- 出演者
- 藤村幸司 中山正敏 橋本五郎 宮根誠司 おおたわ史絵 奈良岡希実子 伊藤遼 西尾桃
「東京・江戸川区にも出没、イノシシ出没相次ぐ 千葉・浦安市でも目撃情報」「名古屋主婦殺害 心理学者が解説、夫の“元同級生女”犯行動機“4つのナゾ”を分析」のラインナップを伝えた。
オープニング映像。
東京・江戸川区で出没が相次ぐイノシシが千葉・浦安市でも目撃された。浦安市から生報告。11月3日に松戸市、翌日4日に江戸川区の住宅街で目撃された。浦安市ではきょう堀江地区、きのう日の出地区と北栄地区で目撃されている。目撃情報は浦安市役所・浦安警察署まで。浦安市内の小中学校は登下校中の見守りを実施。
イノシシの目撃情報。おととい午前6時ごろから江戸川区の複数地点で目撃されている。千葉・浦安市でもきのう午前2時半ごろからきょう午前6時半ごろまで目撃されている。イノシシの生態に詳しい長岡技術科学大学・山本准教授は「江戸川を遡っていくと渡良瀬遊水地があり川を下ってきた可能性がある。恐らく逃げ隠れするところがなくパニック状態でさまよっていると思う」「(イノシシを見かけたら)1m以上の高所に避難するなどの注意が必要」と指摘する。
連日クマが出没する異常事態。山形・鶴岡市では住宅の庭に体長約70cmのクマが出没し市の職員が麻酔銃で捕獲し駆除された。富山市内では直売所の隣の茂みにクマが出没し緊急銃猟により猟友会がメスの成獣1頭を駆除。秋田県ではきのうから自衛隊の支援活動がスタート。ことし約290頭が捕獲されている鹿角市で、猟友会の捕獲用のおりの設置などの後方支援を行う。防衛省によると全隊員が防弾チョッキを着用しクマスプレーを携帯している。県内の半数の自治体が自衛隊の支援を検討していて調整を進めるとしている。
群馬・みなかみ町のリンゴ園では先月からクマが毎日出没。ドローンで確認すると、2頭の親子グマがリンゴを食べる姿が目撃された。クマの生態に詳しい岩手大学・山内貴義准教授は「特にことしは餌がないので引き寄せられて来る。冬眠が遅れる可能性もある」などと指摘した。北海道猟友会砂川支部長・池上治男さんに密着取材。箱ワナにかかった約1m50cmのクマ1頭を確認。箱ワナで捕獲されたクマは市に渡し駆除されるという。シカの死骸近くに子グマを発見、より危険な親グマが近くにいる可能性がある。周囲に建物があるためハンターはすぐに発砲できないという。池上さんは「地元に密着しているハンターは住んでいる農家の人や地域住民の安全を願っている」と話した。
きのう秋田・仙北市の大村美術館や千秋公園にクマが出没。今月13日から秋田・岩手では、クマが生活圏に出没しハンターが間に合わないときなどに機動隊の警察官がライフル銃でクマを駆除する運用を開始。当面の間、ライフル銃を所持した機動隊員2名と指揮官、市町村との調整役の4人でチームを組、1県あたり2チーム設置する。橋本五郎は「箱わなの運搬・設置、それを自衛隊がやることなのか」「警察のライフル銃使用はもっと早くやるべきだった」などとスタジオでコメントした。
名古屋の主婦殺害事件で逮捕された被害者の夫の元同級生の女は事件について自身の家族には話していなかったとみられることがわかった。被害者は1999年愛知県名古屋市のアパートで殺害され今月1日に殺人の疑いで名古屋市の69歳の女を逮捕。女は犯行の際に「手にけがをした」という趣旨の供述をしているが当時病院で治療を受けた履歴は確認されていない。新潟青陵大学・碓井教授によると女は26年間の逃亡の間は「一般の人と同じ生活をせざるを得なかったのだと思う」と話した。女は事件当時夫や子どもと生活していたとみられているが学生時代に被害者の夫に好意を寄せていた。
被害者の夫の元同級生の女の犯行動機4つのナゾ。高校卒業から25年犯行に及んだ?、感情の矛先が元同級生の妻に?、同じ地域に居住?、このタイミングで出頭したのか?。女は被害者の夫と同じ高校、同じ部活で大学時代に被害者の夫のもとを突然訪問していた。高校卒業から25年後の事件から5か月前にOB・OG会で再会。明星大学・藤井靖教授によると未成年(特に思春期)のときに“かなわなかった”ことは大人になっても心から消えないことがある。「未完の行為」について解説。新潟青陵大学大学院・碓井教授は「この事件はストーカー殺人事件に近い」という。
加害者の思い込み「恋愛成就しないのは…」(相手のせい・相手の周りの人のせい)。新潟青陵大学大学院・碓井教授は「恋愛が成就しないのであれば満たされないことで一線を越えるような行動を取ってしまう」という。亀井弁護士は「鑑定留置で容疑者の精神構造の流れを解明する必要がある」としている。
夫の元同級生の女。事件5か月前にOB会で再会、被害者の夫は「容疑者は結婚していま頑張っていると。それ以来会っていないし電話番号も知らない」などと話している。事件から26年同じ地域の居住、明星大学・藤井教授は「多くの犯罪者は犯行現場から離れたいという衝動に駆られるが…。容疑者は『自身の生活を守り続けたい』という思いから生活に変化がつけられず動くことができずにいたのでは」、新潟青陵大学大学院・碓井教授は「追い詰められた人は動けなくなるので身動きのできない26年だったと思う」などとしている。被害者の夫は26年間現場を保存。おおたわが「容疑者の認知の歪みがそうとう強いものだと思われる」などとコメントした。
「過去最悪詐欺被害3億5000万円超被害も」などのラインナップを伝えた。
北海道北広島市、暗がりのなか止まった1台のトラック。降りてきたのは3人組。次々と何かを荷台に載せていく。防犯カメラに気付いたのか、自分たちが映らなくなるよう角度を変えた。盗まれたのは金属などの買い取りを行う会社が保管していたタイヤホイール約350本、被害額は計90万円。午前3時過ぎ、再び現場に戻ったトラック。その後6回出入りし、繰り返し盗みを働いた。近年アルミの価格は高騰が続き、5年前と比べ1キロ当たりの値段が約2倍に(開明伸銅による)。警察は窃盗事件として3人組の行方を追っている。
イギリス・バッキンガムシャー州のスーパーマーケットで起きた大胆過ぎる窃盗の一部始終。ガラスを突き破りショベルカーが店の中から引っ張り出したのはATM。店の外に出されると数人の男らが車に乗り込み、ATMを積み込み現場を去った。警察は事件として情報提供を呼びかけている。
イギリスではある物を狙った窃盗事件が急増している。ロンドンで去年1年間で盗まれたスマホの数は8万台以上。ロンドン警視庁が英国史上最大規模となる摘発を決行。浮かび上がったのは巨大密輸組織の存在。
会社にあったお菓子を食べたら窃盗になるのか、裁判にまで発展した前代未聞の事件。100円ちょっとのチョコパイとカスタードケーキを巡り、100万円以上の弁護士費用を費やしている被告。先週控訴審が開かれたチョコパイ裁判。司法の判断は。
後を絶たない万引被害に悩まされる京都府内のスーパー。店から依頼を受けた万引きGメンに密着。カメラが捉えたのは万引き犯確保の瞬間。取り押さえられた男、その口からは次々と衝撃の事実が。
特殊詐欺に詳しいジャーナリスト・多田文明を紹介した。
特殊詐欺の被害額は年々増加(警察庁HPより)。ことし1~9月の間に965.3億円、うちニセ警察官詐欺は661.2億円。ことし7月中旬~先月8日、仙台市に住む女性はニセ警察官に金、現金合わせて約3億5800万円だまし取られた(仙台南警察署による)。先月国内最大規模の口座ブローカー集団が逮捕された。ブローカー集団はことし2月以降900件以上の口座を売却し、16口座に詐欺の被害金が少なくとも1億円以上入金されていた。チャットには中国語でやり取りした記録もあり、海外の詐欺グループにも口座を売ってるのではないかとみられている。多田が「詐欺の手口は警戒心の薄いところを狙ってくる。いまは若い人のスマホにもかかってきて全体的な被害が増えている」などとコメントした。
京王電鉄にある大学の広告にニセQRコードシールが貼られていた。電気通信大学は「京王線車内の広告にQRコードは記載しておりません。悪意のあるページへの誘導の可能性がございます。読み込まないようご注意ください」とXに投稿。京王電鉄は警察などと連携し、適切な対応をとるとしている。普段からQRコード決済を利用する人は59.5%(総務省より)、利用額は去年13.5兆円(経産省より)。日本プルーフポイント・増田幸美によるとニセQRコードのメール攻撃は世界でことし1~10月の間に800万件以上、ことし1~3月の期間で見るとおととしと比べて約500倍。増田は「スマホで読み取るだけで簡単にサイトに飛べ、ユーザー側からするとどこに飛ぶか一目ではわからない」としている。インターネットで洋服を購入。業者が「在庫がないので◯◯ペイで返金する」とし、送られてきたQRコードを読み取り「99980」と入力、9万9980円だまし取られた(国民生活センターによる)。多田が「騙す側としてはみんなが使っていて警戒心がないところをついてくる」などとコメントした。
