- 出演者
- 橋本五郎 おおたわ史絵 西山耕平 奈良岡希実子 パックン 東ふき 伊藤遼 西尾桃
「速報北海道車9台が衝突、運転手が“逃走中”ひき逃げ事件2人ケガ」などのラインナップを伝えた。
オープニング映像。オープニングの挨拶。
北海道恵庭市の国道であわせて9台の車が衝突、2人が搬送される事故があった。事故を起こした車の運転手は逃走。警察はひき逃げ事件として行方を追っている。
元警視庁刑事・吉川祐二を紹介した。
北海道恵庭市の国道36号で9台の車が衝突する事故があり、陸上自衛隊の車両や乗用車が巻き込まれた。2人が搬送されたが軽傷。事故を起こした車は逃走しようとしたあと複数の車に衝突した可能性がある。犯人は車から降りて逃走中。警察はひき逃げ事件として捜査している。吉川が「現場は直線の一本道でそうとうな速度が出ていたことは考えられる。損傷が大きい」などとコメントした。
秋篠宮さまと悠仁さまが大阪・関西万博を訪問されている。大屋根リングを視察された悠仁さま。万博協会関係者からリングの構造などについて説明を受けられた。今回の視察は悠仁さまにとって初の単独公務となる。次に訪問されたのは兵庫県や京都府など9府県が共同で出展している関西パビリオン。鳥取砂丘の砂や恐竜のフンの化石などに触れ「各地を訪問してみたい気持ちになりました」と述べられた。秋篠宮さまと合流し、オランダ館を訪問。秋篠宮さまはオランダと親交があり、日蘭協会の名誉総裁を務められている。
大阪・関西万博から中継。悠仁さまが大屋根リングの内側にあるパビリオンを視察されている。お一人での公務は万博が初めて。きょうは大屋根リングや関西パビリオンを視察された。午後からは秋篠宮さまと合流され、オランダ館を視察。オランダ館は水と共生する社会をテーマにしたパビリオン。オランダ館を出たあとタイパビリオンを視察される。
昨夜緊急会見を開いた群馬県前橋市の小川晶市長。謝罪の理由はきのうインターネットのニュースサイトが報じた市長の不倫疑惑。職員の既婚男性と複数回ラブホテルに通っていたほか、男性との合流に公用車を使用していたと指摘されたことを受け、会見を行った。独身の小川市長。男性職員とラブホテルに行ったことは認めたが、「男女の関係はなかった」と主張。ホテルで会っていた日の中には群馬県各地で猛烈な雨が降り、気象庁が記録的短時間大雨情報を発表した今月10日も含まれていた。市長は弁護士で元県議の経歴を持ち、去年2月に初当選。前橋市では初めてとなる女性市長。あす市長から議員に対して説明の場が設けられる。
きのうインターネットのニュースサイトで市の男性職員とのラブホテル密会を報じられた群馬県前橋市の小川晶市長。元々弁護士で2011年に県議会議員として初当選。去年2月に前橋市初の女性市長として当選(市のHPなどによる)。きのうインターネットのニュースサイトが不倫疑惑を報道。市長は会見で謝罪、「男女の関係はないが誤解を招く軽率な行動と深く反省している」などと話した。小曽根議員は「あすの議会閉会後議員に対し事実を説明していただく予定。その後にどう対応するか決めたい」などと話した。おおたわが「どうしてそういう場所を使うのか、場所選びが根本的に大人として間違っている」、パックンが「場所選びの間違い」などとコメントした。
海外から大勢の人が到着する国際空港の裏側を密着取材。客の手荷物から次々見つかる違法な持ち込み。マレーシア人の所持品からは不正薬物の反応が。中国からの荷物の中に大量の注射器が。
関西国際空港にある動植物検疫。中国から到着した女性が検査官とモメていた。国際空港のウラ側に「ミヤネ屋」が密着。マレーシアから来た客に違法薬物の反応が。中国から届いた荷物から大量の注射器が。ベトナムから来た女性が驚きの行動に。ルイ・ヴィトンのバッグを「捨てる」と言い出した。日本を守る水際対策の最前線、動植物検疫と税関。知られざる取り締まり現場に密着した。
関西国際空港。年間の訪日外国人が過去最多ペースのいま、大阪・関西万博も後押しし、一日の利用者は9万人以上。増加している禁止されている食品類の日本への持ち込み。海外から持ち込まれる鳥インフルエンザや口蹄疫といった家畜の伝染病や農作物に被害を及ぼす害虫の侵入を24時間態勢で監視している動植物検疫。スリランカから来た男性。箱の中から出てきたのはスリランカ産の野菜や果物。生の野菜や果物はほとんどが持ち込み禁止、廃棄処分されることとなった。中国人男性の手土産を開封、中から出てきたのはクルミ。クルミの殻には「コドリンガ」という害虫が生息することがあるため殻付きの持ち込みはできない。次々出てきたビーフジャーキーや豚肉のおつまみ。肉類は生をはじめ加工品も持ち込み禁止。
去年1年間で処分された肉製品の持ち込みは約20万件と過去最多。禁止品発見の最前線で活躍する検疫探知犬。検査を受けることになった親子。かばんから出てきたのは持ち込み禁止の果物「あんず」など。中国人夫婦のスーツケースに入っていた黒い袋。入っていたのは冷凍された豚肉の塊。コメを包んだ焼売のような料理、「肉は入っていない」と一点張りの女性。別の袋には大量の中華まん。大阪で暮らす娘と家族に中国の家庭料理でスタミナをつけさせたいと、様々な料理を作ってきた。
大阪・関西万博を狙ったテロや不正行為を防ぐため、大阪税関は水際対策を強化している。職員からかばんを開けるよう促されたマレーシアから来た男性。スーツケースの中を布で拭き取ると麻薬「ケタミン」の反応が。男性は違法薬物の所持や使用を否定。厳重な検査も行ったがケタミンは見つからず、入国となった。関西空港で押収された合成麻薬「MDMA」。末端価格は約2億円。ヨーロッパから来た客の荷物から発見された。金の密輸も急増している。ベトナムから来た男性の荷物から見つかったたばこの箱。たばこは日本へ入国するとき200本を超えると税金がかかる。男性は1800本と刻みたばこを持っていたが申告していなかった。別の日にはスーツケースを開けると大量の菓子箱が。中から1万2000本のたばこが見つかった。SNSなどで販売するために持ち込むケースが多いとみられている。
多くの入国者がやってくる関西空港。税関の申告カウンターを訪れたベトナム人女性。職員が目をつけたのはルイ・ヴィトンの紙袋。商品が正規品であるか確認、コピー品でないと判断。バッグの価格は約30万円。海外で20万円以上の買い物をした場合、日本に持ち込む際税金がかかる。バッグを手放した女性。税関職員も驚いた高級バッグの放棄。
ブランド品をめぐっては、コピー品の押収量が年々増加、取り締まりは税関が行っている。関西空港に隣接する大阪国際郵便局。去年大阪税関が輸入を差し止めたコピー品の7割以上が郵便物。中国から届いた小包から出てきた「シャネル」のロゴが入った箱。中には財布が入っていた。コピー品の疑いが強い。医薬品、サプリメントなど健康に関わるニセモノも多く、去年税関が差し止めた知的財産侵害物品は全国で約130万点。大阪税関だけでも1日平均1000点以上のニセモノの輸入を防いでいる。国際郵便の中にも危険物や違法薬物が隠されているおそれがある。菓子や日用品、メジャーリーグ選手のグッズなどが入っていたアメリカからの荷物から大麻の反応が。職員によるとアメリカから送られた際、包に大麻の成分が付着した可能性がある。
静岡県に住む女性の携帯に、「捜査2課のサトウ」と名乗る人物から電話が入ったのはことし4月。静岡県警から提供された実際の詐欺電話の様子。警察官をかたる男が、女性に銀行に行くよう迫る詳細なやり取りが記録されていた。ニセの警察手帳を提示し、女性を信じ込ませようとする男。さらに銀行には共犯者がいると嘘をつき、誰にも言わないよう要求。大阪府では先月1日から全国で初めて、高齢者がATMの操作中に携帯電話で通話することを条例で禁止するなど、各所で入金の際の注意喚起が一層なされている。そうした状況を想定していたのか、男はさらに具体的な指示を続けた。「電話をつなげたままポケットに入れて向かってください。質問とかがあれば“外に出て”から私に声をかけてください。中では絶対に電話しないでください」と話した。ニセ警察官による詐欺はことし1月~7月までの7か月間で5700件を超え、被害総額は約480億円にものぼる。その標的となったのは高齢者だけではない。ニセ警察官による詐欺被害を語ったのは40代の男性。「自分は絶対にだまされない」と信じて疑わなかった男性が、多額の金銭をだまし取られるまでの間、心理状況はどのように変化していったのか。突然の電話で告げられた「逮捕状」という言葉。最初は不審に思っていた男性だったが、名前と住所を言い当てられたことで一気に緊張感が増した。やりとりがおさめられた音声データには、男性の動揺ぶりがはっきりと滲んでいた。LINEのビデオ通話の中で警察の制服を着た男が登場すると、男性の不安はさらにかきたてられたという。男性の脳裏を埋め尽くしていたのは、「早く疑いを晴らしたい」という一心。結局、誘導されるがままに指定された口座に100万円を振り込んでしまった。
「私は大丈夫」との自信を嘲笑うかのような巧妙な手口は他にもある。今月11日、東京都市部を襲った記録的豪雨。1000棟を超える浸水被害をもたらした大雨が過ぎ去った直後、不審な訪問が相次いだという。災害時の不安な精神状態につけこんだ売り文句とは。先週、警察官になりすまし、70代の女性から現金約1000万円をだまし取ったとして、台湾出身の男が逮捕された。男は女性が家族や警察に相談しないか、在宅時の一部始終を監視していたという。さらに5年に1度の国民の義務に訴える新手の詐欺にも注意。大切な個人情報が根こそぎむしり取られる恐れがある。防ぐ手だてはあるのか。
全国で特殊詐欺の被害額が過去最悪にのぼっている。2024年は過去最悪の718.8億円の被害があったが、今年は1~7月の間だけで722.1億円の被害が出ている。その衝撃の内訳は、ニセ警察官詐欺が481.9億円で、被害総額の66.7%を占めている。新しい手口としてあるものを使って被害者を監視しているのではないかという。詐欺の疑いで逮捕されたのは張俊龍容疑者。先月~今月にかけ仲間と共謀し、警察官などになりすまし大阪府の70代の女性から、現金約1000万円をだまし取った疑いがある。張容疑者の詐欺グループが、「あなた名義の口座に詐欺の被害金が振り込まれている」「無実を証明するため現金を引き出して、封筒に入れて玄関前に置きなさい」という電話があった。そして被害に遭った。70代女性に見守りカメラの設置を指示した。女性は見守りカメラ2台を購入し、玄関とリビングに設置していた。見守りカメラ設置の真の理由は、警察・家族に相談していないか監視していたのではないかという。金塊を購入させて詐取を働く巧妙な手口もある。ことし1月から、ニセ警察官などから「事件に関与しているかも、あなたのお金を調べる」と電話があったそう。そして金の延べ棒を買い玄関先に置くよう指示があった。北海道の70代の女性は結果として、3度にわたり金塊をだまし取られ、被害総額は1億9800万円にのぼる。金塊詐欺も認知件数は増えていて、1~7月の間に71件(65件がニセ警察官詐欺)。被害を未然に防止した例がある。先月、大阪市の貴金属店で80代の女性が「金を購入したい」と訪れた。店員が「なぜ買うのですか?」と質問をしたところ、女性はしばらく答えずその後、「金を購入しないと逮捕される」と話した。店員が詐欺だと気づき、被害を未然に防いだ。貴金属店の店長によると「『言わないように』と犯人から口止めされていたようです。(被害者が)金を買いに来るときは、詐欺グループとある程度、信頼関係ができていて、私たちが説明してもなかなか聞き入れてくれないことが多い」とのこと。
5年に1度の義務の国勢調査を利用した詐欺が出てきている。国勢調査は今月20日~来月8日まで実施される。5年に1度行われる統計調査。「氏名」「性別」「家族構成」など17項目の調査項目があり、回答は義務となっている。警察などは、義務であることにつけこみ国勢調査を装い、個人情報等をだまし取ろうとする詐欺に注意してほしいと注意喚起している。詐欺のパターン1は電話。ことし3月、自動音声で「国勢調査に協力しないとブラックリストに載る」という電話があった。また、ことし3月、調査員を名乗る人物から、家族の個人情報、税金の支払い状況などを尋ねられた。注意すべきなのが、基本的に国勢調査で電話をすることはない。パターン2はメール。国勢調査をかたったメールが届くそう。不審な点は、「特典について、オリジナル記念品を進呈いたします」というもの。注意は、メール内のURLにはアクセスしない。国勢調査でメールは来ない。ニセモノのHPを紹介。電話番号と認証コードを使って公式サイトに不正ログインするのが目的。パターン3は訪問。先月、40代の女性が自宅にいたところ、「国勢調査です」と男性が訪ねてきたそう。ただ女性が調査員証の提示を求めると、男性は提示せずその場を去った。本物の調査員は顔写真・公印付きの調査員証と手提げ袋を持っている。改めて警察庁はHP上で注意喚起を行っているが、次のようなことは確認しない。銀行口座の暗証番号、クレジットカード番号を確認することはない。金銭を要求することもない。資産状況を確認することもない。