしてくれる所まで持っていけない」と話していた。
先週、四日市市では地下駐車場が浸水そんな地下から脱出する際、どんな状況になるのか。階段の上の地上で浸水が30センチ水がたまっている状態で、この階段をどういった勢いで水が流れてくるのかといったものを再現する。さらに、地下に影響が及んだときの状況を再現すると真っ暗になりますます上りにくくなっていた。
教育アドバイザー・清水章弘は「日本はまずそもそも5校に1校は浸水想定区域内にまず学校っていうのがある。その中で想定をした危機管理マニュアルがない学校っていうのが2割近くあり、その浸水被害想定した避難訓練実施してない学校っていうのが4割近くある。今本当に急に雷雨で、急に浸水って形になるから、われわれの危機管理のレベルを、一個上げなきゃいけないなって感じる」とコメントした。
気象情報を伝えた。
愛知県一宮市で起きたトラックのあおり運転の被害に遭った様子がドライブレコーダーに映っていた。コンビニエンスストアから出てきたトラック。2車線にまたがり、割り込むような形で道に合流した。ぎりぎりの距離で車線変更したり、後続の車が左車線に進もうとすると道路を塞ぐように2車線にまたがった状態で停止。発進したと思いきや、バックして近づいてきた。後続の運転手は「威嚇にしか思えなかった。かなり危険だと思った」と話した。その後、男性の車がトラックの横に並ぶと男性を罵倒する声が聞こえてきた。大きな事故を引き起こす危険性もあったことから、男性は110番通報。映像を確認した運送会社は「ドライバーとして不適切で、厳しく注意した。再発防止に努めたい」などとコメントしている。
名古屋市内の仏壇店で午前3時過ぎの無人の店内にフードを目深にかぶった人物が現れた。一直線に店の奥へ向かうとしばらく、何かをたたくような音が続いたあと、再び姿を見せた人物が抱えているのは重さ70キロ以上の金庫。1人で抱えるには、やはり重かったのか。うめき声も収録されていた。朝になり出勤したという店長は壊され、ゆがんでしまった鍵を発見。真っ先に、奥の倉庫を見に行くと、金庫はなくなっていた。藩侯の映像を見た店長は売り場からは見えない場所にある金庫へと迷わず向かっていくようすに一度客として来店していたのではないかと考えている。店長は「本当にもうショック。お客様から頂いたお金とか、スタッフの給料になるお金とかなので」と困惑していた。
今月9日、大阪・通天閣に程近いアジアの食材などを扱っているスーパーで強盗事件があった。警察によると、女性店員が1人で倉庫の在庫確認をしていたところ、白い仮面をかぶった男が接近。後ろから首辺りに包丁を突きつけると「お金ちょうだい」と店員を脅し、金を要求した。女性店員はレジの鍵を開けると、助けを求めるためすぐに店の外に避難。男も後を追うように外に出て、そのまま逃走した。男が店に入ってから、僅か1分半ほどの犯行だった。男が奪ったのは、現金およそ21万円。閉店後のため、客はおらず、女性店員にけがはなかった。店長は「警察に早く捜してほしい。捜さないとうちのスタッフも怖い」と話していた。
今月10日の午後9時過ぎ、大阪府東大阪市で、駅前の横断歩道を歩く1人の男性へ猛スピードで2人乗りのバイクが追突。数メートル跳ね飛ばされた。はねられたのは、会社員の55歳の男性。頭蓋骨を折るなどの重傷だが命に別状はなかった。おととい、警察は防犯カメラの映像などから逃げた人物を割り出し、バイクを運転していたと見られる17歳のアルバイトの少年をひき逃げと無免許過失運転致傷の疑いで逮捕。また、もう1人も10代の少年と特定し、話を聞いている。
大阪市内の地下鉄の駅に設置された防犯カメラの映像。エレベーターが開いた次の瞬間、男が財布を奪っていった。さらに次の日、奈良市内の商店街でも、この男が財布を奪う様子が映っていた。 こちらも犯行は一瞬だった。中国から短期ビザで来日していた中国人の容疑者は逮捕後の調べに対し「日本人は防犯意識が低く、スリをしやすいので、生活費を稼ぐために何度も日本に来て、スリを繰り返した」と供述した。先週火曜日には大阪・関西万博の会場で、共犯者と共におよそ12万円が入った財布を盗んだとして、再逮捕されている。
防寒カメラに収められてるさまざまな犯行の瞬間のVTRについて、教育アドバイザー・清水章弘は「学校現場の話でいうと、防犯カメラっていうのが、不審者、侵入防止っていう目的で設置されているが、普及率はまだ64.6%で、そこも増えてないので学校現場も含めて防犯カメラをもっともっと設置されてほしいなと思う。」とコメントした。
猛暑や大雨の影響で9月に入って食材の価格高騰が止まっていない。きょう、埼玉・川口市内のスーパー「新鮮市場東本郷店」に行ってみるとトマトやキャベツなど野菜の価格高騰が続いていた。また新米の茨城県産のコシヒカリが一番売れており、5キロあたり税込み価格4838円で販売されている。その隣に並んでいるのは、全部去年の令和6年産なのだが、値段を見てみると、ほとんど新米と価格が同じになっている。こちらのスーパーでは、新米の仕入れ値が高く、値下げできないため、去年産と同じ価格帯で販売している。
あべのハルカスにある近鉄百貨店で行われている北海道物産展ではタラバガニやホタテ。ぎっしりと詰め込まれたウニなど、北海道で厳選されたさまざまな食材が販売されているのだが、今、この物産展を巡って異変が起きている。バイヤー歴27年、近鉄百貨店で北海道物産展を企画した、森島尚さんは年間100日北海道に通っているというが「旬のものがないっていうのが、よく出てくる。恐る恐るなんか商談するっていう形は、やっぱり最近は多い」と語っていた。この日バイヤーの森島さんが訪れたのは、北海道江別市のトウモロコシ畑。父親と共にトウモロコシを育てて10年の滝さんが作るのは、皮がやわらかく甘みの強い「しろみつとろきび」。百貨店にも多くの問い合わせが寄せられる大人気商品だ。しかしここ数年の異常な暑さにより、おととし、去年と不作が続いた。ことしは対策を重ね、トウモロコシはなんとか成長。ただ、暑さが原因と見られるヨトウムシという幼虫による食害もでているという。
異例の暑さの影響を受けるのは畑だけではない。全国シェア95%を占める北海道産の昆布。その中でも、天然物で高品質な日高昆布を生産している新ひだか町で120年以上続く昆布店の5代目、磯貝光請さんによると、昆布は水温が23度以上だと岩に付着しないといわれる中、おととしは26度まで上昇し、去年、昆布が全く取れずに物産展への出店を断念した。ことしは無事、出店できることになったが、変わらず厳しい暑さが続き、先行きが見えないという。北海道の昆布の生産量はここ30年で3分の1ほどに落ち込むなど、年々、減少傾向となっているうえ、和食離れも進み、消費量自体も減っているという。厳しい状況を打開しようと、今年の物産展では、昆布を使った豚まんを販売することに。付加価値を高め、昆布の可能性を知ってもらおうと、磯貝さんがみずから開発したという。
日本が誇る一大生産地・北海道に迫る危機に立ち向かう人たちも。従来のカボチャは葉が生い茂る中で、どこにあるか分からない実を探し出さなければならず、収穫が大きな負担となっていた。北海道では農業従事者の高齢化が進む一方、新規就農者は減少傾向が続いているそこで札幌市内では、カボチャの実がなる位置を改良した新品種「栗のめぐみ2号」を開発。、短節間性品種と言われているものは、植えた所の近くに、このように、実がなりやすいので見つけやすい。作り手が減る中で、農作業を楽にするための品種開発を急いでいる。暑さ対策に頭を抱えるのはトウモロコシ園でも同じだ。生産者を支援する会社とタッグを組み、ことしから農業のデジタル化を開始。畑に設置した機械で、気温や地中の温度、水分量を計測し、畑を離れていてもスマートフォンで確認できる。こうして農作業を見える化することはこの先もトウモロコシを作り続けることにつながる。変化に苦しみながらも生産者たちは、日本の食料基地としての役割を果たそうと模索している。
埼玉・川口市のスーパー「新鮮市場」から東リポーターが中継で伝える。北海道産の食品に異変。スーパーでの販売価格にも影響が出てきている。流通量が少なく、玉ねぎは1玉84円と安いときの2~3倍の価格となっている。トマトは1カゴ626円。ほうれん草は1束149円など安い。サンマがいまお買い得で1匹200円~。新鮮市場の飯田店長は「じゃがいも、玉ねぎがダメージがデカい」、「トマトもすごく高い。野菜だとキャベツ、レタスも高くなっている」、「これから九州の野菜が10月くらいから出る」などと述べた。美味しいサンマの見分け方は口先が黄色い、黒目が澄んでいる、背が青黒くて艶やかなど。新米の茨城県産コシヒカリは5キロ4838円。令和6年産の値段が新米とあまり変わらないという。飯田店長は「値段はちょっと去年と同じか、これ以上に上がってくるんじゃないか」などと指摘した。